ふみばあさんの部屋

70才を過ぎて大忙し「雑多な夢を詰め放題」

気がかりなこと

2006-07-12 11:39:42 | Weblog
自分自身が老化でバリバリに暮らせない為だろうか?少々ひがみ根性が時折ニョキニョキと顔をだすんですよ。
「何着ても変わり映えがしないとか?」ね。。
まぁ~そんなことはいいとして、最近の世の中でいやだなと思うのが「生活格差」かな?
わざわざそれを作ろうとしている者がいるのが変だと思うんですよ。
どうしても、あるのはしょうがないとして・・・「あっていい」とリーダーがいうのはオカシイよ!
わたしが「バッグ」を作りお手伝いしているつもりの「自閉症の自立支援施設」を頑張る友人が悲しい悲鳴をあげていたんです。
今回の改定は、軽症の人を救う為に予算を組んで、重症者には支援しない方向で、今まであった支援の費用はカットされたそうです。
それはどんなところで困るかと言うと、例えば、地区の自閉症者を旅行につれて行こうとすると、その旅行の費用は?親がいる人は出せても、いない人はどこからもでなくなったのです。(お留守番になって・・・ひどくない?)
作業所で働く賃金は食べるので精一杯でしょう。わたしたちがカンパするものなど、おやつ代が精一杯なんですね。
じゃぁ重症の自閉症なんだから、静かにしてろ!ですか?
トンでもハップン!なのよ・・とっても刺激を受けて彼等の成長に役立つんですよ。
数日前にテレビで、大阪の障害者をお母さんたちが「シンクロ」に挑戦させている映像がありました。とても真剣に取り組んで上手でした。
わたしも含めて、家族に障害者がいないと忘れガチだけど・・・社会の底辺を粗末にする社会は幸せとはいえないんじゃないかなぁ?
安心して暮らせるためには、底上げが大切だと思うのは変?

サンフランシスコに旅した時、あの有名な「路面電車」に乗っていたときに、道路で車椅子の人が手をあげたんですね。
そしたら、電車は止まり、乗り合わせた男性がすべて降りてその車椅子の方を乗せる手伝いをしたんです。(当たり前のようでした)
また、そういう光景のなかで、彼は大変うれしそうにしていましたが、「ありがとう」ではなく、皆と握手でのびのびしていたのが印象的でした。
暖かい福祉の基本をみた気がして・・・リーダーもふざけたことはいえないだろうなと、ちょっと恥ずかしい思いがしますね。自分も反省しなくちゃね。