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健康心理学9:090623自殺-3

2009-06-24 07:10:30 | Weblog
自殺資料3枚目です。

警察庁平成15年報告から、自殺は明け方・寝ないでそのまま企図したものが多いですね。

季節としては春先から夏場が多く、4-5月がピーク。

自殺は死因の一位といいましたが、詳しくみたのが3枚目の図。男女でいくぶん違いがあります。

でも、かわらないのは、自殺と不慮の事故死が圧倒的に若者の死因といってよいでしょうか。

日本人の自殺について、1899年から2003年までの年次推移をみた100年統計は圧巻。

1899年といえば明治31年。維新後30年が過ぎ、戊辰戦争から20年。明治政府は日清戦争で勝利を挙げ意気揚々の頃。

自殺率は10万人あたりの自殺者数。

第二次大戦が終わった後に3つのピークがきています。

現在の自殺ピークは第三波。いつ沈んでくれるのでしょうか。

いや、健康心理学のプログラムによって沈めなければなりません。

自殺の動機は健康問題が1位、経済的問題が2位。あとは家庭問題、勤務先関係、男女関係、学校問題と続きます。

遺書のあった事例だけの資料なので統計資料を見るには慎重さが必要です。

自殺対策基本法で目下ターゲットにしているのは、この一位・二位の自殺動機。

どんな対策が実際に施策として実現し、実行されているのでしょうか。

(つづく)


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