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10月28日(土)

30になった。

深夜12時をまわって「お、30になってる」と感じ、
落ち武者ヘアーの自分を鏡でみて、
「いいんでないの?こんな30も」
となんだか凄く楽になった。

20代に無理矢理しがみついているような日々とオサラバし、
新しい期待膨らむ感じ。
ほほ。さようなら~

朝、起きると團十郎さんの事務所から「FEATURING EBIZO 2006」が届く!
思わず小躍り。
成田屋さんのグッズのコーナー
でも紹介されているこの海外公演のレポートをしている冊子に
少しだけ絵でお手伝いをさせて頂いたのでありました。

ああ、ありがたや、ありがたや。

今日は一日中家で個展の絵を描く。

あまりに「かさね」をビデオでエンドレスで流し過ぎたため、だんだん
要所要所を覚えてきてしまった。
家にあるのは、先日のこんぴら歌舞伎の海老蔵さんと亀治郎さんの「かさね」と
歌舞伎チャンネルから録画した梅幸さんと先代の幸四郎さんの「かさね」
これを交互に見る。

清元の声も違うし、
もちろん役者さんで180度違って聞こえる。

梅幸さんって映像でしか見たことがないけれどやっぱり声を聞いて、
話のトーンを耳で知るだけで良いなーという気分になる。

アルバイト先に、昔の役者さんのことをブロマイドを見せながら
話してくれるおじいさんが居て、大好きだったことを思い出した。

他の組み合わせの「かさね」も見たいなあ。

夜は家族で自然食のバイキングへ。
小さな子供連れの家族が多くてびっくりした。
やはり健康にきにしているのかー

バイキングってどうも貧乏症で「もっと喰ってやろう!」という気分に
なり過ぎる。
もうちょと腰をおちつけてゆっくり食べてもよかった。とほほ
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10月27日(土)

昼間はコツコツと絵を描き、DMを書き→投函。

その上、なんと母に風呂場で髪の毛を切ってもらうという暴挙に出る。
いくらなんでも母に切ってもらったのは小学生以来か?

結果、出家を覚悟した落ち武者のような髪型となる。
だいたい20センチくらい切っただろうか。
すっきりした。
まあ、ほとんど結んでるからいいだろー。と
ちょっと動揺している自分をなだめる。


夜は今日までだった沖田君の映画
「このすばらしきせかい」の最終上映に行く。

沖田君の映画は短編の「進め!」も良かった。
そして長編の今回もやっぱり良かった。

随所に小津安二郎好きを感じ、また
「分かりやすい」ということから逃げてないのも感じがよかった。

最後はなんかうやむやでうやむやなのだけど
何故かうやむやに涙が出そうになって参った。

映画館を出ると、池袋のイケナイ、コワイ繁華街で
思わずドキドキして道に迷う。

こんなに駅から近い所で迷った自分て。。
と思いつつ新宿で降りると
後ろから由佳に呼び止められた。

やっぱり沖田君の映画の帰りだという。
ほほ。全然気が付かなかった。

20代最後の日としてはなかなか良い日だった。
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10月26日(木)

昨日の給料日を避けたのに、銀行のATMが長蛇の列でびっくりした。
私は月毎に決まった日に、お給料が入って来ないので、
関係ないのにまきこまれる。とほほ

そして、後期の年金!!を納め、
切手をどっさり買って、お金が泡のように消えて行った・・。

年金、去年より半年で2500円くらい増えてるってどういうことよ。
これが痛みを伴う改革ってやつですか・・

家に帰って個展の準備。
絵の具の乾くのを待つ間に宛名をこつこつ書く。
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10月25日(水)

朝起きたら仕事の直しがやってきたので、
それにつききり。

ウマイことおしゃれで洒脱な絵が描きたいのに
なんでこの泥臭さは。
はあ。

終わって個展の準備。

今回は結局全部B1パネルでの展示になりそう。
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10月24日(火)

歌舞伎観劇。
待望久しい海老蔵&菊之助の「曽我対面」

思い返すとあれはもう4年も前、松緑襲名興行での「対面」を
心待ちにしていたのに、喉の調子が悪く休演。
今だと考えられないお父さんの団十郎が代役を勤めるという
ある意味贅沢な舞台だったけれども、
やっぱり海老蔵(当時新之助)の五郎が見たかった!

おおーーマッテマシタ!

去年の「ひらかな盛衰記」の「兄じゃが~」という弟役もよかったけれど、
今回の五郎も良かった!
菊之助と団十郎が横に居るのも嬉しそうで嬉々として演じてるのも良かった。

私の感じたことをそのままに上村以和於さんが書いていたので
こちらを見て
うんうん!その通りだわい!
と溜飲が下がる思いが致しました。

工藤に迫って行く所なんて、
なんだか悲しくさえあって良かったなあ。

その後、奥村書店でまたも煙たがれながらも2千円以上する歌舞伎の専門書を
ヒーヒー言いながら購入。
なんで客を差別するんだ!ひでえなあー。

そして日本橋三越の「歌舞伎展」へ。

見どころは少なく、点数もちょぼちょぼでわりと淋しい展示だったけれど、
それでも舞台ではここまで視近距離で衣装を見ることはできないので、
じいいくり拝見。
錦糸銀糸を駆使した衣装は凄いけれど重そう!

ちゃっかり籠にも乗って、最後のお買い物コーナーでは
吉田千秋さんの歌舞伎座写真集も舐めるようにして見て帰る。

吉田さんの写真は、なんというかピンぼけだったり
画像が荒かったりするのだけれど、
「これか撮りたいんじゃ!」という臨場感が感じられて
綺麗綺麗な感じより凄く良いなあと改めて思った。
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