5月1日連休さなかの日曜日、大槌川河川敷の瓦礫撤去に行ってきました。
薄曇りのなか時折雲間から見え隠れする陽に照らされ、汗ばむほどの陽気のなか河川の土手には瓦礫に負けじとばかりに、あちこちに桜の花が今を盛りと咲きほこっていました。
瓦礫撤去作業には、南は関西から北は北海道まで、まさに老若男女、多くの皆様が復興ボランティアとして参加されました。
大まかな瓦礫は土木作業などで活躍する重機などで一気に撤去されますが、どうしても小さなものなどは取り残され、河川の景観と環境を著しく損なっています。
そのような瓦礫の片づけには、やはり「人の手」による他はなく多くの方々の力・人海戦術が必要です。
大槌川はサケの遡上する河川として夙に有名で、
毎年10月から12月にかけて様々なイベントが催され、県内はもとより全国からも多くの観光客が押し寄せるところとして知られています。
この
「サケの河 大槌川」を復興させることは、大震災を乗り越え未来へ進もうとする町民の熱い願いであり心のよりどころでもあるとの町民の声を耳にし、微力ながら是が非でもその力添えとなればとの思いで、改めて強く意を固め全員一丸となり作業に取り組みました。
まだまだやるべきことは多く、今回は流れ着いた瓦礫の上流端にある大ケ口で作業を行いましたが、対岸はまだ手が付けられておらず流れ着いたと思われる家屋の2階部分が傾いたまま岸辺に取り残されていました。
現在は、さらに下流に向けて大型重機で大まかな瓦礫が取り除かれており、今後はそれに追随し私たちボランティアによる人海戦術作業が必要とされており、数多くのボランティア参加が期待されています。
現地の災害ボランティアセンター「大ケ口サテライト」には、滋賀県や千葉県から遠路お出でになった方々がコーディネーターとしてサポートされており、職務とは言え寝食を忘れ復興に取り組むその心意気にはいたく感銘しました。
多くの皆さんに感謝します、本当に有難うございます。
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