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仕事の一覧

仕事の一覧、わかりやすく
TISのホームページにまとめてあります

古谷充子 |【東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)】Tokyo Illustrators Society

第一線で活躍する東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)会員の古谷充子のページです。プロフィールや仕事、ニュースをご覧いただけます。

 

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2022年7月の日記

7月はずっと仕事をしていた。
頭の中はそれに囚われて
反芻する日々。
作業量は多くないけれど、
ひたすら頭は仕事のことで充満している。
ここ10年位この時期はずっとそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

他で面白かったのは
ツール・ド・フランスで、
三年くらい前から本格的にはまって
サイクルロードレースを
よく見るようになった。

今年は特に面白かった。
去年あっさり序盤でポガチャルという選手が
他を圧倒した強さで早々に優勝を決めてしまい、
今回もそんな感じだろな、と思ってたら
そんなのは杞憂だった。

すごかった。

そんなに全然詳しいわけでもなく、
ロードバイクにも乗らないにわかファンなのに
こんな漫画を描いてしまうほど。







結局ヴィンゲゴーが勝ちました。
勝った時のワウトの泣いた姿が印象的。

そして今頃ログリッチはどうしているのか。
ああログリッチログリッチ。

そしてそして
今年はこのあとにツール・ド・フランス・ファムという
女子レースも始まり、
ツール・ド・フランスロスになるかと思いきや、
女子のおかげでそれもなく楽しく過ごせたのでした。
女子だとルドヴィクさんが可愛かった〜。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

オンライン英会話、続いている。
始めてからまる2ヶ月
ほぼ毎日朝起きたらレッスンしている。

中学1年生の講座が7月半ばごろに終わり、
今は中2の講座を勉強中。

この歳になって中1からやり直せるものがあるなんて
なんだか嬉しい。全くもって苦手中の苦手だった
英語が、ほんの少しずつでも
わかるようになっている過程が楽しい。

お気に入りの先生が二人居て、
交互に受講していたのだけれど、
その先生たちが言っていることなら
だいたい(だいたい)理解できるようになってきたので
今は色々な先生にあたって受講している。

非英語圏の方の単純な英語なら少しだけ
聞き取れるようになった。
サイクルロードレースのインタビューは
ほとんど非英語圏の選手で、みなさん英語で話しているので
とても勉強になる。

それにしても便利な世の中だ。
ちょっとわからないことがでてきても
ネットで調べると詳細に説明してくれる。

初歩の初歩すぎて

I am going to Hawai
I am going to go to Hawai
の違いとか

I don't go to Hawai
I won't go to Hawai
(ハワイに意味はないです。ハワイ行ってみたい)
の違いとか

「won't」 と「want」の
発音の違いとか
そんなところですぐつまづいてしまうので本当にありがたい。

英語系のYou Tubeもよく見るようになった。
初めてユーチューバーなる人たちにも
はまりよくみている。

Kevin's English Roomなる人達で、
「can」と「be able to」のニュアンスの違いとかを
深く掘り下げてくれたりして
とても助かっている。

お勉強に関係ない
おもしろ動画も多数投稿していて
特にすごかったのが
これ



これ、ハンバーガーの中に入っている
ハンバーグの概念覆されます。
作ってみたら
めちゃくちゃ簡単な上に
めちゃくちゃ美味しいです。
これほんとすごい。革命的。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

相変わらずのオタク、フジファブリックのライブにももちろん行きました。
松本と最終日の日比谷野音。
めっちゃくちゃよかった。
どっちもよかったけど
特に日比谷野音、最高だった。
めっちゃくちゃ暑かったけれど、
真夏の夜空の下で踊り狂って汗だくになって
ほんと楽しかった。


とこう書くとほとんど遊んでばっかだな。
ほんとに仕事してたんかいな、って感じですが、
やっておりました。
ちなみに今月も全然読書できず!
来月こそ。



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2022年6月の日記

今月はとにかく忙しかった。
25日〜27日まで長崎大分と旅行したのが最大のハイライトで、
それまでは本当に詰め込み詰め込み仕事をしていた。

とはいえ本当の売れっ子の方々に比べれば
屁でもない量なのだけれど、
じつは時々パンクした。

仕事をしているうちに
目が回ってきて極度に焦り、
頭が真っ白になり、呼吸が浅くなる。

こうなるともう仕事どころの騒ぎではない。
一旦寝る。これに限る。
仕事が忙しい忙しいといえども
夜はしっかり寝ていたのだけれど、
こういうときは
昼間だろうがなんだろうが
横になる。
目を瞑る。ちょっと寝る。
身体がめちゃくちゃ硬直しているのがわかる。

それでも一時間半ほど寝るとすっきりして
もう一度仕事に向かえる。
今の仕事量が
自分の限界だとわかっているのだけれど、

いかんせん単価がめちゃくちゃ低く、
これでは生活できるレベルに無い。

ここ数年で単価が如実に下がった。
どこに景気がいいところがあるのだろう。
私のまわりには皆無だ。

それでも未だに絵を描くことは楽しく、
クレヨンを使って仕事をしていることが
未だに不思議に思う。
ありがたい。
嬉しい仕事。どうすれば単価があがるのだろうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんな中、先月始めたオンライン英会話は続けていた。
朝起きてすぐ25分間のレッスン。
どんなに忙しいっていっても
私ごときの忙しさだったら
朝25分時間をとるなんて簡単なことだ。

1ヶ月通してレッスンした日は22日間。旅行もしたので
それなりに自分ではよく頑張った。
まだまだ初心者オブ初心者。
ちょっと意思疎通できるようになったかな
なんて思った次の日はなんにも通じなくて落ち込むの
繰り返し。
とりあえず一ヶ月一ヶ月
続けることを目標にしよう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




そんなこんなで目を白黒させながら仕事をし、
ちょいと積み残しつつも
長崎へ。

毎度おなじみフジファブリックのツアーを観に行くのに合わせた
便乗旅行であります。

ようやく色々旅行も解禁されてきたので
思い切って行ってみました。

これが実に楽しかった!!!

超強行スケジュールだったので、
自分の体がもつか心配だったのだけれど、
好きなものを見たり
無理しない技を見つけたりして
どうにか楽しく過ごすことができた。

体力温存の秘訣

その1 成田エクスプレスを使う。
私は貧乏旅行なのでLCC(ピーチ航空)を使って長崎、大分に行った。
なんと片道5000円くらいなので、静岡とか長野なんかに行くより安いくらいでいけてしまう。
その分、貴族の乗り物だと思っていた成田エクスプレスに乗ることにした。
ネットで予約すると800円ほどの特急料金で新宿から成田空港まで
ガラガラの車内でぐーぐー寝ながら乗換なしで着いてしまう。
このおかげで成田に行くことが全く苦ではなくなった。
LCCをお使いの皆様全員に成田エクスプレス、おすすめです。本当に(回し者ではありません)

その2 大浴場付きの宿に泊まる。
どんなに安くてもなんでもとにかく大浴場付きの宿に毎回泊まるのが楽しみです。
できれはチェックインした瞬間にひとっ風呂浴び、夜帰ってきてからもう一度入り、
朝起きてから風呂に浸かる。
これだけで本当に生き返ります。身体の疲れもかなり軽減されます。
大分はその上温泉だったのめっちゃくちゃ良かったです。
おすすめ。


長崎では浦上天主堂やグラバー園を散策し、
吉宗で茶碗蒸しを食べ、クルスで鈴木信太郎のグッズを買いあさり、
ちゃんぽんを食べ、カステラを買い、路面電車に乗り、と満喫。

大分では別府温泉に行き、
竹瓦温泉という有形文化財に登録されている
日帰り温泉で砂湯を体験。
古い古い施設の中で
浴衣に着替えお姉さんがザク、ザックっと気持ちのいい音を鳴らしながら
スコップで砂をかけてくれる。砂、けっこう重い。
身体からじんわりじんわり汗が滲み出て最高でした。
横になれるのも体の疲れがとれてよかったー。
シャワーも石鹸もない浴槽なので
始めに砂湯に入った後に、砂湯専用のところで汚れを落とせたのも良かった。

そういえば大分って民芸品がたくさんあるのに
あとから気が付く。ああ、惜しかった。

長崎は雨がザッと降っては止み、降っては止みという熱帯雨林のような気候。
雨が降ると暑さがひいてくれるのでとてもよかった。
対して大分はからりと晴れて太陽の日差しはとても
厳しいのだけれど、海風がどこか涼しくて
気持ちがいいところだった。

どちらもまたぜひ行ってみたい。
そして実は長崎と大分がメッチャクチャ遠かった・・
東京から長崎まで飛行機で1時間半。
長崎から大分までバスで4時間でした。なんと!!
ガラガラの車内で寝ている間についたので思ったより苦ではありませんでしたが・・

もちろんもちろんライブは最高オブ最高でした。
大分出身のサポートドラマーの玉田豊夢さんも大ファンなので
大分で豊夢さんを見れたのも嬉しかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ということで
今月はほぼ読書なし!なんと!来月こそは
ちょっとくらい読みたいぞ。




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2022年5月の日記

今月の一大イベントは14日と15日にでかけた
キャンプフェスでした。
こういうフェスは初めてだったので備忘録的に垂れ流してつらつら書こうと思います。

3月くらいに夫の好きなミュージシャンと私の好きなミュージシャンが
でるとわかり、チケットを確保。

災害のときに
猫を飼っているので
あまり避難所に行けないかもしれないと買った
テントはあるものの
ほとんど使ったこともなく、
私の寝袋を買ったり、
アウトドア用の椅子を買ったり、
すこしずつわくわく準備を進める。

直前になって
私の友達も一緒に行けることになり、
タープやら焚き火セットやら
カセットコンロやら買い足したり、
初めてワークマン女子なるところへ行き、
やっすい!機能的なズボンや靴を買い込んだり。 

そして迎えた当日。
天気予報は二転三転、雨なんだか晴れなんだかわからない感じ。
朝6時に起きると東京の天気は小雨。

家のすぐ近くのカーシェアで車を借り、
荷物を入れて友達と合流。
7時半には出発。

場所は静岡県の富士山のふもと。富士山こどもの国。fuji and sunというフェス。
東名高速を下りてからスーパーで買い出しし、
街中から会場に向かうにつれて
どんどん霧が深くなり、1メートル先も見えないようなありさま。幻想的!こわい!
面白い!右も左もわからない。どうやら自衛隊の駐屯地のすぐ横を走っているみたい。
途中にでてきたコンビニが妄想かと思うほどの霧。
あの有名な富士サファリパークの隣が会場みたいだぞ、なんて
どきどきしながらもどうにか到着。

備忘録1
会場の駐車場が渋滞する。

当たり前だけど忘れてた。
今回は人も少なく、ゆったりしたフェスだったものの
入場まで30分くらいかかる。
スーパーというか地元の直売所で買ったサンドイッチを食べながら待つ。
美味しかった。いい朝食。
受付は一人だけ、それもゆったりゆったりした仕事ぶり。
それでいいのかもしれない。
こんなところであくせくする必要なし。
でも開場のときくらいは二人に人員を増やしてもいいのでは。。とか
手際もっとよくできるのでは。。とか思ってしまう。

備忘録2
テントを張るところまでとても遠い。
初心者のため、とにかく荷物が多い。
この日のために買ったキャンプ用カートが大活躍。
背中にはでっかいリュックを背負い、
友達はコロコロを転がし、
かわりばんこにカートを後ろから押したり
コロコロを転がしたり。夫はずっとカートをひく係。

公園と言いつつもかなり勾配のきつい坂道を進む。
30分ほどコロコロ転がしてキャンプ地に到着。
音楽をやっているステージから近く、どこに行くにも便利な場所。
荷物の移動だけで汗だくだく。
この時点で雲は重く垂れ込め時々霧雨は降るもののどうにか
天気は保っていた。

お目当てのCHAIの演奏がもう聞こえている。

とりあえず夫を残し、
友達と二人でCHAIを観に行くことに。
汗だくで早くも疲れ切った心に
音楽が効く効く。
音楽の力ってすごいな。心もからだもリフレッシュ。もりもり元気を取り戻す。
CHAIちゃんものすごくよかった。大好きな曲もやってくれた。

CHAIちゃん終わりでテント場に戻り、
テントとタープを張る。
前の日の夜に覚えて特訓したもやい結びが大活躍。すべての
ロープをもやいまくる。

お昼ごはんはフェス飯だろ、
ということで
椅子を持ってステージ脇に陣取り、
三人で各々フェス飯を買い込み食べる。

ごはん屋さんも色々あって
規模も大きくなくて全然並んでいないので快適。


夫は大友良英とU-zhaanを見に行き
(私も見に行きたかった!!!!!!どっちも普通にイベントを見に行くほど好き)
私と友達はフジファブリックへ。
フジファブリックが演奏している間に
雲がどんどん晴れてきて
最後の曲が鳴り出したら青空が出て
ステージの横に
大きな大きな富士山がどかーんと現れる。びっくりした。
ステージ自体もいつものフェスのセトリと全然違う。
普通のフェスは持ち時間が40分くらいなので
5.6曲やってくれればいい方なのだけれど、
この日の持ち時間は1時間。

山の麓で
あまり大人数ではなく
わりとゆったりした空間で聞くのは最高だった。

その後すぐまた富士山は姿を消し、曇に。

夫の高校時代の友達家族も見に来ていたので
合流したりしつつゆったりKIRINJIをみたりしてから
テント場でフォーを作って食べたりして

トリの渡辺貞夫バンドへ

すっかりどっぷり日が暮れて
またちょっと霧がかった空模様。
幻想的に霧の中現れるステージでは
フュージョンよりのジャズの演奏。

今私はどこにいるのだ?
富士山のふもと?東南アジアのリゾート地?
ここはどこ?
ナベサダもふんわり
ちょくちょくステージ脇に消え
説明もなく戻ってくるけど大丈夫?
89歳なのになにこのサックス。
すごすぎる最高。

てなかんじでゆらゆら揺れながら気持ちよく堪能。
ナベサダのイマジンを聞いて、
ナベサダも戦争嫌なんだろうななんて感じつつ、
ビールを買い、テントへ。

夫は特大のTボーンステーキを焼き、
(今まで食べた肉の中で最高に美味しかった)
マシュマロを焼いたり
焚き火に焼き芋を入れたり
のんびり過ごす。

備忘録3
カセットコンロが大活躍。
家庭用のカセットコンロ、本当に便利。
焚き火は焚き火で火をみているだけで
心が落ち着くのであるととても和むけれど、
カセットコンロでお湯も湧くしご飯もつくれるし重宝。
キャンプの必需品と実感。
500円で買ったメスティンで炊いた
ご飯が美味しかったー。


まわりのテントも騒ぐ人もなく
心地よい談笑の声が聞こえてくる程度で皆マナーがいい。

夜中の12時には誰に決められたでもなく皆片付けて就寝に
入っていらっしゃった。

私たちもその頃にはお開きにして
歯磨きをしに水場に行ったら、
夜の空に
どっかんと驚くほど大きな富士山が。
夜中のちょっと不気味な富士山も
怖くてぞくぞくして目が話せない感じでとても良かった。
富士山を見ながら歯磨きして就寝。

備忘録4
寝袋が寒かった。
いつも家で着ている
パジャマの長袖Tシャツとペラペラズボンでは寒くて寝られない。
外気温1度までOKのモンベルの寝袋だけれど、
この気温1度はちゃんと厚手のものを着ないとだめだと実感。
隣に友達と夫という川の字の真ん中で
もぞもぞとフリースを着込む。

朝、近くの自衛隊の放銃の音で目が覚める。

朝ごはんには昨日買った鴨の卵とウインナーを焼き
パンに挟んでたべる。鴨の卵ちょっと大ぶりで
殻も固くちょっとくすんだ色をしているけれど、
食べたら癖もなくてとても美味しかった。

備忘録5
朝ごはんを食べ終わりで
もう必要のなくなった寝袋など細々したものを
車に置きに行く。重要。しかし往復で30分以上かかる。

その後、ステージに行き
踊ってばかりの国、ゲザンなどを堪能し、
(ゲザン、なんか面白いけどいつもなんかじんときてしまう)

お昼は羊の肉のハンバーグにパン(朝と似てたけどおいしかった)を焼き、
どんぐりずを見てスチャダラパーを見る。

スチャダラパー良かったー。
お客さんへのMC上手。乗せ上手。
その上ラップももちろん最高で、
サマージャムとかブギーバックとか惜しみなくやってくれ
最後に「フェスちゃんと」という
フェスは家に帰るまでがフェスだよ、という
歌を歌ってくれる。
帰り道で足くじくなよ、とか
お腹壊すなよとか
とにかく最高だった。

スチャダラパー終わりで
今度は夫と二人でテントやらなにやら
すべて車に運ぶ。手元にはお財布と携帯くらい。

備忘録5
ゴミは持ち帰る
すべてのゴミは持ち帰り。
今回は使い捨ての容器を使ったけれど
次からは使い捨ての容器はなるべく持ってこない方がいいと
痛感。


車から会場に戻る道でポツポツ雨が降ってくる。
そのうち、水煙が上がるほどの土砂っっ降りの雨。
トリの奥田民生が見えないほど。
あまりに土砂降りで友達と爆笑してしまう。
2曲ほどで退散して
車へ。さっきのスチャダラパーの「フェスちゃんと」を
友達と噛み締めつつ足をくじかないように
しっかりすすむ。

そして小分けに荷物をすべて
車に戻していて本当によかった。
大正解。
車で着替えて
土砂降りの中、日帰り温泉へ。

謎の複合施設でとてもバブリーなところだったけれど
生き返る。
お風呂から出ても、外はまだまだ土砂降り。
給油して(この給油を普通に自分のクレジットカードで支払ってしまった!
車の中のカードで支払えばガス代はタダなのがカーシェアの売りなのに!とほほ)
東名高速に入り
九時過ぎ、海老名サービスエリアで夕飯。
海老名サービスエリア、九時過ぎでも全然開いてる。
いろんなお店からラーメンを選択。

東京につくころには小雨に。
友達が運転してくれて、友達の家まで行き、
家に帰り着いたのは夜中の12時くらいだった。
こういうときにちょっと遅れそうになったら
時間の変更がすぐできるのもカーシェアのいいところでした。

キャンプフェス、
行って本当によかった。
人も親子連れが中心で
大人が多く、みなさん秩序があって居心地よくて
地味めなフェスのため人もすくなく
どこでも快適。クッタクタに疲れたし、
次の日洗濯三昧からの片付け三昧に明け暮れるけれど、
それでもあまりある楽しさだった。またこんな感じの
ゆったりしたフェスがあったらぜひ行きたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

フェスに一緒に行った友達が
痩せているのだけれど
モリモリモリモリよく食べるので
どうして?
と聞くと、家族全員痩せていて、どうも
痩せ菌とデブ菌というものがあるらしい、と教えてくれる。

私にはデブ菌が多いな、と実感したので
帰ってきてから腸活なるものを始める。

もともと腸が弱く、20代の頃には大腸炎で
入院したこともあるくらいだから
腸活はやるべき。

夫がなぜかオートミールを
ネット通販で買ってきたのでこれ幸いと
ご飯の代わりにオートミールを食べだした。
美味しい。普通に美味しい。
30グラムのオートミールに
推奨量の倍の100mlの水を入れてレンジで3分チン。
雑穀餅のような味わい。
ご飯を炊くより断然手軽なのもいいし。しばらく続けて見ようと思う。

腸活ついでに
無印良品でぬか床も買ってみた。
これもなかなかいい。
ぬか床研究中だけれど
やって見る価値あり。

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ゴールデンウイークは
友達との刺繍ユニットfotsusevでちょっとイベントに出た以外は
ずっと仕事をしていた。
そのfotsusevを一緒にやっている友達が
なんとジャズバーで
演奏をするというので見に行く
(友達はマリンバ奏者のミュージシャン)
ムーディーで大人な雰囲気。
友達の妹さんのフルートがかっこいい。
友達も緊張の面持ちですごくよかった。

こんなことでもない限りジャズバーに行くこともないので貴重な体験ができてよかった。

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読書はまだ「楡家の人びと」を読んでいる。
面白い。面白いけど全然進まぬ。
今ちょうど楡基一郎が死んだところ。
出てくる登場人物への洞察が
どれもこれもちょっと意地悪。
そしてとても人間の嫌なところを
持っているのだけれど、なぜかとてもチャーミング。
楡基一郎なんてまさにその最たるもの。
とても面白い。

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なんと友達に進められて
今日からオンライン英会話を始めた。
30日間無料というので
とりあえず30日やってみようと思う。
無料じゃなくても1ヶ月平日のみのコースなら4000円くらいで
毎日25分のレッスンが受けられる。
中高とずっと英語が苦手で
なんにも喋れない私。
だからこそ英語へのあこがれも強い。
果たして続くだろうか・・

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絵は大好きなマティス。マティスの絵の模写楽しかった。

今月はその他に
・かぎ針編みで靴下などを編む
・レコードを買って聞くようになる
・ジロ・デ・イタリアを欠かさず毎日みる。
など楽しみました。(自分向け備忘録)





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2022年4月の日記

はてさて困った今月なにやったっけ?
というのが
4月の感想です。
何してたっけな。

読書が全然進みませんでした。
たまたま
北杜夫の著作を図書館で見つけて借りてきたものの

「どくとるマンボウ航海記」
を読むのに恐ろしく難渋してしまった。
たいして厚い本でもないのに全然進まない。

50年代に世界中を船上医として
まわったエッセイ。
今読むと、土人だとかの差別的観点や女性蔑視などが多く、
いちいち反応してしまって
どうにもこうにも。

ギャグとして挿話されている女性の美醜や
年老いた女性をネタにするような話は
もう本当に笑えなくなってしまった。
何も悪気はないのだけれど
どうにもこうにも。
ここ数年で本当に意識がかなり変わってきてしまったんだなと感じる。

その前に読んだ
同じく北杜夫の
「見知らぬ国へ」というエッセイ集が
題名に惹かれて借りたのだけれど、
「どくとるマンボウ航海記」と「楡家の人びと」は
どんな題材で書いたか、という
裏話的なエッセイ集だったので
そこからの本家でした。

むしろ「楡家の人びと」の方が断然面白い。
まだ導入の導入だけれど
こっちから先に読めばよかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ライブは
フジファブリックの山内さんのソロライブと
CHAIとZAZEN BOYSの対バンに行った。

山内さんのソロは
やっぱり私はフジファブリックが好きなのだなあと
思ってしまった。
金澤さんと加藤さんがいないと寂しい。
ギターを弾き倒しまくる山内さんを
見たいなあと思ってしまった。
来月からのツアーが楽しみすぎる。

CHAIとZAZEN BOYSの対バンは

久しぶりに見たCHAIが
打ち込みが主でバンドの演奏がとても少なくなってしまっていて
かなり寂しかった。

彼女たち、ちょっとキワモノっぽさもあるのに
ギターとピアノとベースとドラムが
かなりすごく格好良くて、度肝抜かれるのが
メインだと思ってたのだけれど。
対バンで持ち時間が短いからかな。

踊ったり打ち込みしたりするより
生音の方がいいと思ってしまうのは時代遅れなんだろうか。

対してZAZEN BOYSは
よかったーまあよかった。
もう何年も新作を出していないけれど、
毎回見るたびにアレンジが違ってそれがまた格好いい。
この日見たHONNOUJIが全然違ってよかったなあ。
最後に2バンドでセッションしたのは最高でした。
これが見たくて行ったのだから見れてうれしかった

これ



カシオメンの可愛らしい
ポップなカッティングが最高でした。
カシオメン、この日はただの黒いTシャツだった。
あの服以外も着るんだなあ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

久しぶりに演劇を観た

五反田団の「愛についてのいくつかの断片」
傑作だった。とても面白かった。

演劇でしか表現できないことの連続。

概念としてのなんだかわけわかんない「愛」を
ずーっと語り続ける物語で、その「愛」が
人名の「愛」ちゃんに入れ替わりもする。
「愛」ちゃんは基本不在。

会話をしている自分を他の人に
説明をしている会話でつないで行く。
どうしてこんなすごい話ができるのだろうと
唖然とするくらい素晴らしかった。

しかし演劇を本当に見なくなってしまった。
今回は昔からの友達が出演するというので
観に行ったのだけれど、そうでないと
全く知らない人たちが出る演劇に足を向けるだろうか。

だったら歌舞伎を観たいしライブに行きたいし
展覧会に行きたいと思ってしまうのが本音だ。
何がちがうのだろうか。










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2022年3月の日記




今月は全然読書できず読了できたのは2冊


「猫を抱いて象と泳ぐ」小川洋子

面白かった。
とてもとても面白かった。
風変わりな青年が
風変わりな人たちに囲まれながら
風変わりな場所で職を得る。

どのエピソードもちょっと奇妙でグロテスクで
物悲しい。
でも読んだあとにじんわりじんわりと
胸に迫る。
最後は泣けて仕方がなかった。

リトルアリョーヒンと呼ばれるようになった少年は
生まれつき口がくっついてしまっていて
自分のスネの皮膚を移植して唇を形成している。

デパートの屋上に連れてこられて
降ろすことができなくなった象に心を馳せ、

廃バスの中で暮らす
巨漢のとても優しい男性にチェスを習う。

こういう
現実だか非現実だかわからない設定に弱い。

どのエピソードもとても静かで
とても神経質でとても静謐で
素晴らしかった。
みんな風変わりだけれど
とてもとても優しい人々に囲まれている。

ああ、やっぱり小川洋子さんも好きだな。
「博士の愛した数式」とか「ミーナの行進」とかだと
ちょっといいエピソード過ぎて
物足りないなと思ってしまうけれど、
残酷なエピソードのグロテスクな描写の中でも
基本的に彼女の書く登場人物たちはとても優しい。


「岸辺のヤービ」梨木香歩
梨木香歩さんの少年少女向けの童話。

イギリスなどヨーロッパを思わせる
沼地にいる架空の生き物のお話。

ムーミンを読んでいるような
挿絵と文体。とてもおもしろかった。

ムーミンを久しぶりに読みたくなった。

ちょっと風変わりで神経質で
へんてこな設定が好きなのは
ムーミンの影響かもしれない。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今月は
ホテルの一室にひたすら壁画を描くことから始まった。
とても楽しかったし
またやりたいお仕事だけれど
とにかく肩こりが酷かった。
四日くらいかけて完成。

その後、去年から引き続きやっている
お仕事をひたすら仕上げる日々。
今年の夏くらいに出来上がるのかな。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ライブはギタージャンボリーに行った。
両国国技館で
基本的にギター一本でミュージシャンの方々が
歌を歌い、
次から次へと豪華な方々が出てくる。

初めて聞いた森山直太朗さんよかったなあ。
おしゃべりも上手だったなあ。
くるりの岸田さんの「ブレーメン」も最高だった。
そして目あての
フジファブリックの山内さんはトリで出てきて
いつものごとくギターを弾き倒しまくって最高でした。
ただただギターを弾き倒しまくるライブに行きたいな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夫の会社の方々と
お話する機会があり。
夫は料理好きで
今は家庭料理も沢山作ってくれるけれど
以前はフランス料理を採算度外視でよく作ってくれた。
だいたい友達と集まる時に腕を振るう。
パテカンとかなんだかいろいろ
(難しい名前過ぎてよくわからない)

夫の会社は料理専門の出版社なので
社員の方々は全員そういうものを作っているのかと
勝手に思っていたら
「作らん作らん」とブンブン手を振られて
びっくりした。
自分で作るよりレストランの方が美味しいからと。
そして料理を食べるのが好きだけれど
料理を作るのが好きとはかぎらないとも。

そうだったのか。
そうだったのかー。

今日も作ってくれた。ありがとう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

二匹猫を飼っている。
そのうちの一匹の「きく」がこの頃
しきりに口を気にするようになった

去年くらいから口臭もひどく、
一度獣医の先生に7月くらいに診てもらったときは
大丈夫そうだったけど、

いよいよなんだかおかしいので今日また
同じ病院に行ったら
(保護猫でもらってきた時からずっと同じ病院に通っている)
歯石が大きく付着していて、歯茎が腫れていて
歯を三本も抜くことに。

びっくりした。
そんなに悪くなってただなんて。
本当にごめん。ごめんよ。
気付けなくて本当にごめん。

今日
歯も抜いたし、歯石も取ったし、
消炎剤と抗生物質ももらったし
徐々に腫れも引いて大丈夫になるはず。

いまはまだしきりに口を気にしている。

猫の痛みに気付くのが
いつも遅い。本当にごめん。






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2022年2月の日記

通常2月は「逃げる」と言って
あっという間に過ぎ去ってしまうものだけれど、
今年の2月は濃いいい2月で
おおやっと3月が来る。という感じ。

1月の終わりに
1月の日記で載せた郷土玩具の絵が
Instagramで
私にしては凄く拡散されて
いわゆるバズった状態に。
普段のインプレッションが400とか500とかだったのが
15万とかになって
Instagramから
お仕事がチラホラ入るようになった。ありがたやありがたや。

とてもこのところ暇だったのが、
それとともに
以前からの仕事もちょこっとやってきて
昼は仕事の絵を描き、
夜はInstagram用の絵を描く日々。

セツ(という絵の学校)の時に
歌舞伎の絵を誰に見せるでもなく
夜な夜な描きまくってた頃に
匹敵するくらい描きまくっている。
結構楽しい。

Twitterでは全然反応がないので
不思議だなあ。

歌舞伎の絵は
その後イラストレーション誌の「チョイス」という
公募に入り、絵の仕事を始める
大きなきっかけになったのだけれど、
あの頃、もしSNSがあって
楽しく描きまくっていた
歌舞伎の絵を公開したとしたら、
多分なんの反応もなくて凹んで
その後イラストレーターになることも無かったかも
しれないなとも思ったり。

そうして心折れて
絵を描くことをやめてしまった人が沢山いるんだろうな
と思うと同時に、
SNSで本当に沢山のめちゃくちゃ絵の上手な人たちが発信している中で
イラストレーターとして
やっていくには
今までとは違う時代に入ったなとも
実感として感じる今日この頃です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今月読んだ本

「バター」柚木麻子

木嶋佳苗の事件をモデルに
すこしフィクション化した話。
主人公は週刊誌の記者。
事件を追う物語というより
とにかく、とにかく食べ物の話を
濃厚にバターをふんだんに使いながら
こってりとした料理をひたすら読むイメージ。
しっかりした話で
グイグイ読ませられるエンターテインメント小説。
すごかった。夢中になって読んだ。
でもエンターテインメント小説
やっぱりそんなに好きじゃないんだなとも思ってしまう。
その時は楽しいのだけれど
再読したいとか手元に置きたいとかは思わないんだなあ。

そういう意味では
やっぱり大好きな梨木香歩。
今月は
「沼地のある森を抜けて」と「ピスタチオ」を読んだ。

「沼地のある森を抜けて」
はぬか漬けから続々と人が現れてくるという
謎すぎる話。
話が突拍子もなさすぎるし
展開も強引すぎるんだけど、
命とは
生きてるとは
繁殖するとは
死ぬとは
なぜ細胞分裂のように続々と増えていく方法から
面倒くさい、繁殖、誕生、死という
段階を踏まなければならないのかということを主題に掲げていて
読んでいるうちに
この突拍子もなさに
この主題からよくたどり着いたな、
と感服してしまった。
しかしめちゃくちゃだ。

「ピスタチオ」は
アフリカの呪術医の話。
主人公は小説などは書かない
署名記事をすこし書くライター。
冒頭、飼っている犬が病気になる描写は
猫を飼っているのでとてもこたえた。
そんな悪くなる前に病院につれて行けばいいのに!
そして病院でちょっとひどい扱いをされるとか
無くてもいいのでは。。とか思ってしまった。
その犬の病気も
アフリカでの呪術医との
会話で色々前後が明らかになる。

最後にそのライターの書いた設定の
短い話がおもしろかった。


その後、他の小説家の方の本を
何冊か読んでいるものの
あまりしっくりこず読み進められずにいる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

グランマ・モーゼスの展示に行った。
素晴らしかった。
彼女はおばあさんになってから絵を描き始めたから
有名になった人では
なく、どんなかたちであれ
絵を描いたのであればどこかで有名になったのではないか。

色の綺麗さ構図も練られていて
見ていて気持ちが落ち着くし
じんわりと温かくなる。
もともと大ファンだったが
もっとファンになった。
世界中に散らばった作品たちが
久しぶり!とひと所に集まっている感じもして
それもなんだか感動した。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

仁左衛門さん一世一代の
「知盛」を見に行く。
その日は仕事の締め切りで
朝、絵を届けてから
家に帰り、着物を着付けて
歌舞伎座に行くという
強行スケジュールだったけれど、
本当に本当に行ってよかった。
家人が急に行きたいと言い出して、
見に行く直前にチケットを見たら
一等の前から6列目の席のまん真ん中がポッカリ空いていて
奮発してしまった。

仁左衛門さんはもう登場からなにから
全然ちがう。
大きい、かっこいい。
演技の質がまるで違う。どや!すごいだろ!感がまるでない。
上っ面だけセリフを言っているのではなく、
芯で捉えて
こうするしかないからやっているという
凄みが最高だった。あらゆる動きもどれを切り取っても
素晴らしい。
そしてそれを支える息子の孝太郎さんの女房役も
こんなに素敵な役者さんだったのか!と思うほど素晴らしかった。
やー感動したなあ。
素晴らしかった。本当に素晴らしかった。
あれが本当に人間国宝というやつだ。
宝だ。

その前の幕でみた
孫の千之助くんが
とびきりの静御前でこれまたびっくり。
きれいで踊りも上手でとにかく色気がすごい。

片岡家の松嶋屋三代がとにかく素晴らしかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

雪の日にはフジファブリックのライブを
LINECUBE渋谷、旧渋谷公会堂に見に行った。
時々ものすごいライブをされて
脳天からどかーんとなるのだけれど、
今回はそんなライブだった。
雪でもコロナでも行ってよかった。本当によかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そしてなんといってもロシアとウクライナの
戦争が始まってしまった。

家人がミャンマー旅行に誘われいたのを断った直後
クーデターが起きたり、
大好きで一人旅もした香港で
ひどいことが起きたり、
大好きな美味しい料理が沢山ある
ウイグルでの酷いことが起きている。
世界中の空気の流れがとうとう
ここまで来てしまった。

Instagramの絵も、のほほんと描いていられないような
何を描けばいいのか悶々とする。

とにかく戦争は反対です。



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2022年1月の日記

今年に入り、
ポール・コックスの展示に行ってから、
「あいうえお」にちなんだ絵をsnsに投稿し始めた。
そして絵を描くごとに、どんどん言いたいことが
ワイワイ湧いてきて
Instagramに長文を長々と書くようになった。
このブログを去年長々書いていた反動だろうか。

そうしたらブログでの長文欲が抜け落ちてしまった。
とほほ。

Twitter、Instagram、ブログ。
全部同じものを載せるのはなんだか抵抗がある。
特に
今はTwitterとInstagramに同じ絵を同時に載せている。
なんだかなー感が否めない。
特にTwitterは反応あまりないしなあ。

TwitterはTwitter、InstagramはInstagramの運用にシフトしたいなあ。
そうなるとこのブログ。
こちらは
読書ブログ化するのがいいような気がする。
気ままに好き勝手
読んだ本について書いてみたいと思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今月読んだ本

石井桃子「幻の朱い実」上下

分厚い単行本2冊。
とてつもなくおもしろかった。

石井桃子の自伝的な小説で、友達との
貴重な日々が綴られていた。

戦前の女性を書いたとはとても思えない。
自由で先進的で
頭が良くて。
女性二人で夏の一ヶ月、千葉に住んだりする。

基本的にブルジョワジーな人々なんだけれど、
お金に困る描写も多々出てくる。

日々のおかずはビフテキだったりパテだったり。
千葉に向かう電車の描写。
結婚にまつわるネガティブな感情。
友達からもらう手紙。

とてもリアルできめが細かくて
そしてとにかく面白い。

最後の年老いてからの描写は蛇足なのだけれど、
あの蛇足がもしかして必要なのだろうか。
素晴らしい小説だった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
チェーホフ「ワーニャ伯父さん」

映画「ドライブ・マイ・カー」を観た。
映画の中で繰り返し繰り返し、ワーニャ伯父さんのセリフが出てくる。

主人公の境遇とワーニャ伯父さんの境遇が
どんどん交差していく。とても面白かった。


大学は演劇学科卒なので
学生の頃、さんざんチェーホフは読んだし、演劇も見たし、
自分でも演じたりもした。しかし、映画をきっかけに
今回再読してみた。

全然理解できてなかったのだと唖然とした。

昔読んだワーニャ伯父さんはただただ
迷惑な意味のよくわからない屁理屈をこねる
偏屈な伯父さんにしかみえなかった。

全然ちがった。今読むとワーニャ伯父さんの
心の葛藤がずんずん胸に迫る。
リアルで苦くて涙がでてくる。

チェーホフの凄みがとうとう理解できた気がする。
だからこんなに全世界で愛されているんだなあ。
ソーニャの最後のセリフに身震いしてしまう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
絲山秋子「ばかもの」

破滅に向かい、そしてどん底まで落ちて
もう一度生きなおす男性の話。

短絡的で、頭の回路をあまり使いたがらない
主人公。
そしてその彼女と
彼の周りの人びと。

とても印象的だし心にのこる話だし、
熱い熱のような籠もったものを
受け渡されたような読後感だった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大島真寿美「ゼラニウムの庭」

一晩で一気に全部読んでしまった。
人が1年で1歳、歳を取るのに対し、
2年で1歳、倍の時間をかけて歳を取る女性の話。

どうにも惜しい、というか
食い足りないというか、
通り一遍というか、ものすごく面白い題材なのに
惜しい、という印象だった。

普通に歳を取る主人公はその倍の時間を生きる彼女に対して、畏怖の念を抱いている、
という所で終わってしまって、種明かししたあと
直接、主人公と彼女の交流が何も描かれない。

もっとなんか色々こぼれ落ちたエピソードを丹念に読みたいと思ってしまった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

梨木香歩「丹生都比売(におつひめ)」

短編集。
梨木香歩の作品は
奥底のほうがひんやりしていて
その奥底に、ほんの少し手を入れて浸っているような
気持ちになる。
今回の短編集はまさにそんな印象だった。
どれも再読して噛み締めたいような
ちょっと不思議で
低温で、寂しさをまとっていてとても好きです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
梨木香歩「村田エフェンディ滞土録」

あーもう大好きだ、というしかない。

梨木香歩は「家守綺譚」がとにかく大好きで、
その「家守綺譚」にたびたび登場する村田氏についての本。
読み始める前からワクワクどきどきしていて、
やっぱり読んでいてもずっと楽しくて
たまらなかった。

明治の終わりにトルコに滞在した留学生の話。
軽妙で洒落にとんでいて
少し不思議で、なんとなく淡白。
こういうのが本当に好きだ。

明治の終わりにトルコに滞在するなんて
今よりももっともっと
文化もなにもかも違う。
うっとりと憧れてしまう。

最後の章で何年も描写が進んでしまう。

そんなー
この章だけで10冊くらい読みたいわー。

「家守綺譚」の続編が「冬虫夏草」。
そのまた続編をぜひ書いてほしい。
綿貫と村田の家守の日々がぜひ読みたい。










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2022年 あけましておめでとうございます




新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。


昨年は一年間どうにか毎月ブログを書いていたので、
新年明けてしまいましたが

昨年12月をふりかえりつつ書きたいと思います。

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12月はとにかく家中が病院にひたすらお世話になる一ヶ月だった。

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まずは猫。
だんときくという6歳になる二匹の猫を飼っている。

だんの方が
下痢と嘔吐をくりかえすので病院に行ったら
便から
芽胞菌とカンピロバクターという菌がたくさん出た。

芽胞菌は観葉植物などの土の中にいるという。
いつも観葉植物の根っこを食べたりしていたので
心当たりあり。
当該の鉢をベランダに移す。

カンピロバクターはどこからきたのか。
時々あげる鶏ささみからか。

抗生物質と胃腸薬を飲ませ続けたら
10日ほどで菌はいなくなる。

しかし嘔吐がひどい。

毎日二回はするので
胃腸薬を飲ませ続けるものの一向によくならず、
血液検査をしたら
肝臓が少し数値がわるいとのこと。
全体的にみたら腫瘍があるとか重篤な疾患はなさそうなものの
肝臓用の薬をもらい、
肝臓サポートのフードに切り替える。
それでも
一週間ほど嘔吐がとまらず。
ここ2日ほど
吐いてないので
どうにか徐々に治ってきたのかな。
まだまだ心配。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私はというと
子宮内膜ポリープの切除手術で一泊二日入院した。

内視鏡を入れて30分くらいで終わる手術なのに
一泊二日も入院するってどういうこっちゃ
と思いつつ、
入院した日に手術前の処置で
子宮口を開くために「ラミナリア」というの入れた。
これが痛かった。鈍痛。
こんなん入れて普通に暮らせないので
入院するんだな、と思い知る。

そして何度も説明される合併症や全身麻酔による
手術の後遺症の可能性。

肝試しのようだ。

はい、はい、了承します、と何度も答え、
手術の合意書にサインする。

次の日の朝には手術。

朝から麻酔科医の助手の女性が
お化粧に髪の毛のセットバッチリで尊敬する。
女子力っていいな。

全身麻酔で
30分ほどで終わり、
手術室で起こされる

「これが取れましたよ〜」と眼の前に
取れたポリープの入った容器をみせられ、
「大丈夫ですか?話せますか?」
と聞かれるも
第一声が
「と、といれにいきたいです」

その場で瓶を当てられるも出ず。

尿管を入れていたので
そのための違和感で尿がもうしたくてしたくて

起きてから1時間くらい
尿のことしか考えられなかった。

絶対安静は二時間ほどで、すぐ立たされ、
足踏みをして、トイレへ。

あんなにしたかったのにトイレが出ない。

そして出ても痛い!

これが何より辛かった。

しかし
病院は新しくきれいで
なおかつ大部屋が満室で
特別室のような個室に
差額ベット代なしで
入れたのが本当にラッキーだった。

窓の外に見える景色は
北の丸公園のみ。

カーテンを全開にして
ずっと公園と武道館、奥に見える高層ビルを眺めて過ごせたので
まるで高級ホテルに泊まったようだった。
個室内に専用のシャワーもトイレも完備。

寝る時もカーテン全開のまま
夜景を楽しみつつ就寝。

それが何より救いだった。
先生の説明も丁寧でやさしく、
看護師さんたちも丁寧でみなさん
やさしかった。
ありがたかった。感謝感謝。

その日のうちに退院。

本当は
前々から取っていたライブのチケットがあったのだけれど
手術後行くことができず泣く泣く諦める。
しかしどう考えても行くのは無理だった。

ただ寝てて手術しただけなのになんだろうあの疲労感。

夕方帰ると夫がポトフを作ってくれていた。
ありがたかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その夫は
実は
2021年は二度も検査入院をし、
とうとう
この12月も押し迫った27日に入院した。

命に別条はない病気だけれど
小さな臓器を一つ取る、私よりだいぶ大掛かりな手術。

「おれはもう死ぬかもしれない」
とか言って、
手術前に
「焼き肉が食べたい!」と
焼き肉を食べたり、
「有馬記念を買う!」と馬券を買って外したり
思い残すことがないよう過ごしていた模様。

そんなことをいいつつも手術は無事成功。
なんだかんだで私も心配していたので
手術後すぐに担当医の先生から
電話をもらった時は酷く安堵する。


いまのところ順調に回復している模様。

夫は年末年始は入院になってしまったので
結婚して10年、
初めて一人で過ごすお正月ってのもあれなので
久しぶりに母方の実家で年を越した。
猫が心配なので
12月31日に家を出て1月1日は帰る弾丸だったけれど、
父にも母にもコロナになってからちょっと
顔を合わせるくらいで実家にも帰っていなかったので
ひさしぶりに一緒に居られてよかった。

いまのところ父も母も元気でありがたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

12月に読んだ本

梨木香歩
「西の魔女が死んだ」
「からくりからくさ」
「りかさん」

「西の魔女が死んだ」は有名なだけに
ひねくれて敬遠していたのだけれど
やっぱりすごくよかった。
中学生の女の子とおばあちゃんの物語。
「からくりからくさ」と「りかさん」は
物語としては続いている。
しかし、ちょっとおどろおどろしくて
人間関係も複雑すぎてそこまで好みではなかった。

梨木香歩の既刊の小説も残り少なくなってきた
今年は他の小説家で好きになる人が現れるといいなあ。

「はじめよう瞑想」
友達に瞑想を勧められる。
面白そうだから読んでみたら、
とにかく悶々と答えの出ないことは、くよくよしないで
棚上げにして、
頭の中を真っさらにして、なんにも考えない
時間を作ってみよう、という実践的な本だった。
宗教臭さは皆無。
確かにやってみると
頭がすっきりする。
くよくよしてても始まらんな、という気になる。
これはいいな、とおもう。
全然真っさらになんかならないで
邪念しかでてこないけれど。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨年のうちに
膿がでたというか
手術も済ませてすっきりできてよかった。

今年は海外の仕事をやってみたい。
絵本の仕事をしたい。

これを目標にやってみよう。








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2021年11月





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友人との刺繍ユニット
fotsusevの活動で
小田原のパン屋さんに行った。
刺繍担当の澤口さんがやっている
オムトンのライブの物販のため。
ライブは午前午後と二回あり、
午後、
そのパン屋さんの裏山に登った。
海、山が360度見渡せて快晴。
とても清々しくて気持ちよかった。
こういう田舎のほうが自分にはあっているのだろうか。この裏山の
近くに住んでいたら毎日通いそうだ。
オムトンのライブはいわずもがな
今回も最高だった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

小田急百貨店新宿店でのfotsusevのポップアップショップも
お陰様で好評でありがたかった。
コロナになってから全然会っていなかった友達たちも
来てくれて
久々にランチをした。
やっとやっと日常にもどってきている気がする。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

和田誠さんの展示、二回目も見に行く。
ぽやぽや
部屋着ででかけたら
知り合いにわりと出会いびっくりする。
二度目に行っても発見が多い。
まだまだ見に行きたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

久しぶりに演劇を観た。
どうにも私には消化不良でした。
演劇をやっていた頃の自分がむくむくと出てきて
観ながら妄想止まらず、
ここはこうじゃなくてこう演出した方がいいのではとか
役者さんはこんな若い人じゃなくて
40代くらいの男女がいいなとか
色々思う。
それはそれで楽しかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


今月読んだ本

小川洋子「不時着する流星たち」
有名な人から着想を得た短編集。
こういう静かで暗くてちょっといびつな
話が大好きだ。

梨木香歩「ぐるりのこと」
エッセイ。不思議なエッセイ。
外国に行くと
自分の純度が高まる、と書かれていて
とても共感した。

散歩をしていてもそうだ。
散歩をしている間、
自分の考えが自分自身を覆っていて
考えが
タプタプになる。

梨木香歩を今更知ることができたのは
今年の大きな収穫だ。
好きな作家だなあ。

そしてほの暗くて
面白い自分でないことを
彼女の本を読むとなんだか
肯定できる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

久しぶりにNetflixをたくさん見た。

「マリッジストーリー」
主演のアダム・ドライヴァーとスカーレット・ヨハンソンが
とにかく見事だった。
丁寧な丁寧な苦い苦い話。

「2人のローマ教皇」
これまた
主演のアンソニー・ホプキンスとジョナサン・プライスが
素晴らしかった。
アンソニー・ホプキンスはなんだ、おじいさんになってもずっとすごい。

マリッジストーリーも二人のローマ教皇も
全く意見の違う二人がひたすら話し合う物語。
お互い結婚していたり、同じ宗教に属していたり
同じ立場にいるはずなのに考え方や価値観がまるでちがう。

フランシスコ教皇のことも全然知らなかった。
そしてアルゼンチンの歴史も。
いわゆる白色テロは過去のものと思っていたけれど
どうもそうではないみたいだ。世界的に見てもまた今
白色テロが
行われるような時代になっている。

「シカゴ7裁判」
はまさにそんな話だった。
1968年のベトナム戦争反対の運動と
黒人差別の問題。
軽やかでけれんみのある
エンターテイメントな作品になっていた。
アビー・ホフマンを演じた
サッシャ・バロン・コーエンが
胡散臭いヒッピーのようで、弁が立ち、ユーモアにあふれ
理知的で冷静でいつでも落ち着いている役で
とても魅力的だった。

「時の面影」は
どうも邦題がよくない。
現代の「the dig」の方がよっぽどいい。
ただ「掘る」、それにまつわる話だから。
遺跡発掘調査の話。
この邦題ではなんだかよくわからないメロドラマのようだ。

これまた主演のレイフ・ファインズがよかった。
レイフ・ファインズってハリーポッターのヴォルデモートと
ウェスアンダーソンの「グランド・ブタペスト・ホテル」の支配人の役なのか!
全然違う。全部の役が全然ちがう。
もうひとりの主人公のキャリー・マリガンは
「グレート・ギャツビー」でも「私を離さないで」でも
なんとなく不幸な仄暗い役だった。今回もそう。
彼女の他の役もありそうなので見てみたい。

「白い黒人」もみた。
これは前提である「白い黒人」とは
なんぞや、という部分がわからずに見ると
ずっと謎のままで
その部分にいつ触れてくれるんだ?
と思っているうちに映画が終わってしまうので
なんとも消化不良のまま終わってしまった。
「白い黒人」である彼女は
もともと白い肌を持って生まれてきたという設定なのか?
ならばなぜ久しぶりに再会したときに
友人である主人公はあんなに驚くのか?
1920年代のブルジョワジーに属する黒人についても何もしらなかった。

知らないことが多いなあ。
それを映画で知れるのは面白い。

そしてたまたまテレビでやっていた
「トキワ荘の青春」も面白かった。
当時映画館で見た。
20数年の時を経て見ると全然内容を覚えていないどころが
映画そのものの意味合いが変容しているようで
面白かった。

「トキワ荘の青春」の物語は
売れていく漫画家と
売れずにトキワ荘を去って行く漫画家の
両面を描いていた。

それを演じているのは、
当時、演劇や実験映画などでは
名を知られていても、
テレビなどにはほとんど出ていなかった
無名の役者さんたち。

売れていまや人気者になっている人と
今では全然見ない人。

この映画自体が、リアルな役者さんのトキワ荘のようだ。
そして売れない役をやっている俳優さんのほうが
売れている。
不思議なものだ。

演技の上手い下手ではなくて
売れるってどういう原理なのだろう。

不思議だなあ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

SUZURIとうサイトで
OGPイメージ

おこまりshop ( okomarishop )のオリジナルアイテム・グッズ通販 ∞ SUZURI(スズリ)

おこまりshop ( okomarishop )の公式アイテムの通販サイト。自分で欲しかったので作りました

SUZURI

 

オリジナルグッズを販売している。
お恥ずかしながら
自分のグッズを自分で着て愛用している。
パーカー新しいのがほしいなあと
思っていたのだけれど
街で探しても全然ないので
ならば自分で作っちゃおうと
作ったグッズたちです。

12/6までトレーナーなどが
1000円割引なので
それまでに自分でも買おうと思う。

SUZURIの運営の方が数ある商品の中から
私の商品をリストアップしてくださっていた。
こういうのが地味にうれしい。
私の絵をいいなと一瞬でも
思ってくださったかたが一人でも
いるというのが励みになる。



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2021年10月

10月が来たらとたんに寒くなった。
9月まで半袖で大丈夫だったのに
長袖一枚を通り越してセーターを着込まなければ行けない気温になる。
ビーサンで過ごせるのはいつまでか図っていたのだけれど
10月15日くらいまでだったと思う。
毎年毎年のことだけれど
きちんと季節が入れ替わることに驚愕する。
そしてそれが寂しかったり嬉しかったりする。
常夏の島に一年ほど滞在したら
季節の感覚はもう少し変わるのであろうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
年を一つ取った。
もう立派な中年だ。
年を取る前は少し焦って
これは本格的にもう若くなくなるな、と
若干なんとも言えない気持ちになっていたのだけれど、
誕生日当日、
林を抜けて
稜線歩きの丘に出たような、
視界が開けた
気持ちのいい場所にたどり着いた心持ちがした。
とても爽やかで気持ちがいい。

ああ、なんだか肩肘はらずに生きていけそうだ。
あいかわらず貧乏だけど。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今月もまた友達との刺繍ユニット
fotsusevの活動を沢山した。
4月に緊急事態宣言のせいで4日で終わってしまった
小田急百貨店新宿店での
出店をまたさせて頂けることになり、
今回は3週間。
まだまだ出店のディスプレイや
商品の展開などわからないことだらけだけれどおもしろい。

自分の絵にイマイチ未だ自信が持てないのだけれど(未だ!)
友達が刺繍してくれて
ブローチだったり、クッションだったり、巾着だったりに
なると
途端にすごく可愛い絵に見えてきてとても嬉しい。
先日見た映画「子どもはわかってあげない」の門司くんのセリフじゃないけれど
「なんだか自分がいいものに思えてくるよ」という感じだ。

その友達はもともと
オムトン
というバンドのミュージシャンで
今回は山梨の富士吉田市で開催された「ハタオリマチフェスティバル」に
出るというので一緒に
fotsusevの商品も出店した。

富士吉田は祖父母の家のあった河口湖の隣町なので子供の頃から
慣れ親しんでいて
そのうえフジファブリックのファンになってからは
特別な場所になっているのだけれど、
そのどちらとも違うまた新たな富士吉田の魅力を見た思いがした。
素敵なイベントに参加できてたのしかった。

それにしても、ミュージシャンというのはかっこいい。
機材車に乗って全国津々浦々どこにでも行き、
ライブで
素敵な演奏を奏でて
ではではとまた帰る。
自分も仲間に入れてもらえて
そんな忘れていた文化祭のような
経験ができて、とても疲れたけれどとても楽しかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大菩薩嶺に登った。
天気に恵まれてとても楽しかった。
「大菩薩峠」なんていうおどろおどろしい
名前の今にも市川雷蔵が出てきそうな山の名前だけれど、
登ってみると、
とても開けたあっけらかんとした
気持ちのいい峠だった。

山に行くとまた山に行きたくなる。
そして一年に2,3度しか山に行かないので
筋力不足が甚だしい。
筋肉痛で二三日使い物にならなかった

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今月は暇だったので
じつは密かにずっとAdobeのIllustratorで
絵を描いていた。
まだどこかで発表する段階にはないけれど、
むかしからパキッとした色や形、
はっきりした線のある絵が好きなので
これはこれでとてもおもしろくて
勝手にのめりこんでいる。
これで仕事ができる日はくるのだろうか

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

展示に行った。

世田谷美術館の
塔本シスコ展は
50歳すぎてから絵を描き出した
女性の展示。
素晴らしかった。
一つ一つの対象物や絵を描くたのしみ、喜びに
満ち溢れていて
見ていて鼻の奥がツンとした。


初台のオペレシティアートギャラリーでは
和田誠さんの展示。

一度では見きれないほどの見応えたっぷりの展示。
和田さんもまた
ただただ絵を描くのが
当たり前のように好きなのが伝わってきた。

小学生の頃からお仕事をされているのにびっくりした。

何度かお会いしたことがあるのだけれど、
(多分表参道界隈の展覧会をしょっちゅう見に行く方は
だれでも何度かお会いしたことがあったと思う)
格好つけない、偉ぶらない、自然体な方で
さっぱりされていた。

それで淡々といつものように
目の前のしごとを正々堂々とこなして
沢山の仕事量にいつのまにかなっていた、という感じで
大変さとかドヤ顔とか
疲れた感じとかが微塵もない。

3回行くと元が取れるので
年間パスポートを購入した。
あと二回は確実に見に行くと思う


国立近代美術館の
柳宗悦と民藝の展示にも行った。
どうしても
民藝全体、柳宗悦仕事のすべてを網羅しようとするので
器にしても民画にしても
布にしても家具にしても
量が少なく浅く広い展示なので
日本民藝館でいつも見るような濃さはないのだけれど
やっぱりすごくよかった。
とにかく展示されている
絵にしろ器にしろ布にしろ家具にしろ
どれもみんな素晴らしく良い。
端的にいうとみんな好きなのだ。
見ていて心あらわれるし、
気持ちがいいし心地がいい。
ちょうど誕生日に見に行ったので
自分用に今戸焼の招き猫を記念に買った

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今月読んだ本

上橋菜穂子「鹿の王」上下

漫画で読んだらハマりそうな
エンターテイメントファンタジー小説。
自分はやっぱりエンターテイメントよりもう少し
へんてこで開けた感じのしない小説のほうが好きだなと
思ったけれど、
分厚い上下巻をあっという間に読んでしまうほど
面白かった。
謎の病いが蔓延しそうになっている話なのでコロナ渦の
今読むとリアリティがすごかった。

南伸坊「丁先生、漢方って、おもしろいです。」
漢方しらないことだらけだった。
漢方の話というより
漢方に付随する四方山話という感じで
雑学的な内容だった。


そしてずっと福音館の「アーサー王と円卓の騎士」を
半月くらい読んでいるのだけれど
一向に読み終わらない。
これはジャンプだ。
騎士は自分より強そうな相手を見つけると
すぐに決闘を申し込んで
血まみれになって最後は仲良しになる。
そして
女性にふられ自暴自棄になり我を忘れて
森の中を這いずり回る。
色々な逸話、民話が何話も出てくる。
ランスロットはイギリス版の桃太郎で
トリストラムは一寸法師であろうか。
面白いし特に読みにくくもないけれど
読んでいるとすぐに眠くなってしまう。
はたして読了する日はくるのであろうか。

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相変わらずフジファブリックのライブがよかったなあ。

好きな音楽は他にもたくさんあるのだけれど
あの多幸感を味わえるのはなかなかない。







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2021年9月


猫の顔が宇宙人みたいだ

二匹猫を飼っている。
夜寝いりしなに必ず二匹とも側に寄ってきて
ニャンニャンとひとしきりやる。
一匹は普通の顔をしているんだけど、
もう一匹、だんの方の目が黒黒としていて
洞穴みたいでまるでよく見る宇宙人の顔みたいだ。
家人に言ったら、わかるわかると言っていて
自分ひとりだけ感じていたのではなかったのだと
安堵する。普通のときは可愛いのだけれど
あの顔はちょっと不気味で笑ってしまう。

ガス屋が点検にやってきた。
宇宙人顔ではない方の猫がキャットタワーの上にいたのだけれど、
どう見ても隠れていないのに
本人は無理やり隠れているようで面白かった。

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携帯を見まくってしまうので、
これは時間の無駄だと
とりあえず寝室にiPhoneを持っていくのを辞めた。
そうすると
寝る時は読書の時間になった。
読書はやっぱりまだ紙の本で読むほうが落ち着く。
クリーム色の紙の文字を追っているうちに
気持ちよく眠れるようになった。
これはいい。

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今月読んだ本

梨木果歩「冬虫夏草」
    「家守奇譚」

「冬虫夏草」は「家守綺譚」の続編とはしらずに
先に読んでしまった。
もともとの設定が謎なところが面白くて
逆に続編から読んでよかったと思った。
普通の顔して河童だの幽霊だのが恐怖とは別のところで
出てくる話。
とても面白かったので

梨木香歩「f植物園の巣穴」

を読んだら恐ろしく読みづらい本で難渋する。
ふわふわとヌルヌルと主題が混沌として場所や時間が
もやもやとする。
読み終えてしまえば面白い本だったけれど、
途中、家にあった

安家達也「ツール100話」
南伸坊「笑う茶碗」

に逃げた。
「ツール100話」はツール・ド・フランスの100年の歴史を紐解く本。
ツール・ド・フランスを見ていると往年の名選手の話が
よくでてくるので、どんな人なんだろか、と思っていた。
なんとなく概要程度には知れて楽しかった。
それにしても100年ほど前はかなり
混沌としていて荒っぽい。
今よりずっとコースも長いし
夜中走るので
電車に乗ったり車に掴まって走る選手が続出したという
道も舗装されていないから山を上るルートの時は皆自転車から降りて
引いて登ったそうな。

南伸坊さんの「笑う茶碗」は15年位ぶりに引っ張り出して読んだ。
その後ありがたいことにペーターズギャラリーのコンペで
南さんの賞を頂き、ご本人とも少しだけ交流させていただくことがあるので、
奥様の文子さんや出てくる登場人物の方々も存じ上げるようになり
15年前に読んだ時よりもリアルさが倍増していてびっくりした。
こんなこともあるんだなあ。お二人は本当に理想の夫婦だ。

長嶋有「エロマンガ島の3人」

当時話題になっていたのでいつか読みたいと思っていたのだけれど、
20年くらい前の最新が凝縮されたタイムカプセルのように
FAXだの
Eメールの送信に時間がかかるだのの話題が豊富すぎて
ちょっと辟易としてしまった。
世俗をしっかり書き込むと
物語がとても古くなってしまう。
それがもう少し経つとおもしろくなるのかもしれないけれど、
長嶋有の「問のない答え」もそれを強く感じたので
なかなか難しいものだなと感じる。
巻末の種明かしのような続編が好きだった。



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ご飯ダイエットを友だちに勧められる。

その子はとても痩せていて
白米が大好きだという。
白米大好きな私には渡りに船の方法だと
早速実践したら
すぐに500グラムくらい痩せて
これは良いと調子に乗って食べ過ぎたら
1キロ太って自己最高体重をマークしてしまった。
ただの食べすぎだろ。
10年ほど前に比べてあきらかに太ってから
心身の調子がものすごくよくなった。
しかしかなりぽっちゃりしているので
どうにかしたいという心持ちもある。
ひとまず食べすぎないように進めてみよう

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久しぶりにライブに行った。
友達が私のぶんのチケットも取ってくれたので
見に行くことができた。
果たして自力でこれからチケットが取れることはあるのだろうか。
ライブはとても楽しかったのだけれど
その部分のもやもやが晴れない。
なんだろか、この自分のあほさよ。

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前々から気になっていた
町中華の店に一人で行った。
駅前にありいつでも繁盛している。

家人にLINEしたら
持ち帰りでなにか買って来てほしいという。
家人の餃子とチャーハンを注文。
自分も一番のおすすめというラーメンとチャーハンのセットを注文
(こういうことするから太るのだ)
いざ食べ始まる。
あ、そういえば。
財布を見る。
やばい。千円札一枚ポッキリしか入っていない。
このごろ電子マネーのIDでほとんどの会計を済ませてしまうため
現金を持ち歩かなくなった。
レジはどうみても電子マネーもクレジットも対応していない。
ラーメンをすすりつつ
小銭入れを漁る。
思いの外小銭がある。
五百円玉は確認できた
百円玉も数枚ある。十円玉も多い。
なんとかいけるのでは。
頭の中で必死に計算する。

セットが900円。
チャーハンが700円。
餃子が350円。しめて1950円。
ぎりぎりだ。ぎりぎりすぎる。
税込みか税抜か。税抜表示だと2200円あればいいはず。
もういちど小銭を数える。

5百円玉が1枚
百円玉が5枚。
五十円玉1枚。
10円玉が10枚ある〜!!!!
5円玉1枚。
一円玉3枚。
締めて2158えん!!

ぎりぎり、ぎりぎりだ、えっと1950円の10パーってなんだ
195えんか、2145えんだな
いけるないける!いけるぞ。

とものすごい綱渡りをしてしまった。
結局税込価格で1950円だったので
なんとか支払えた。

財布に予備の一万円札を常に入れることにした。
ハラハラヒリヒリドキドキした。

塩ラーメンがおいしかった。
お土産のチャーハンに自分の残りも詰めた。



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2021年8月




オリンピックが始まった辺り7月終わりくらいから
コロナの感染者数が爆発的に増え、
8月中、ほとんど家から出なかった。

うちのまわりはコロナ感染激甚地区だ。

しかしスーパーに行っても
そういう主義の方かマスクをしていない方も
いて、ビクビクしてしまう。
スーパーですら週二回行くだけ。
散歩先の神社も緊急事態宣言でほとんどの道が閉鎖されていて
逆に人の多いところを通らねばならず、
全然行かなくなってしまった。

唯一の楽しみはベランダでぼんやりするくらい。

私が住んでいるのは
築50年くらいのオンボロマンションでエレベーターも無く、
とにかく排水がわるく、すぐ詰まるのが難点な物件だけれど、

南向きに面した3階の角部屋で、
大きなベランダがあり、
目の前に高い建物もないので、
空を見上げてのんびりできるのが唯一の救い。

都心部?なのか?
というほどゆったりしている。
地下に駅があるので
とても静か。

東京に住む意味とはと思うけれど、
この環境はとても気に入っている。
今年でこの部屋に住み始めて8年経った。
とても居心地がいい。

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8月中旬から下旬にかけて
恐ろしく忙しかった。
その合間にファイザーのワクチン、二回目を打った。

私が打ったのは特設会場の集団摂取で
映画館のようなおおきな画面に
山の風景が映し出されている。
謎。しかしその画像を見ていると確かに癒やされる。

一日二日だるく、熱38度まで出たけれど
たいしたことはなかった。
これで少しは重症化を防げればいいな。

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ブエルタ・ア・エスパーニャ、見ている。
ほとんど唯一の楽しみと言っていい。

スペインのブルゴス大聖堂からスタートし、
南下、なんにもない荒れ果てた平地や
オリーブ畑が辺り一面に広がる丘や
街からすぐの場所にある山などをめぐり、
毎日旅を一緒にしている気分で飽きない。

そういえば
最近見ているテレビ番組は
ひかりテレビの旅チャンネルか
ブエルタばかり。
旅の映像をただぼーっとながめる
のが好きだ。

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仕事中はほとんどラジオなのだけれど、
ラジオも尽きて
You Tubeの「オードリーさんぜひ会ってほしい人がいるんです」
と「太田上田」ばかり見ていた。
ラジオのようなテレビが好きだ。

家人に君の話はテレビのことばかりだ、と言われたが仕方がない。
もう一ヶ月以上友達にも会わないし。

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ずっと好きなバンドのチケットがまたも当たらなかった。
今年の3月にもそんなことがあって、
そのバンド好きな友達たちの間で
二回とも、みんなは当選して私一人だけ当たらなかった。

他の方々を見てみてもどうも年寄りは当たりにくいみたいだ。
それともいつの間にかブラックリストにでも載ってしまったか。
配信もなく、なんとも悶々とするという。そんな
自分のくだらなさにげんなりする。

これは少し距離を取れということだな。
コロナ前は熱病に浮かされたように
東へ西へライブを見に行っていたけれど、
少し冷静になろう。
コロナだし。情報もほとんど見なくなった。
癒やされたいからファンなのに
悶々とするのは本末転倒だ。


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オペラシティアートギャラリーの加藤翼展が
とてもおもしろかった

加藤翼 縄張りと島|東京オペラシティ アートギャラリー

東京オペラシティ アートギャラリー 加藤翼 縄張りと島 2021年7月17日[土]―9月20日[月]

東京オペラシティ文化財団オフィシャルサイト

 

全然存じ上げなかったのだけれど、
ひたすら謎の物体を「引っ張る」ことを世界各地で行っている。
なぞの行為「引っ張る」
会場でも一個だけ引っ張ることができるのだけれど、
なんだろう、あの高揚感。
謎にテンションがあがる。

ぜひ本当に引っ張って物体を転がしてみたい。

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今月読んだ本

川上弘美 「どこから行っても遠い町」
     「真鶴」

ミヒャエル・エンデ「モモ」
なんだかんだか言って読んだことがなかった。
お説教臭いけれど面白かった。
作り込まれた物語物語したものを読みたい気分。


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プロダクションノートの挿絵を担当している

沖田修一|note

映画「子供はわかってあげない」が8月13日よりテアトル新宿 20日より全国公開。その他、代表作に「魑魅魍魎の暗殺者」「黒い血の人形」「メイド...

note(ノート)

 

映画「子どもはわかってあげない」

映画『子供はわかってあげない』|大ヒット上映中!

数々の賞を受賞した傑作コミックを沖田修一監督が待望の映画化!出演:上白石萌歌 細田佳央太 うっかり元気になるひと夏の冒険。大ヒット上映中!

映画『子供はわかってあげない』|大ヒット上映中!

 

が公開になった。
本当に素晴らしい映画です。
沖田監督作品は
「進め!」以来すべて映画館で見ているので
早く映画館でみたい。







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2021年7月


図書館で借りてきた本が
どれも凄まじく面白かった。

川上弘美 「森へ行きましょう」
長嶋有 「問いのない答え」
梨木香歩 「海うそ」


私はあまり本を読む方では無く
年に何回か
自分の中で読書ブームが訪れて
徒然に読むだけなので
この有名な三人作家の本もほとんど読んだことが無かった。

長嶋有は「猛スピードで母は」を
刊行当時友達に勧められて読んだけれど
二十年くらい前の話で全くおぼえてない。



川上弘美の「森へ行きましょう」は

「るつ」という名の主人公が
分岐点で違う人生を辿ったらどうなるのか、
という話で
基本的に同じ家族同じ友達と出会いつつ
ちょっとずつ違う状況におかれながら
生まれる前から60歳になるまで時系列に読みすすめる。

女性の多角的一代記で
とても共感する場面も多く
今の自分に一番心情的に近い物語だった。

文系のるつと
理系のるつ、理系の方が好きだった。
でもどんどん文系の方が
自由な自分の生き方を獲得していく。



長嶋有の「問いのない答え」は

Twitterで繋がった人々を
段落や記号分けなどなしに
突然文章をつなぎながら
一人称視点が変わっていく物語だった。

時は東北の震災の直後。
全国各地にちらばる人々の
他愛のない日常が
単発的に断続的に現れては消えて
まるでTwitterを読むようだった。

平易な文章なのに
急になんの前触れもなく
視点がずれていくので
読むのに難渋したけれど
それがまた面白かった。実験的で
でも軽やか。

そして震災直後の空気を
リアルに思い出した。
たった十年前なのに
細かな描写に(スマートフォンやらADSLやら)
いいようもない隔世の感があり
少し驚く。

震災の時と違った危機にまた今
瀕しているな。



梨木香歩の「海うそ」は

昭和初期に
九州南西部にある架空の島「遅島」
をフィールドワークで訪れた青年の話。
冒頭の文章の美しさにまず痺れてしまった。

すこし昔の文学を読むような難しい言い回しが
時折挟まれているのも良かった。

きちんとした作り込まれた「架空」の物語。
小説を読む醍醐味や面白さを存分に味わわせてくれる。

真夏の山道を歩く描写が多く続き、
今読むこの季節にぴったりだった。


三人とも全然違う。
そこがまたいい。
もっといろんな作家に出会いたい。

小説というのは
文字を追うだけでこれだけ
感動したり感じ入ったりすることのできる
すごいものだな。と改めて思う。
(そういえば「長編小説」って長いのか小さいのか
わからない不思議な言葉だな。)

たった一人のひとが書き上げた世界に
入り込むことができる。


自分の感じた読書感想がリアルに言語化できないな。
難しい。

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今年もツール・ド・フランスを始めから終わりまで
欠かさず見た。

21日間、毎日自転車で違うコースを走り、
毎日優勝者が決まり、21日間の蓄積で
タイムの一番はやい選手が総合優勝するというゲーム。


今年は初日に世紀の大落車(転倒)があり、
その後も
有力な優勝候補が早々に続々と落車によって
総合優勝争いから脱落してしまったのが切なかった。

去年、優勝に王手をかけたのに、結局
2位に転落してしまったログリッチを
今年こそ!と、応援していたのに
落車でリタイアしてしまった。

そうなると、
結局去年に引き続き、今年も優勝したマイヨ・ジョーヌ
のポガチャルがとにかく圧倒的に強かった。

ログリッチのリタイアで
急に同じチーム「ユンボヴィスマ」内でエースに昇格した
ヴィンゲゴーが2位に食い込んだ。

こちらも優勝候補のゲランド・トーマスが早々に
やっぱり落車で優勝候補外になり(こちらは最終日まで走っていた)
こちらの同じチームの「イネオス」の
カラパスが3位に入ったのもすごかった。

この3人が山頂フィニッシュのステージで
最後もつれて走り、
カラパスが疲れたと見せかけて
スパートをかけて、ふたりを出し抜いたのに、
結局また、二人に追い抜かれてしまうシーンが
なんともジーンと来てしまった。

カラパスは後から絶対陰口をいわれるであろう
捨て身の作戦に出たというのが
なんとも胸にくる。
結局抜かれちゃったけど。

そして活躍の場からずっと遠ざかっていたカベンディッシュの活躍も
本人の愛らしい行動とチーム「ドゥクーニンク」の素晴らしい統率も良かった。
ワウトもすごかったな〜。

毎回ツール・ド・フランスはやっぱり面白い。
来年のツールがいまからとっても楽しみ。

その前の来月行われるブエルタ・ア・エスパーニャは
一昨年旅行で訪れたコバドンガが出てくるので
今からこちらも楽しみ。

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オリンピックが始まった

コロナが蔓延していなければ。
とどうしても思ってしまう。
その上起こった数々のゴタゴタと
政策の後手後手。
どんどん辛く悲しい気持ちにさせられてしまっているのが
とても残念。

選手第一と言いながら
10月ではなく酷暑の7月に開催されるという時点で
無力感に襲われていたのだけれど、
開会式であんなに遅くまで感染のリスクを伴う選手たちを
放置しているのも、なんだか虚しくなってしまった。

しかし、
上であげているように
ツール・ド・フランスを楽しみに見るように
なって3年。にわかファンながら
ツール・ド・フランスに出ている綺羅星の如き
スター選手たちが
こぞって日本に来たのは
オリンピックの虚しさと乖離して
ワクワクドキドキしてしまった。

地上波の放送は無かったけれど
インターネット配信で
ロードレースの中継を見た。

インターネット配信には日本語解説が無かった。
でも、
普段ツール・ド・フランスなどを放映している
有料放送の「jスポーツ」によく登場する
サイクルフォトグラファーの辻啓さんという方が
インスタグラムのインスタライブで
同時解説をして下さったので
とても楽しくみることができた。

大スターのポガチャルがログリッチがカラパスが
あのクフィアトコースキーがトム・デュムランが
ワウトがみんな日本にいる。

その上、
私の実家は八王子で、祖父の家は河口湖にあったので
コースに設定された
府中、稲城、南大沢、相原、道志みち、山中湖。
どこもとても馴染みのある場所ばかり。

南大沢の駅前をツール・ド・フランスの大スターたちが
通り抜けるのを配信でみるだけで
とても感慨深かった。

パレード走行した
府中のあたりは、自動車教習所に通っていた頃走った道ばかり。

中継クルーは本場ツール・ド・フランスからきた
ヨーロッパの方々なので
ツール・ド・フランスでの撮影メソッドによって映された
空撮の多磨霊園、大國魂神社、府中競馬場、道志みち、
そして須走あたりの富士山麓。
どれも素敵だった。

テレビでの放映は
翌日の朝四時半からのBS1のダイジェストのみ。
そこではその素晴らしい景色や空撮はカットされていたので
さみしかった。

できれば最初から最後まで録画して一生大事に見たい映像ばかりなので
とても残念。

そしてそして優勝は
あの疲れていたと見せかけてスパートをかけて
ツール・ド・フランスでは抜かされてしまった
カラパス。
カラパスのあの泥臭いところ
人間臭いところがとても好きなので
嬉しかった。

いつもオリンピックでは、その場の
日本人選手を応援するだけで
他の国の選手の背景なんて全然知らないんだけど、
今回に限っては、

エクアドルのカラパスと
ポーランドのクフィアトコースキーと
イギリスのゲランド・トーマスは
普段は同じチーム所属だけど
今日は敵同士だなとか、
オランダのトム・デュムランは
おトイレを我慢できなかったお茶目さで有名だけど
ちょっと心が疲れちゃっておやすみしてたのに
復帰してよかったなとか、
ベルギーのレムコ・エヴェネプールは
あんな大事故からカムバックして
途中でアタックかけて格好よかったなとか
走って居る選手を隅から隅まで
わりとよく知っているので
見ていてとても楽しかった。

個人タイムトライアルでは
去年も今年ツール・ド・フランスで悔しい思いをした
ログリッチが優勝したし。

日本人選手を応援するだけが
オリンピックじゃないと思うのだけれど・・
(出場した新城選手と増田選手は
もちろん応援してみていました。)






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安西水丸先生の展覧会に世田谷文学館にでかけた。
水丸先生に習っていたのは3年ほど。その後も
別荘にお伺いしたり個展に伺ったり、
飲み会でお話を聞いたり。
先生から受けた影響は測りしれず。
イラストレーターとしての指標のすべてを
先生から貰ったといっても過言ではない。
そういう生徒がいっぱいいると思う。

先生の洋服がさり気なく展覧会の隅に飾ってあったのだけれど、
見た瞬間そこに先生が居るかのような錯覚に陥った。
洋服なのだけれど、先生でしかなかった。
リアルすぎてびっくりした。
ワタリウム美術館の前の横断歩道で偶然先生と出会ったあの瞬間が
鳥肌が立つかのようにぶあっとフラッシュバックした。

なくなってもう7年も経つのか。ぜんぜんそんな気がしない。
まだまだリアルで肌で先生のことを思い出せる。
霞のように遠い存在だったのに
あんなに親しく話しかけて下さって
本当にありがたかったなあと
心の底から思う。

いつ表参道に行っても
水丸先生か和田誠さんをしょっちゅう
おみかけしていた。

おふたりとももういないのか。


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2021年6月



6月は前半はゆるゆるしていたのだけれど、
ありがたいことに後半になるにつれて加速度的に仕事の依頼がたくさん入った。
ありがたい。
毎月こうありたい。

仕事が忙しいことに反比例して
Twitterとインスタは殆ど見なくなってしまった。
インスタはわりと楽しく見ているのだけれど、
Twitterは見てるとどうも疲弊するので
自分には向いていないのかもしれない。
去年あたりは、
Twitterを見て世の中の情勢について行こうと
目論んでいたけれど、
無理なので
心の健康第一と思うようになった。

私は
SNSでは仕事の幅を増やせないようなので
他のことを模索するしかない。

ようやくここ何年かになって
自分の絵もええのではないか?と思えるようになってきた。
できれば
誰か作家さんとタッグを組んで長いシリーズを
手掛けたいという夢がある。


本は
ちょくちょく読んだ。
しかし
どうも私は「この人のファンです!」と言い切れるほどの
作家さんに巡り会えていない。
毎回新刊を楽しみにするような人に出会ってみたいなあ。


フジファブリックに関しては
完全にファンです。
6月は全国ツアーをまわって
最後にZepp東京で2daysがあった。
もちろん二日間とも行った。
すごく良かった。
ライブに行くと
これほどの快楽は他にはないのではないかと感じる。
特にフジのライブは多幸感がすごく
見たあとの胸のあたりがあつつとなる感じが
他とは違う。ファンです、と言い切れるものがあるのは
わりと幸福なことだなとライブのたびに思う。

zazen boysのライブにも行った。
フジとは全く違うけど
もう、ここのライブはなんというか
リズム感から何からすごすぎて
とても好き。ボーカルの向井さんももちろん素敵だけど、
ドラムもベースもギターも
なんだろうあの間合い。
一年に一度は見た。


・・・・・・・・・・・・・・・・・


知っているレストランが2軒閉店した。

一つは家の近所のスペイン料理屋さん。(こちらは正確には移転)
最初から最後まで美味しかった。
スペイン旅行で知った「シドラ」という
酸っぱいりんごのお酒がとても良く合う。
フランスのシードルに比べると
お酢を飲んでいるようだけど
これに慣れると
スペイン料理を食べるときにはこればかり頼んでしまう
(その上とても安い)


もう一つは
結婚式のときに披露宴をあげたレストラン。
こちらはかなり高級なフレンチレストランなので、
結婚式の1年後くらいに行ったきりで
ずっとご無沙汰してしまった(今年で結婚10年目)
私達が披露宴の時には
シェフも変わってしまっていたので
足が遠のいていたのだけれど、

新しいシェフの料理もとても美味しかった。

四十年続いた老舗レストランの閉店なので
とても寂しい。
いつでもあると思って油断してしまった。

フレンチを食べるのは年に一度くらいの贅沢。
なかなか足を向けられてなかったのを
すみませんと思う。

コロナで軒並み店が閉店している。

高級レストランに毎回行くような人は話は別だけれど、
庶民はなかなか行くことができない。
ましてはコロナの最中では難しい。

これ以上馴染みのお店が閉店してほしくない。








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