いや~行ってまいりましたキャメロンスタジアム。(課題に追われ観戦後から一週間経ってしまいましたが・・・。)只今ACCを無敗で首位独走中、全米ランキング2位と絶好調の我らがブルーデビルズがACC3位のボストンカレッジを迎えての一戦でした。
バスケ好きの私には聖地巡礼のようなありがたいイベントで、思わず体育館に入るなり天井に飾られている往年の名選手の永久欠番に手を合わせて拝みそうになりました。そんな狂気の館、キャメロンスタジアムでの独特な雰囲気はバスケライターの宮路陽子氏のブログにも詳しく取り上げられています。
http://yokomiyaji.cocolog-nifty.com/basketball_diary/2007/12/post_186b.html
とにかく熱い。飛んだり跳ねたり呪いかけたり観戦というよりもライブハウスのような熱気の中、必死に応援します。局面ごと選手ごとにも応援のバリエーションがあり飽きさせません。初めての観戦者も安心して応援できるようチートシート(カンニングシート)が配布され万全の体制で狂気の館の雰囲気を盛り上げていきます。相手校は本当にやりにくいだろうなと思います。(写真は試合開始30分前の模様。ウォーミングアップ中から相手校選手に呪いをかけるCameron Craziesの面々)
肝心の試合はというと宿命のライバル校であるUNCとの大一番を終えた直後の為か、前半は集中力を欠いたイマイチ締まらない内容。ファールをもらうもフリースローをポロポロ落とし、ディフェンスでは自慢のオールコートプレスを相手校のエースガードTyrese Riceに突破され(結局28点献上)、前半はリードされて折り返します。
後半も一進一退の攻防が続くものの、後半にはルーキーながらエースの風格漂うKyle Singlerが大事な場面でスリーを決めて試合終了5分前には勝負ありな雰囲気でした。最終的には90対80で危なげない勝利でした。
3時間近く立ったまま跳んだり跳ねたりで応援すると、試合が終わってどっと疲れました。しかし観戦しながらデュークの一員であることを強く再認識させてくれるプライスレスなイベントでした。ビジネススクールを選ぶ基準にはなりにくいかもしれませんが、愛校心というのはこういうイベントを通じても大きく育まれるのかもしれません。そういう意味では大好きなバスケチームのあるデュークに来て良かったなと改めて思いました。
このまま快進撃を続けて行けば、3月のMarch Madnessと言われ全米が熱狂する全米トーナメントで今年は何かやってくれそうな期待が高まります。我がデューク大学の戦術は今流行りのスモールボールで大型の選手を使わず、ディフェンスで相手にダブルチームを仕掛けてパスカットを狙い、オフェンスではアップテンポに走り回りコートのどこからでも自在にシュート機会を作り出す見ていて楽しいスタイルです。
この戦術には不安もあります。ゴール近くのシュートより成功確率の低いスリーポイントを多用する為に、その成功確率に勝敗が大きく拠ることです。シュートは水物と言いますので、落ちたボールすなわちリバウンドを奪取して自チームの攻撃回数を増やし、かつ敵チームの攻撃回数を減らせるかどうかが試合を通してのシュート成功率が5割以下のバスケットという競技の大きな鍵を握ってると言えます。
ビッグマンが不足がちなデュークですが、未完の7フッター(213センチ)選手、Brian Zoubekに頑張ってもらいましょう。(う~ん、無理だろうな・・・。)
快進撃のおかげで勉強とバスケ観戦の両立に頭を悩ます季節はまだ続きそうです。