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心理学概論090511資料2

2009-05-14 05:55:36 | Weblog
心理学概論2章こころのモデル1の2枚目資料です。

フロイトとヴントの心理学は、いずれも心を「内燃機関」や「機械」にたとえていたと考えました。

フロイトの心的装置を例に話をしましたね。

彼は意識されない無意識の世界に目を向けました。

それは当時の北大西洋に漂う氷河のイメージ。

深く沈む氷の固まりの底に固まりただよう無意識の住人3方「イド」、「エゴ」、「スーパーエゴ」の話でした。

無意識下に抑圧されるトラウマやタブーが病気のもとという考えです。

彼はまた精神分析療法という心理療法を考えました。次回はその周辺の話題もお話しましょう。

またヴントについては解説する時間がなかったので、次回お話します。

ヴントの心理学は、構成主義心理学と呼ばれています。

心を、意識と考えていました。

意識を構成するのは純粋感覚という元素のようなもの。

元素がいくつかあつまって(化学反応を起こして)別の分子・物質になるイメージで理解したらいいでしょう。

ヴントはとても広い知識をもち、多くのことに興味を示しました。

民族心理学という今日の社会心理学のような領域も彼が築いた分野です。

今日の法曹界の基本的な考え方も彼の意識心理学と類似しています。

殺意は何から構成されるかという常套思考が好例でしょう。

来週をお楽しみに。

2009/05/14記


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