元は、『オスポルネ』という有名なシェリー酒製造元の看板で、最初はお腹の部分にロゴが入っていたそうです。しかし、運転者の注意を削ぐため交通法で道路脇の看板は、すべて撤去されることになりましたが、あまりにもその姿が国民に愛されていたため、ロゴを消せば問題ない…ということで、「黒い牛」はそのまま残ったということです。全土の国道沿いに約90頭いるらしい…
遠くに見えた電車を撮影。スペインの五能線!?
地中海沿いを走ります。バスの中から撮っているので、バスの座席が写っちゃってます…
続いて見えてきた窓がいっぱいの建物…「墓地」です。面白いと言ったら失礼ですが、興味深い。
お墓の団地のような感じで、最近は日本にもこういうタイプのものがありますが、スペインは焼かないので棺が納まっていて、その分だけ奥行きがあります。コンクリートで蓋がされ大理石など墓標のような物をつけて、そこにイエス様やマリア様の像と、その方の名前、亡くなった日などが刻まれます。
日本のように、ある広さの土地に穴を掘ってコンクリートで固めて部屋を作り、その上に墓標を置くものもあるそうです。この場合、日本と一緒でひとつのお墓に家族がみんな入ります。墓地にはたいていスペイン杉と呼ばれる木が植えられていて、形が魂が天に昇っていくようすを象徴しているそうです。
ところ変われば、現地の人にとっては日常のことも興味深く見えるものですね。
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