サイコロジスト101

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新型インフル認知の温度差

2009-05-20 16:59:59 | Weblog
新型インフル患者は、午後になって238人と大台を超えてしまいました。

兵庫県、大阪府に次いで滋賀県からも患者が出ました。

こんどは立命館大学びわこ・くさつキャンパスの学生23歳で、15日から18日早朝まで神戸市の親類宅にいての発症。

18日午前は大学で受講していたというのですが、症状が出たので通院しタミフルで治療中とのこと。

JR東海道ラインで移動したのでしょう。

18日に滋賀に戻るときにそばにいた人、大学で近所に座っていた学生、関係した学生などが発症する可能性があります。

不思議に思っていたことなんですが、これだけ新型インフル患者が大阪府・兵庫県に拡大したのかということ。

またなぜ京都奈良で発症者が出ないのかということも不思議。

いずれにしても近畿一円で発症者が出るのは時間の問題。京都からもぼつぼつ・・・と娘と話をしています。

娘のメールによると、京都市内ではまだまだインフルの認知熱は低く、マスク着用率も低値なんだそうです。

同じ大阪府でも、大和川以南になぜかインフル患者が出ない。不思議です。

今日は堺市から和泉市のほうに出向いたのですが、確かにマスク着用率は低いです。

平気でクシャミするおばさんがいます。電車の中で。

大阪北では、電車でクシャミどころか咳しただけで隣の席の人は立ち去りますけどね。

温度差はこうして地域差としても存在しているんですね。

インフルエンザウィルスは、人々の間で移ります。

橋下知事の英断は、インフルの蔓延リスク管理の観点から、短期間に集中的に人人感染のチャンスを減らそうというもの。

なんでこんなときにわざわざインフルに感染しやすい場所に素で出て行くのでしょうね。

こうした認知の温度差が蔓延を促進するのです。

学生のみなさん、マスク着用、帰宅後手洗いはもちろん、この一週間は家から出ないように。

2009/05/20記