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20100125研究法:実験計画法の資料

2010-01-25 04:00:28 | Weblog
本日(1月25日)開講の心理学研究法で使う資料です。

実験計画法について、お話します。

はじめて聞くときは、用語がやたらと難しく聞こえます。

しっかり言葉の意味を考えて、使えるようにしましょう。

心理学では、心の働きを行動とみたて、当該の行動を観察し、測定して数量化します。

こうした行動が、ある条件のもとではたくさん出現したり、大きくなったり、消えたりします。

実験を重ねて行くにつれて、どのような条件を設定したら当該行動がどうなるかがわかってきますよね。

実験するときに操作する環境条件の変数を、独立変数と呼びます。

測定する行動を従属変数。

これらの変数に影響するその他の変数は十分統制しておかなくてはなりません。

独立変数の操作と、従属変数の関係についての実験前の理解によって、便宜上実験は3つのタイプに分けることができます。

できたら、仮説を検証するための実験計画法をつかうのが合理的なんですが、関係性がみえない状態では、観察に留まります。

すべての実験は、たんなる観察と、仮説検証型実験の間にあります。

早々にこの資料をダウンロードしたかたも、授業後にダウンロードするかたも、じっくり一週間考えてみてください。

2010/01/25・記



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