サイコロジスト101

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PGS-101開催

2009-10-11 12:38:52 | Weblog
10月10日、PGS研究会の101回目の研究会を開催しました。

1時からたかつガーデンで開催。

服部先生の講演は、「不登校児の理解とサポート~不登校を明日への糧にして~」と題するもの。

まず、不登校の用語・概念を整理していただきまいた。

ついで、不登校の分類が、文科省によるタイプわけ、高木隆郎による症状と経過による分類が紹介されました。

服部先生がこれまで不登校児ととりくんでこられた歴史もたっぷり。

お得意の生涯発達の観点から、不登校児を理解するための基準や、対応のしかた話も。

葛藤群、未熟依存群、未熟攻撃群、学習困難群、精神疾患群の5分類も紹介されました。

大教大時代(1985ー1994)のLOVE作戦の考え方や成果はわくわくするものでした。

最後にPGS研究会にあわせて、不登校児童への対応についてストレスマネジメントとの関係図も紹介してもらいました。

休憩のあと、坪田先生、村上先生から指定討論。

坪田先生からは、各分類によって具体的にどのような対応が考えられるのかの質問。

村上先生からは養護教諭の立場からの意見が出されました。

さらに古角先生からは、事例が出され、どういった対応が可能かなどが議論された次第。

私はさらにすすんで、服部先生が関わられた中教審などで検討され1999年頃からはじまる「心の教育」を中心とした指導要領の成果について、今日の学校の様子への認識が必要ではないかと問いかけさせてもらいました。

心の教育、心のノート、学習内容の簡易化、スクールカウンセラー導入、養護教諭による授業などなど、ここ10年間の変化は、現在の子どもにどのような影響を与えたのか考えるよい機会となりました。

高元先生は用事があって議論には参加できませんでしたが、大野先生がそれに代わるように参加。

最後に記念写真を撮ってお開きとなりました。


2009/10/11・記



などの整理のあと、歴史

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