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Duke MBA 日本人ブログ

Duke University - Fuqua School of Business(非公式)

チームFuqua@南米

2009-02-16 23:40:42 | 課外活動
SYのYochangです。年明けからすっかり時間が経ってしまいましたが、今回はWinterbreak中に行った、南米でのお話。

日本からは南米はあまりにも遠いので、今まで行ったことがなかったのですが、今回せっかくアメリカにいるんだし!と思い、2週間半南米に滞在してきました。このたびでなによりも感慨深かったのは、現地のFuquaの方々にとってもよくしていただいたということ。アルゼンチンでは、年越しをセクションメイトの友人宅で過ごさせていただけるという経験もしました。当初は、いっぱいの人たちが集まって、パーティーでもやるんだろうなー?その中に混ぜてもらえるんだろうという思い込みをしていましたが、おじゃますると、ゲストはわれわれ夫婦だけ。これって、自分の家の家族だけしかいない大晦日にお邪魔させてもらっているのと同じだよなー?と思い、彼のホスピタリティーに感謝。アルゼンチンワインをしこたま飲んで、結局帰宅は3時過ぎに。。。人生で最も思い出深い年越しとなりました。

そのほかにも、チリ、ペルーと旅したのですが、ペルーの空港では、偶然にもFuquaのSY女の子3人組に遭遇。ってなわけで、現地でのペルーのFuqua生2人とも合流して、Fuqua Friday @Peruを楽しんできました。ちなみに、ペルーって生魚を食べるんですが、これが抜群においしい。日本以外でこんなに魚が上手い国を旅したことがなかったので、目からうろこでした。

ということで、今回の旅は、とっても充実していたのですが、大きなTakeawayは、「南米」と一言で言っても、全く違うということ。アルゼンチンもチリもいわゆる”ラテン”のノリな国ではなかったというのが驚きでした。
「ヘーイ。アミーゴー。悩むことなく陽気に暮らそーぜー」
的な国ではなかったです。まぁ、このイメージもかなりいい加減なイメージなんですが。アルゼンチンは、南米のTopという自負がすごくあるし、一方のチリも急成長を遂げて、町並みと歩く人々は完全に先進国。

一方、ペルーはいわゆるラテンのノリがかなり強かったです。案内してくれた友達がそういう奴だという話があるのですが。北に上って行くほど、その要素が強くなるという自己分析をしてみました。

普段ひとくくりに、「南米」といってしまっていたのですが、なるべく個別の国の名称で話をしようと決めたのでした。自分達だって、「アジア」とひとくくりにされると、「大きな違いがあるのになぁ」と思うことが少なからずあったので。

ということで、今回は南米の旅で感じたチームFuquaについてでした。

餅つきとMBA

2009-02-09 11:56:14 | 課外活動
2週間後のFuqua FridayではChinese Luna New YearをテーマにABC(Asian Business Club)が音頭を取ってやることになってるんだけど、打ち合わせしようか?そんな趣旨のメールがSYのCulturalRepから飛んできました。おお、何をするかな?

日本では旧正月を祝う風習はそもそもないし、うーーん。何だか中国チームは独自のアイディアを色々持っているみたいだし、韓国は楽団を呼ぶといっているし、タイはデザートを作る、、、と。日本??

ああ、そういえば餅つきっていう正月の風物詩があるなぁ。確か年末年始にブラジル日本人会がやっていて沢山の人だかりが出来ていた映像を見た記憶があるような、無いような・・・。

そんな半分以上が思いつきで時間が無い中、言いだしっぺの私がそもそも餅つきをやったことがない!!という状況であったものの、そこはTeam Fuqua!! 日本人在校生のメーリングリストにお願いのメールを出すと、即座にレスポンスが返ってきました。そもそも道具がどこから借りればいいかもわからないような状況でしたが、トライアングルエリアの日本人会に餅つきクラブが存在することがわかり、臼と杵を無事借り受けることが出来ました。

Weekdayは毎日山のようなAssignmentに終われ、かつそんな中Partyにも参加せねばならず(?)、どこにそんな時間があったのかはよくわかりませんが、米組、ツキ組・返し組、トッピング組の組長を指名、当日の効率的なOperationを現在履修中のコア科目の知識を応用してTime Tableを組み、初めての餅つきを大盛況の中、無事終えることが出来ました。Bottleneckがここになるから2回目のツキ始めは●時●分で、、、とか、餅つきでまさかこの知識を使うとは・・・。

人によって考え方は違うと思いますが、私はMBAの学生はそれぞれのDiversityに基づいた特質や価値観を、他のMBA生に提供することでMBAプログラムは成り立っていると考えています。それが餅ツキなのかどうかはわかりませんが、何かしらの情報を積極的に発信することには非常に強い意義があったのではないかと感じています。Fuqua FridayというFuquaの文化を色濃く反映する場で何かが出来る、というのは本当に良いチャンスでした。如何に自分が日本を知らないかを思い知らされたりもしますし。

こんな機会でも無ければ一生餅つきをしなかったかもしれません。FY全員とSYの有志の方々にご協力いただき、餅を「ヨイショ!!」の掛け声の下、多様なFuquaの仲間達に体感してもらうことが出来ました。個人的には、餅のつき方に個性がよく出て来ていて、見ていて面白かったです。困ったのは、ヨイショ、の英語訳。。何て意味だ?と言われてもなぁ。。。

餅つきだけでなく、イベント全体も大盛況でした。取り仕切ったSYのKenさん、お疲れ様でした。
当日は偶然日本から来ていたキャンパスビジターの方にもお手伝いいただきました。又、いつもながらですが、奥様方のご協力には頭が上がりません。皆様、どうも有難うございました。

今後もTeam Japanの強い結束でDurhamライフを充実させて行きましょう!!


Zakk

Culture Night Presentation

2009-02-04 13:31:39 | 課外活動
本日、我がセクション2が主催したCulture Night Presentationというイベントをご紹介します。

セクションとは、所謂ホームルームのようなもので、入学からSpring1までのサマー+コア科目の全てを同じセクションで受けます。1セクションは約70名くらいの学生で構成されており、全体で6セクションあります。

セクション内には、級長的なsection repを始め各種委員がおり、そのうちのソーシャル担当とカルチャー担当がセクション内のinternational studentがそれぞれの出身国を紹介するパーティーイベントを企画しました。

私をはじめ4人の学生がそれぞれ日本・中国・ブラジル・ペルーのビジネス・文化についてインフォーマルな短いプレゼンをしつつ、皆が持ち寄った国際色豊かな料理(インド・中国・台湾・韓国・アメリカ)を楽しみました。

私はトップバッターで多少緊張しましたが、“日本人とビジネスをする際、なかなか本音を言わないので一見ミステリアスで何を考えているかわからないかもしれないけど、それは文化的なもの。打ち合わせなどでは個人の意見より会社の立場を優先させる傾向があるので、それを理解しつつ、個人的な信頼関係を築く努力を辛抱強くすることが必要”のような話をしました。

かなり(私的)極論ですが、“新橋に焼き鳥食べに行こうって誘えばきっと打ち解けられるよ!Please remember, Yakitori at Shimbashi!”と力説しておきました。級友からも“日本では女性の雇用はどうなの?”“終身雇用制って機能してるの?”などなど色々な質問・ディスカッションが出来、多少なりとも日本のビジネス環境/カルチャーを理解してもらえたかな、と思います。

その他のプレゼンでも、例えばブラジルは会社申請手続きに非常に時間がかかるため、40%のビジネスは会社形態を取っていない、とか、中国ではメンツと信頼関係が重要、とかペルーでは今アグリビジネスが熱い、など興味深い話が聴けました。よく知っているつもりのクラスメートの知らない側面を知ることが出来ると同時に、普段あまり話したことのないクラスメートとも話すきっかけが出来、楽しいイベントでした。

皆試験や就職活動で忙しい中、こうしたイベントを積極的に開く/参加する姿勢には改めて感銘を受けました。厳しい就職状況の中、級友の中にはまだ夏インターンの内定をもらえていない人も多々いますが、みなが明るく、エネルギッシュにFuqua生活を送る姿に、こちらもパワーを貰った感じです。

とりあえずはこのパワーで木曜のfinanceの中間試験を乗り切らねば、、

Taku

AWIBイベント

2009-01-20 02:34:51 | 課外活動
少し古いネタですが、AWIB (Association of Women in Business)のイベントが立て続けにあったので、その報告です。

1. Charlotte Beersによるfocus interview

Charlotte Beersは、Ogilvy & MatherのCEOで、”the most powerful woman in America”などに選ばれたことのある、女性経営者のパイオニアで、1年生の最初の授業のケースにも取り上げられました。その彼女がFuquaで、今度出版予定の本についてのFocus interviewを行なうことになったためミーハーな私は雑用係として参加。
お迎えにあがると、ものすごいオーラ出して、車から降りてきました。実は気さくな普通のおばちゃんで・・・なんてことはありません。
「あら、同席するのなら、Focus interviewに参加しなさいよ」と言われ、Fuquaの若手の女性の教授とベテランコンサルタントの女性と雑用係の私(場違い)でInterviewを受けることに。

今度出版する女性のキャリアに関する本についてのコンセプトなどを彼女が説明している途中で、彼女にじっと見つめられたら、意見を求められているということなので、何か気の聞いたことを言わなければいけません。ものすごいコールドコールです。開き直って、言いたい放題です。

男性に比べ、女性は自分をブランディングしたり、ネットワーキングをキャリアに活かすことが下手。マネージャー、経営者など、自分の役割が変わるごとに求められるスキルも変わるので、常に3年後、5年後の自分を想像し、足りないスキルを早めにつけ、必要に応じて自分と言うブランドの打ち出し方を変えていくこと。
(すいません。具体的なキーワードがこれから出版される本なので書けないためすごい平凡な表現になってしまいました。)

「女性」としてひとくくりにするのではなく、ジェンダーロールを超えた高いレベルで優秀な女性はしっかりと自分を理解し、成功をつかみなさいという彼女の熱いメッセージに圧倒されました。女性がビジネスの世界で成功するのが難しいのは、もちろん性別の壁もあると思いますが、女性自身もビジネスの世界で生きていくのにプロフェッショナルになりきれない、不器用な部分がたくさんあることを痛感しました。

「それはこの本には書いていないわ」と、さらっとスルーされたと思った意見も、インタビューの最後に「本には書いていないけど、さっき言われたことの答えをずっと考えていたの・・・」ときちんと答えをくれるなど、厳しいながらも、次の世代の女性に対して丁寧にメッセージを送るCharlotteの姿に感動しました。
ほかの参加者の意見も非常に参考になり、(まったくくつろげなかったですが)勉強になりました。

2. Networking and business customs around the world

AWIBのInternational chairであるFが、ビジネス上の慣習、タブーなど、異なる文化圏でビジネスをするときに知っておきたいことをテーマにイベントを開催。前半が長くなってしまったので簡単におもしろかった部分だけ紹介します。

日本企業のアメリカ支社で働いた経験のある日系人の友人が、日本企業で驚いたこと。

- お酒を飲み終わっていないのに、周りの人どんどん注ぎ足すので、何杯お酒を飲んだかわからなくて酔っ払ってしまうので困る
- 残業をしていると、上司が「お腹すいただろ。ご飯食べに行こう」と夕食によく誘うが、これは、下心のある行動ではなく、がんばったご褒美に親切心から夕食に誘ってくれる (早く帰りたいのに)
- 「なぜ独身なの?」などの質問は当たり前なので、いちいち怒らないこと。日本人上司は、女性の部下を娘か妻のように思う人もいる(ブーイングあり)

・・・気をつけましょう。

その他にも、多くの国で、謙虚な姿勢が求められる(I can womanは好かれない)など、新鮮な話が多く、楽しめました。
ラテンアメリカでは、ビジネスミーティングで初めて会った人とも、よくキス(ほっぺに)で挨拶するというのを聞いて、アメリカ人の友人が「えー!!嫌いな人ともキスするの!!」と驚いていましたが・・・アメリカ人、選んでキスしているのか・・・

普段のおしゃべりでは、つい軽い話をしてしまうので、こういうイベントもたまにはいいですね。
両イベントとも勉強になりました。

Nick



ケースコンペ

2008-11-19 15:13:23 | 課外活動
FYのTKです。

Fuquaに入学して非常に驚いたことの一つに、授業の中で学んだ知識を、実践を通じて血肉として身につける機会が非常に多く提供されているということです。(詳しくは、Fuqua日本語サイトのHands-on Coursesのページをご覧ください)

今日は、そのような機会の一つである「Case Competition」をご紹介したいと思います。

一口にケースコンペと言っても、特定のイベントを指す訳ではなく、毎月のように様々なケースコンペが開催されています。私は先日、その中の一つである「Deloitte Internal Case Competition」に参加しました。

このコンペは、FuquaのConsulting ClubとスポンサーであるDeloitte Consultingによって開催されたものですが、丸一日かけて行われる学内予選で上位8位までに入ると、翌週のUNC Chapel Hillとの学校対抗ケースコンペに出場でき、さらにDeloitteのClosed list Interviewを受ける権利を獲得できる、というものです。(就職活動をしていない私にとっては、後者のメリットは無いのですが。。。)私は、同じセクションのアメリカ人、インド人、トルコ人とチームを組んで参加しました。

コンペの前にチームメイトに「ケースコンペの経験あるか」と尋ねたところ、ケースコンペどころか、ケースインタビューの経験があるのがたった一人という状況でした。まあなんとかなるさと気軽に思っていたのですが、これが大間違いだったというのは後から分かりました。。。

このケースコンペでは、朝の9時に一斉にケースが配布され、午後3時の提出期限までに、割り当てられたチームルームにこもって、クライアント企業への提案書を仕上げ、最終的に20分のプレゼンテーションを行う、というフォーマットで行われました。以降、当日の様子を時系列で振り返ってみます。


8:30:集合時間になっても、トルコ人のYusufが現れない。。。みんなで一瞬ひやっとするが、8:45になって何食わぬ顔で登場。みんなで、朝食として配られたベーグルとコーヒーにありつく。

9:00:ケースの配布。配布されたケースを見て、全員愕然。読みこなすだけでも丸2日は掛かりそうなデータ量。とりあえず、クライアントの要望の部分だけ30分で読んで、その後の方針をその後議論することに。

9:30:とある業界の中小企業に対する成長戦略の提案であることは分かったものの、方向性をどうするかについて議論錯綜。1時間ほど議論をするが、具体的な方向性は見えず。とりあえず競合分析を手分けして行って、その結果を持ち寄ってもう一度議論することに。

11:30:競合分析を終え、ある程度の方向性が見え始める。この時点で、再度方向性の議論を1時間ほど実施。着々と時間が無くなっている事に、この時点では誰も気がついていない。。。

13:00:各メンバーにパートを割り振り、具体的な提案内容と提案書(プレゼン)の作成に着手。私は会計分野が強いということで、事業予測の数値の作成を担当。この時点であと2時間しかないという事実に段々と気がつき始め、食事を取る余裕が無くなる。

14:00:引き続き資料作成。ひたすら作成。みんな段々と目が血走り始める。

14:50:漸く各パートが出揃い、プレゼンの結合作業に入る。時間のなさに相当焦る。

14:59:締め切り1分前、滑り込みで資料提出!全員燃え尽きる。プレゼンは1時間後の16:00からのスロットを割り当てられたため、しばしプレゼンの練習もせずにのんびり食事をしながらリラックス。アメリカ人のDanは、前日パーティでほとんど寝ていなかったらしく、爆睡。

16:00:プレゼンを実施。かなり具体的な提案が出来たものの、一方で細部の詰めが甘いことを痛感。審査員の2年生からも鋭い突っ込みをビシビシと受ける。

17:00:終了。疲れ果てたものの、心地よい達成感の中で家路に就く。


結果は、残念ながら上位8チームに選ばれませんでした。やはり事前のケースの練習をしていなかったことが災いし、前半のパートに時間をかけすぎ、アウトプットの詰めが甘かったと思います。

しかし、結果は出なかったものの、まさに今コア科目であるStrategyやMarketingで学んでいるフレームワークを、ケースを通じて実践に近い形で活用する経験ができましたし、バックグラウンドも価値観も違うチームメイトと共同作業をして短時間でアウトプットを出す難しさ・楽しさも実感することができました。また、何より、チームメイトと非常に仲良くなれたことは、何よりも重要なTakeawayだと思います。

このように、理論と実践をともに経験する機会に(文字通り)溢れているという点も、Fuquaのすばらしい特徴だと思いますし、私自身も、これからもこのような機会をどんどん活用していきたいと思っています。

TK

Duke Football

2008-11-14 14:03:55 | 課外活動
SYのたけです。

Dukeのカレッジスポーツと言えば「バスケ」。試合のチケットをGETするために例年行われる2泊3日のCampoutはDukeに来たからには必ず経験すべき貴重なイベントです。

そして、もう一つ。アメリカのスポーツと言えばアメフト!
残念ながらここ数年Dukeのフットボールチームは低迷中。
昨年は1勝12敗。一昨年は0勝12敗。。。

しかし、今年の”やつら”は少し違います。
だって、現時点で4勝5敗!
一気に数年分の勝利を収めてしまってます。
最大の要因は、コーチが変わったことらしいです。

ということで、先日Duke VS NC State戦を観戦してきました。
普段から、学生は無料・家族は$10で観戦できるのですが、今回はFuquaのDeanのお誘いという位置づけで、事前申し込みにより先着順にチケットが無料配布されました。そのチケットには、試合前のパーティへの参加券もついてます。

会場に入ると、かなりの熱気。
青(Duke)Vs 赤(NCstate)で埋め尽くされています。


(試合開始前マーチングバンドと花火の中選手入場)


(試合の様子)

残念ながら試合には負けてしまいましたが、日々の忙しさを忘れ、十分に楽しむことができました。

次回は今期最終戦となるUNC戦!

ちなみに、来週には以前ブログでも書いたEntrepreneurship Education Seriesにコーチがスピーカーとしてやってきます。(どうアントレプレナーなのかは聞いてみないとわかりませんが)

3秒ルール

2008-10-20 00:55:20 | 課外活動
SYのNickです。試験前なのに、なぜこうもダラダラしてしまうのか・・・どうしましょう。

私がFuquaでの生活で決めているルールの1つに(とはいっても他に決めていることはなにもないんですが・・・)、「3秒ルール」というのがあります。他のMBA School同様、Fuquaでは授業以外にも様々なイベント、クラブ活動などを行っており、生徒も積極的に参加しています。私の「3秒ルール」は、こういったFuquaでのイベントなどの手伝いなどを誰かから「一緒にやらない?」と言われたら、よっぽどのことがない限り、3秒以内に「Yes」と答えるというものです。MBAの日常は結構忙しいです。ですから、3秒以上考えて、「あとで返事するね」などと言ってしまうと、「勉強が・・・」「就職活動が・・・」「そんな大役、めんどうだし、英語もうまくないし無理・・・」など、いろんな言い訳が浮かんできて、気持ちがくじけてしまう可能性が高いです。だから、「え~やだよ~」と思ってしまう前にとりあえず、さわやかにYesと安請け合いしてしまおうという無茶なルールです。

このルールのおかげで、クラブ活動のChair、クラスでのプレゼンテーション、教授との食事会への参加、BDW(Fuquaへ進学を考えている人を対象としたイベント)の運営委員、FuquaVisionへ顔出し・・・
など、いろんなことをやってきました。勉強の忙しい時期と重なり激しく後悔したり、英語がぐてぐてになりうまくその役割が果たせなかったなど、毎回1人反省会をする日々が続いていますが、何かの機会に全く思いがけない人から、「Nickがあの昼食会で話していた内容は今でもすごく印象に残っている」「international studentなのにいろんなことに参加している姿を見て、すごく刺激を受けた」「日本人のイメージが変わった」(いい意味で変わってくれたと信じたい・・・)などと言われたりすると、うまくできなくても参加してよかったなぁと思います。本当に大変ですが。

「ビジネスの場と違って、Fuquaはsafety zoneなのだから、失敗してもみんなが支えてあげるからいろんなことにチャレンジしてみなさい。」ということをよく言われます。友人達も、「レジュメに書いてアピールしたいわけではなく、大変だけどこの役割が好きだし、いい経験になると思う。」などと言い、忙しいなかいろんなことをしています。私はなまけものなので、この3秒ルールがなかったら、自分の好きなこと、できることしかやらなかったかもしれません。これからも安請け合いして、きっと後悔するのでしょうが、出来る限り3秒ルールは続けていこうと思います。

新しいこと

2008-10-07 14:45:28 | 課外活動
SYのPenskeです。
いよいよ、DUKE生活も2年目を迎えました。
2年目というものは、どうやっても感動が薄れがちです。
以前、留学していた頃を思い出しても、2年目の記憶は
1年目に比べごく僅かでした。(1/4くらいかな…)

そこで 貴重な留学生活を充実させたい!
と思い、始めたのが"TA(teaching assistant)"です。
英語で十分に説明できるか、とても心配でしたが
挑戦してみる事に…。

なんと、学期が始まって早々3名のアメリカ女性陣から
依頼が入りました!

しかし結果は玉砕。。。
内容は"conditional probability"についてでしたが、
ネイティブの勢いに負け、英語で説明ができず、
未だ二度目の依頼は来ていません。

その後、統計に入り大分説明しやすい内容になりました。
追加3グループを受け持ったのですが、なんと内2グループが
リピーターとなってくれています。嬉しい限りです。

ここで感じた事を三点。
1. 根を張る
  つい最近学んだ事なのに、驚くほど忘れていました。
  知識を詰め込むことだけに必死になっていたけれど、
  定着させなければ、すぐに思い出になってしまう…と実感。

2. コア科目の重さ
  2年目に入り、より高度なテクニックと知識を身につけているのですが、
  泥臭いビジネスの中で使う機会があるのだろうかと、疑問を抱くこともあります。
  今回、統計・会計と見返すことになって改めてコア内容の充実ぶりを実感。
  忙しさを口実に読みきれなかった部分、消化不良の内容がもったいない。

3.嬉しさ
  小テストを終えて、『今回のテストは上手くいったよ』と、
  連絡をもらえたとき、自分のテストの出来が良かった時よりも
  心熱くなりました。(またのご連絡お待ちしております。)

そして今は、学校から多少のおこずかいが貰えるらしいので
妻に内緒でどのクラブを買おうか思案中です。

MBAのいっしゅうかん

2008-09-28 13:40:41 | 課外活動
SYのMAXです。さて、Fuquaでは、授業以外の時間にも学びの機会があふれてますよ、ということで、授業以外の時間帯にどんなことをしているか、今週1週間、私が出席したイベントを紹介してみます。

月曜日
夕方、隣のTerry Sanford Institute of Public Policy(公共政策大学院)主催の、New York TimesのコラムニストThomas Friedmanの講演に参加しました。Thomas Friedmanは、ピューリッツァー賞も3回受賞したことがあり、”The World Is Flat”という本でも有名だそうで、Sanfordの学部長とDUKEの学長が立て続けに出てきて紹介していました。新しく”Hot, Flat, and Crowded: Why We Need a Green Revolution--and How It Can Renew America”という本を出したということで、“Green Revolution” がテーマの講演で、環境への関心の高まりからか、講演会場のPage Auditoriumが満員になっていたため、隣の Reynolds Theaterで講演が同時放映されているのをみました。「氷河期と今の地球の平均気温は6度しか違わない」など、思わず「へぇ~」(←古い)といいたくなるネタ満載でした。

そのあとは、Fuquaに戻って、FuquaのLDI(Leadership Development Initiative)主催の “CEO Fireside Chat“に参加。こちらは、普通の教室で「CなんとかO」と付くLaedershipポジションの人から話を聞いて、その後いろいろ質問をしたりできるイベントで、今回は、Duke University Hospital のCEO、Dr. William Fulkersonから、デューク大学病院の概要や、2002年に引き継いだときに赤字だったのを、年1億ドルの黒字まで持って行った経緯などの話を聞いたあと、学生一同で質問攻めにしていました。「デュークホスピタルの使命は、世界最高の医療を提供することだ」と熱く語っていたのが印象的でした。

火曜日
夕方、新聞でもよくコメントが引用されるというFuquaのファイナンスの教授Campbell Harveyによる金融危機に関する特別講演がGeneen Auditoriumで開催されていたので、参加してみました。ファイナンス科目をあまり取っていない私にもわかる程度にわかりやすく解説してくれて勉強になりました。今回の金融危機と日本で起こった過去の金融危機は全く違うとしたうえで、特に、日本の金融危機からの教訓として、イノベーションの源泉である中小企業・アントレへの投資の減少を日本の停滞が長引いた原因の一つとしてあげていたのが印象的でした。

水曜日
Fuquaでは、授業がない水曜日には、シンポジウムがときどき開催されています。今週はGeneral Management Clubのシンポジウムが午前中、Consulting Clubのシンポジウムが午後に開催されていました。午前中の”Managing the Dragon: How I'm Building a Billion-Dollar Business in China” の著者Jack Perkowskiによる、企業の中国への進出に関する講演では、100ドル札と100元札を出して、「この2つの価値は、それぞれの国の人にとって同じなんだ」と語っていたり、三角形と菱形の絵を描いて、中国のマーケットの特徴を解説したり(←これだけ書いても意味不明かもしれませんが)と、なかなかためになる内容でした。
また、午後は、Nonprofit やPublic SectorへのConsultingをテーマにした、Duke卒業生を招いてのパネルディスカッションもあって、進行役を担当していたCASEのMatt Nashが、「4年前に最初にこのパネルを開催したときは、数人しか聴衆が集まらなかったのに、今や教室いっぱいに近いぐらいに増えている」と語っていたことからも、Fuquaの学生のNonProfit分野への関心の高まりがうかがえました。

木曜日
この日は、Entreprenerurship Education Seriesに参加。内容は、昨日のたけの投稿のとおりです。ちなみに、EVCC (Entrepreneurship and Venture Capital Club)は、これ以外に、現在、Business Plan Reviewという、地元企業へのgrantを提供しているNPOと守秘契約を結んだ学生3人ずつの各チームで、そのNPOに提出されたビジネスプランのなかからチームごとにアサインされた10個のプランについて、Fundingに適しているかどうかを評価するイベントも開催していて、先日各チームが提出した結果の発表が来週ある予定となっています。アメリカの起業家ってどんなビジネスプランを作るのかな、と思って、気軽に参加したイベントだったのですが、大学発ベンチャーなどを中心にかなりハイレベルなビジネスプランだらけで、こちらも結構勉強になりました。

金曜日
イベントではないのですが、Service Operation Managementの授業のチーム・プロジェクトとして、FuquaのWeekend Executive MBA卒業生がChairmanになっている隣の州のとある病院のコンサルティング(オペレーション改善)をやっており、その病院の主要メンバーとのTeleconferenceを開催したりしていました。
そして、金曜といえば、もちろんFuqua Friday!今週末は、在校生の家族(親など)が訪れるFamily Weekendとされているため、家族も多数訪れており、普段はTerm終了時だけに上映されるFuquaVisionも特別上映されていました。

と、こんな感じで、授業以外にもイベントがしょっちゅうあって、それらがすべて無料で開催されるという非常にありがたい環境です。

この他にも、Invention to Applicationという、Dukeで開発された発明の実用化を目指す学部横断の実践型授業を取っている関係で、実際に他学部の発明者に会いに行ったり、発明の管理や企業とのライセンス交渉を担当しているOffice of Licensing & Ventures(日本で言うTLO?)を訪れたりと、なんだかんだ充実した日々なのですが、学業、パーティと並ぶMBAの3本柱の1つ、G○LFへのParticipationが全くできていないのもまた1つの悩みだったりします。

Entreprenerurship Education Series

2008-09-27 16:16:33 | 課外活動
SYのたけです。

FuquaのイベントではなくDukeのイベントですが、Entreprenerurship Education Seriesというものがあります。全12回のシリーズで、毎回ゲストスピーカーが来校し、アントレのビジネスプラン・ファイナンス・知的財産・オペレーション等々テーマを決めて講演してくれるというもの。

初回は、Dukeの卒業生でMint.comというサイトを立ち上げ大成功した人でした。2回目となる今回は、大学を卒業して1年後から次から次へと事業を立ち上げては成功し、その売却合計額は400億円近く。しかも今でもいくつかの会社のトップ。
さぞかしセレブだろうと思いきや、ジーンズとカットソーというラフな格好で演壇に登場(正直Fuquaの学生かと思った。。。)

今日のテーマは、「Planning Your Startup」。
ということで、彼の簡単な生い立ちの後に、彼なりのビジネスを始めるに際しての成功の10か条を実体験に基づき語ってくれた。
生い立ちで驚いたのは、10歳のときから仕事してたこと、その後も大学に行く前からいろいろビジネスをやってたらしい。。。どうやら根っからのアントレプレナーらしい。
そして、成功の10か条。気になる第一位は、
「Love What You Do!」
 ・今までに無いくらい本気で取り組め!
 ・人に「無理だよ」って言われてもやりとおせ!
とのこと。

一つ一つは驚くほどの内容ではなかったのだが、やはり実際に大成功を納めた人に実体験に基づき目の前で語られると重みがあります。
いやはや今日もいい話が聞けました。
ちなみに、講演前には無料のピザとドリンクが振舞われます。


こんなイベントがしょっちゅう無料で開催されるなんて非常にありがたい環境です。
ちなみに、今回のイベントはDuke大学主催ですが、他にもクラブ主催でゲストスピーカーが訪れることはよくあります。

次回のテーマはFinancing!

the World Dinner

2008-08-25 12:35:30 | 課外活動
こんにちは。Class of 2010 Katiaです。

6月30日からDurham生活を始め、あっという間に約2ヶ月が経ちました。生活に慣れ、学生との交流も深まり、毎日充実している今日この頃です。

私からは、初めて学生に「日本食」を披露したお話を。

先週木曜・金曜日にMBAA主催で「the World Dinner」なるものが企画されました。ボランティアで立候補したHostが各国の同級生Guest6-8人を自宅に招き、自国の料理を披露するという企画です。私は木曜日、同じセクションの日本人SさんとHostとして、6名のゲスト(アメリカ人:3名、カナダ人:1名、中国(台湾)人:1名、インド人:1名)、ゲストのパートナなど計11名に、日本食を披露することになりました。

今回はアメリカでも常食となりつつある「Sushi」以外「日本の家庭料理」を披露することに決めました。日本食材は車で10分ほどの場所にあるオリエンタルマーケットで調達できます。その為味にもこだわることができ、外国で食べる「日本で食べるのとちょっと違う日本食」で無く、日本で食べてもおいしい味を再現することに注力してみました。

献立は、日本のカレー、肉じゃが、ひじき、冷奴、味噌汁、梅干、納豆、ポッキー、、、など。

当日は19時半から、アパートにあるパーティルームを貸しきって開始。食事や文化をテーマに会話も盛り上がりました。

ちなみに、納豆や梅干は有名かと思っていましたが、名前すら知られていませんでした。ポッキーと味噌汁以外は初めて食べたということ。ポッキーが有名で、且つ大人気だったのが意外でした。また、ひじき、冷奴はあまり味慣れしていないのか、おいしいというものの積極的に食べてくれず、梅干と納豆は案の上賛否両論で、全く駄目な人、おいしいといって食べた人。

最後ゲストの皆様より日本食「Awesome!!」とのお言葉を頂きました。それもそのはず、日本人であっても日本の家庭料理はおいしさは、外国生活の中で特に感じますからね。

これから2年のうちに、イベントであるなしに関わらず、いろいろな人々に日本食や文化を披露する機会があります。留学の目的は卒業後ビジネスに役立つことを学ぶことなのですが、それとは別に日本人代表として、文化や歴史を正しく海外に発信するのも重要だな、と思う今日この頃です。

ソフトボール 結果

2008-05-06 10:44:19 | 課外活動
SYのMTです。 先日Graduate School対抗ソフトボールの記事を書きましたが、
http://blog.goo.ne.jp/fuqua2007/d/20080403
Team Japanの最終結果をお知らせします。

結果は、決勝トーナメント進出! 予選は4戦あって2勝2敗、コールド勝ちもあるがコールド負けもあるということで、上位8チームが選ばれる決勝トーナメント進出は結構微妙な状況でした。 Yoshi監督の大会本部への陳情(?)が功を奏したのか、何と最下位での決勝進出です! しかし、、、最下位での進出ということは、第1シードとあたるということで・・・はい、そうです。 予選初戦でコテンパンにやられたWHOAとの対戦です。

しかし、もう失うものは何もない。『Nothing to lose』の精神で、ぶつかりました。1回表に1点先攻されたもののすぐに犠牲フライで同点に追いつき、ますます士気が上がります。 2回にも1点失ったものの、WHOAのパワーにひるまずなんとか食い下がる。 しかしWHOAは守備も堅く、Team Japanも得点できません。 そして運命の3回、WHOAの重量打線が火を吹きます。 長打、短打を絡めてなんと10得点。。。力の差を見せ付けられ、ナインも意気消沈です。。。 もうダメだ・・・、皆がそう思ったとき、どこからか、、『10点取るぞ!』の叫び声が!そう、Yoshi監督はただ一人あきらめていませんでした。 そして最終回の攻撃2アウトから『代打オレ』、バットを思い切り振り抜いた打球は、、、、無情にもレフトのグラブにおさまりゲームセット。

残念ながら決勝トーナメント初戦で敗退してしまいましたが、皆やれることはやったということで、充実感でいっぱいでした。 最後に監督の胴上げでこの熱いオトコ達の物語に幕がおりたのでした。 胴上げ後の監督の目には大粒の涙が! そう、それだけ真剣だったのです。 打ち上げで飲んだビールの味は格別でした。



Team Japanの面々。


来年度もまた参加を予定しているそうですので、我こそは!という方はぜひDukeへ!


Fuqua on Board -final meeting-

2008-04-25 13:14:48 | 課外活動
All in Favor(皆さん、賛成しますか)?
Aye(賛成).

本日、Board meetingで最終報告を終え、1年間に渡って活動してきたFuqua on Boardプログラムが終了した。Fuqua on Boardとは、Fuqua学生が地元のNPOへBoard Memberとして入り込みビジネススキルを提供しながら実際の経営に携わろうというプログラム。
(ちなみにプログラムを立ち上げたMat Nashは今年Duke's Presidential Awardを受賞)

…と、カッコよく書いてみたものの、自分達がやった仕事といえば

 ・支援者DB作成
 ・Web Surveyを用いて支援者への意識調査と分析
 ・ホームページの再構築
 ・ブログサイトの企画

など、予想外に泥臭いものでした。
そんななかで感じた一番の収穫をご紹介。

『無給は熱い!』
 Boardメンバーは性別・年齢・人種・職業バックグランドが様々で米国らしく
 多様性を持たせ構成されている。そんななかで幾人かのBoardメンバーと
 仕事をしていて気が付いたことだが、皆共通してお金だけにこだわらない
 価値観を持っていた。

 夕方仕事を終え、家で休息する時間を削り、また
 週末スポーツ観戦でくつろぐ時間を削って活動を行っている。
 皆に尊敬されたいから、名誉が欲しいからというわけでもなく
 自分のやりたいことを、ただ形にしてみたいがために彼らは活動していた。
 こういった信念を持って仕事、いや人生に望んでいる人達の姿は
 大変美しかった。
 
ビジネススクールで教えてくれる"利益を最大化する"というのは
明確な目標だが、その他の軸も一つずつ増やしていこうと思わされる
貴重な活動だった。

さて冒頭の言葉だが、Board Meeting等で使われる特有の文句である。
もうこの言葉も使わなくなると思うと少し寂しい気もする…。

FY Penskeより

今年もやってます - ソフトボール!

2008-04-03 00:53:48 | 課外活動
SYのMTです。MBAと関係のない話ですみません。

MTは小学生の時に野球をしていて、へたっぴですが野球が大好きです。そんなわけで、今年もやっています、ソフトボール。DukeのGraduate schoolの学生チームが争うソフトボール大会に参加しています。今年はYoshi監督の計らいで、ユニフォーム(Tシャツ)を作るなど、ますます気合が入っています。

昨年もJapanチームとして出場し、残念ながら予選敗退となってしまったのですが、その楽しさが忘れられず、今年はYoshi監督のもとFY、SYの腕に覚えのある有志が参加し、 14チーム中上位8チームが出られる決勝トーナメント進出に向けて、戦っています。 MBA All Japanチーム(+エンジニアリングスクールおよびシンガポールからの助っ人)としてチーム編成し、何度か練習も行って試合に臨み、 これまで2試合を終了して結果は現在1勝1敗です。 簡単に試合を振り返ります(以下の個人名は選手登録名です)。

- 1試合目(対 WHOA)
初戦ということでかなり気合がはいる。 しかし、試合開始前の練習から、かなり手ごわい相手であることが明白。 体格のよいアメリカ人選手が多く、野球経験者も何名か居る様子。 先攻で1回表にチャンスは作ったものの、得点できず。ピッチャーはかなり山なりのボールで非常に打ちづらい。 相手の打撃もすばらしく、1回裏に早速4点先攻され、苦しい展開。 その後もコンスタントに得点を重ねられ、また攻撃ではチャンスらしいチャンスもなく、まさかの15-0での大敗。 とくに打撃面でのパワーの差に圧倒されたまま終わってしまった感じ。 しかし惜敗したわけでもなく、力負けであったことで、逆に吹っ切れた。

- 2試合目 (対 Medical Physics)
初戦終了後の、Yoshi監督の悔しい表情に、『今回はなんとしても勝たねば』とますます気合がはいる。 またこの試合に負けると決勝トーナメント進出が絶望的になることから、絶対に負けられない背水の陣で望む。 サードのMayumiがケガから復帰したこともあり、チームは万全の状態。 また初戦で痛感した巨漢アメリカ人のパワーに備えて、外野陣は野球経験豊富なFukudome、Yoichi、Greenwellなどでがっちりと固める。 またベンチにも高校野球で4番キャッチャーを務めていたR.Bassが控えるなど、層の厚さも誇っている。

後攻であったが、1回表をピッチャーHaraが頭脳的な投球でピシャリと押さえる。さしずめ元オリックスの星野といったところか。 打線も大きい当たりはないものの、横浜マシンガン打線を髣髴とさせるつながり、またPetagineの好走塁なども光って3点先取。 選手達も『今日はいける!』の感触が広がり始める。 2回以降もHara投手の投球は衰えず、内外野ともにしっかりと守り、球際に強い外野陣jが鋭い飛球もしっかりとキャッチするなど、完全に波に乗った。 とどめはDestradeのレフトオーバーの大飛球。 昔広島に在籍したロードンのようなフォームから繰り出される打球にビックリ。これまで外野の頭を越す当たりがほとんどなかったが、ようやくこれで初戦敗退の悔しさも吹き飛び コールド勝ちで大勝した。 全員が出場し(チームの紅一点、“くの一 M&M's”もアウトにはなったものの、ショートへの鋭い当たり)、まさに全員でもぎとった一勝。 試合後のビールは格別です。

ここまでを振り返ると、外野守備はまったく不安がありません。 内野はパワーヒッターが繰り出す鋭い打球と人工芝にすこしてこずってはいるが、守備面全般は問題なさそうです。 やはり最大のハンディは攻撃面のパワー。 ゴルフをやっても普通に300Y飛ばしちゃう人達ですから、ソフトボールも打球が速いしよく飛ぶ。 これに対抗するには、ゴロを打ってつなぎ走塁で着実に得点を重ねるしかなさそうです。 

、、、という感じで楽しんでいます。 ちょっとこじつけのようですが、学業も課外活動(遊び)も真剣に楽しむところがFuquaの良さの一つだと実感しています。

GATE India 2008

2008-04-02 06:52:55 | 課外活動

Duke桜満開です。Gianです。
春休みにGATE Indiaに参加してきました。私費の身にとって、4000ドル以上かかるGATEへの参加はためらいがありましたが、日本ではいまいちピンときてなかったインドの勢いをこちらにきてから感じることが多かったことと、他の学生とどっぷり2週間一緒に暮らすという経験もなかなかできないだろうと考えて参加を決めました。
結果的に本当に熱い旅となりました。

①インドが熱い
インド企業、イケイケでした。Coca-Cola India、Business Process OutsourcingのKeane、銀行のICICI、ボンベイ証券取引所へ企業訪問してきましたが、どこもインドの今後の可能性を信じ、いっちょやってやろうという気概に満ち溢れてました。Keaneの役員の「Something has happened here」という言葉が印象的でした。日本のリーダーからそんなことばなかなかきけないですもんね。
特によかったのは、Coca-Colaのプレゼンテーション。多様なインドでのセグメンテーションがいかに難しいか、とか、インド人が食に関しては保守的なため、どれだけ苦戦しているか(実際、Coca-Cola社のNo1商品は、Cokeではなく買収したThums up)など、商品がわかりやすいため、インドでの消費者マーケットを知る上大変興味深いプレゼンテーションでした。
多様なインド文化も魅力のひとつ。Delhi, Agra(有名なタージマハルがある町), Hyderabad, Mumbai , Kochi(Keralaの海辺の町)、どの都市もまったく違った雰囲気や食文化があり2週間飽きることがありません。また、Hyderabadから2時間ほどの小さな村に訪問し、MicrofinanceのGroup Lendingのミーティングやそれを資金に行っているローカルビジネスを実際に見たりなど、個人旅行ではできないような体験もできました。

②教授が熱い
今回の旅行をリードしたのは、OperationのPranab Majumder教授。インド出身というだけではなく、彼はGATEをリードするのが5回目といことで、企業訪問、文化系のイベントなど、学生の興味を良く把握してリードしてくれました。何よりも、彼のまったく気取らない性格が旅を大変楽しいものにしてくれました。ときにはインドの問題点をするどく指摘する教授として、ときにはインド文化に造詣が深いツアーガイド(旅の前には、「旅のしおり」を作ってくれました)として、そしてときには一緒にクラブで踊る旅仲間として一緒に旅をエンジョイしてくれました。いくらフレンドリーといわれるFuquaの教授陣でも、ここまでフランクかつ情熱のある方はなかなかいません。

③仲間が熱い
純ドメで、いまだに英語もへたくそな私にとって、今回のたびはインド文化を知るだけではなく、アメリカ人コミュニティにどっぷり2週間つかるというダブルの文化体験となりました。30人の参加者のうち、インターナショナルは私とガーナ人の女性(イギリス在住6年アメリカ在住4年)だけ。しかも同じセクションからは他に1人しか参加者がいなかったので、友達が少ないまさに”アウェイ”。しかし、インドを選んできているということに関係あるのかはわかりませんが、参加者は熱いやつらばかり。毎日のように飲み、踊り、ときには、Dukeやアメリカ社会の問題点を本音で語りあう中で、今後も続くであろう仲間を作ることができました。


旅の終わりに、ホテルでPCのコンセントを入れたとたんに、スクリーンがクラッシュするというオチはありましたが(電圧OKなはずなのに、、、みんな気をつけてね)、人生でもっとも思い出深いたびとなりました。
GATE Indiaは来年もあるとおもいますので、新FYのみなさま、あるいは今年逃した現FYのみなさん、お勧めです。

Gian