11月に読んだ本

10月にあまりに読まなかったので、ちょっと頑張った。
でも、本の予約を入れてないので、なかなか手元にこなくて。
溜めずに新聞読んで、本の広告にも目を通さないとなー。
でも、読書メーターで見つける本もあるから、
そこにはこだわらなくてもいいか。


2012年11月の読書メーター
読んだ本の数：5冊
読んだページ数：1778ページ
ナイス数：32ナイス

和菓子のアンの感想おもしろかったです。 にやって笑うとこが多くて、味のあるお話でした。 終わり方があまりにあっけなくてびっくりしたけど。 親のお金を使って行きたくもない大学に行かせて頂くのは申し訳ないとか、考え方がしっかりしてるんだよね。 でも、全然性格がしっかりしてないの。 バイトもすぐにへこたれてやめようとするし、でも1ヶ月は頑張ろうって思うって頑張ってるうちに1年位続いちゃったり。 それなのに乙女な理由でやめたくなっちゃうとか、アンバランスさが若さだなー。 がんばれあんちゃん♪読了日：11月27日 著者：坂木 司


空の中の感想宮じい、かっこよかった。 なんて粋なじいさんだ。 へらへら春名ちゃんもよかったけど、宮じいの年輪には敵わないねぇ、さすがに。 モデルがいるなんて、お会いしてみたいわ～。 空の中にいた物、の設定が随分強引だし、それをめぐる各国のやりとりもまた、こんなこと書いちゃっていいのかな？って様子で、それがまたおもしろかったです。 飛行機に自衛隊に、頑張る女の子。 有川さんってこういうのが好きなんだなぁ、とつくづく思った作品でした。 謎の生物のおかげでとっつきにくかったんですが、フェイクも超かわいかったです。読了日：11月19日 著者：有川 浩


境遇の感想なんか、イマイチでした。 悪意だらけの方が、分かりきってる分まだ読みやすかったかも。 読んでる間中ずっと不安な感じがしたのも落ち着かなかったし、最後にそこに落ち着くとは・・・。 そこから、政治生命回復出来たのかね？？？ そっちが気になったけど、主人公はそちらではなかったので、「それから」章での結びがしっくりきませんでした。 誰も死ななかったし、悪意に満ちてるわけじゃないんだけど、うまくいかなくてみんながしんどい思いをした。 そんな話でした。 10年、よく我慢したね。読了日：11月17日 著者：湊 かなえ


フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)の感想主人公があっという間に立派になって、家を買う時には正社員でした。 あれ？フリーターじゃないじゃん・・・題名と違うよ！？ 亜矢子お姉さんのしっかりっぷりもすごいけど、誠治の変身っぷりもものすごい。 あまりの変貌ぶりに、思わす続けて再読しちゃった（笑）。 作業長が「親の躾がよかったんだな」って言ったのが、子育て中にはずしっときました。 誠治君、何気に色々気付けるマメな子だし、超ダメダメフリーターしてたけど、その後変貌出来たのはそういう素地があったからだものね。読了日：11月12日 著者：有川 浩


紙の月の感想どうしてこう、その辺にいそうな普通の人をリアルに書いてくれるんだろう。 後味悪いったら・・・見たくないようなとこ、書いてくれます。 私はどうなんだろう？気付かないふりをして、後で気づいて手遅れになるような、そんな普通の間違いをしてるのかな？と思わず自分のことを考えて、くらーくなっちゃいました。 梨花の行動は途中から全然手に負えなくなったし、きっと警察には捕まらないまま外国の奥底に埋もれて行くんだろうな、なんて思っちゃったけど、他の3人の幸せを祈らずにいられない。読了日：11月3日 著者：角田 光代