ふれあいランド岩手 ブログ

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滝桜 タキザクラ

2011年05月02日 | 東日本大震災 関連情報
山形に住むという18歳の現役大学生と彼のボーカルの師匠である女性の二人が、ふれあいランドの夕べの一時を素敵な歌声で彩どりました。

滝桜inふれあいランド岩手





3月11日の東日本大震災の惨状を目の当たりにし、あまりの衝撃に言葉を失い、自分に出来ることは何かを真剣に問い続けた結果、被災地を巡り歌うことで被災者を慰めることが出来たならとこの歌を作り、キーボード奏者でボーカルの師匠でもある女性の運転する車で各地の避難所を回っているとの事でした。



高齢者の方々が結構多くいらっしゃるので、果たして18歳の若者の歌でどうなんだろう・・・?と思っていましたが、それはあっさりと裏切られ全くの杞憂に終わってしまいました。

彼の親や祖父母くらいの年齢の方々も、哀愁に満ちてホールに響き渡るその歌声に思わず聴き入り、思わず口ずさんだりリズムをとっている方もいました。



今日はこの後、県公会堂まえにある「石割桜」に立ち寄った後、再び南下して福島の被災地を目指すとのことでした。

人にはそれぞれ出来ること出来ないことがあるけど、額に汗を流し瓦礫の中でスコップを持つことも、また避難所を回り心に浸みいる歌で想いを伝え表現することも、それぞれの人がそれぞれの思いの中で出来ることを行動することが、それぞれの大震災復興への一歩に繋がるんだろうと思う。
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大槌川は鮭の故郷

2011年05月02日 | 東日本大震災 関連情報
5月1日連休さなかの日曜日、大槌川河川敷の瓦礫撤去に行ってきました。

薄曇りのなか時折雲間から見え隠れする陽に照らされ、汗ばむほどの陽気のなか河川の土手には瓦礫に負けじとばかりに、あちこちに桜の花が今を盛りと咲きほこっていました。

瓦礫撤去作業には、南は関西から北は北海道まで、まさに老若男女、多くの皆様が復興ボランティアとして参加されました。



大まかな瓦礫は土木作業などで活躍する重機などで一気に撤去されますが、どうしても小さなものなどは取り残され、河川の景観と環境を著しく損なっています。

そのような瓦礫の片づけには、やはり「人の手」による他はなく多くの方々の力・人海戦術が必要です。



大槌川はサケの遡上する河川として夙に有名で、毎年10月から12月にかけて様々なイベントが催され、県内はもとより全国からも多くの観光客が押し寄せるところとして知られています。

この「サケの河 大槌川」を復興させることは、大震災を乗り越え未来へ進もうとする町民の熱い願いであり心のよりどころでもあるとの町民の声を耳にし、微力ながら是が非でもその力添えとなればとの思いで、改めて強く意を固め全員一丸となり作業に取り組みました。

まだまだやるべきことは多く、今回は流れ着いた瓦礫の上流端にある大ケ口で作業を行いましたが、対岸はまだ手が付けられておらず流れ着いたと思われる家屋の2階部分が傾いたまま岸辺に取り残されていました。

現在は、さらに下流に向けて大型重機で大まかな瓦礫が取り除かれており、今後はそれに追随し私たちボランティアによる人海戦術作業が必要とされており、数多くのボランティア参加が期待されています。




現地の災害ボランティアセンター「大ケ口サテライト」には、滋賀県や千葉県から遠路お出でになった方々がコーディネーターとしてサポートされており、職務とは言え寝食を忘れ復興に取り組むその心意気にはいたく感銘しました。


多くの皆さんに感謝します、本当に有難うございます。
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