思い出をあける鍵 Ⅲ

古びたオートバイと、思い出の風に乗って。

角砂糖

2020年10月17日 | 日記

毎日、朝刊を読むようになったのは中学生の頃からで、
昨日の朝刊のコラムに「男はつらいよ 寅次郎頑張れ!」のくだりが。


1977年公開の映画です、ちょうど僕が17歳、高校2年生の頃。
毎日のように行きつけの喫茶店に行ったもんです、誰かしら友達が来てましたから。


「話はしない、テーブルの上にコーヒーがある。静かな音楽、黙って聞く。
 彼女が言うな、おいくつ?。そしたら、お前なんて答える?」
「二十五・・・」
「ばか、砂糖の数だよ。」


関東地方の喫茶店は、角砂糖やったんですかね。


あの頃、喫茶店に行って珈琲を頼むと。お店のおねぇさんが珈琲をテーブルに置いてから、
シュガーポットの蓋を開けてくれたんです。なんか、その優しさが嬉しかったなぁ。
「ばか、仕事だよ。」
寅さんに笑われるやろな。
((´∀`))


時代の流れですね。
今は「おいくつ?」も、聞かれへんし、
シュガーポットの蓋も、開けてくれへん。


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2 コメント

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Unknown (メガーヌ)
2020-10-17 23:28:20
ご無沙汰しております。
我が家も読売なので、この記事は懐かしい思い出の様にニンマリしながら読みました。
甲府の茶店は高校時代は角砂糖ポットでしたがグラニュー糖やザラメのポットになりスティックへと流れて来ましたね。
私はザラメが好きでした。

東京の娘夫婦が昨夜来たので早速角砂糖話をしたのですが、キョトンとされました(^o^)
私もだんだん過去の人だと自覚させられる瞬間ですね。
無駄話失礼しました。
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メガーヌさんへのお返事です。 (ひで)
2020-10-18 08:18:20
お久しぶりです、メガーヌさん。
私も思わず笑いましたが、今の若い人たちには「何が?」かも知れませんね。

滋賀の喫茶店は、ほとんどがグラニュー糖でした。

家には角砂糖がありましたね、あとネスカフェとクリープと、昭和の時代です。

珈琲をブラックで楽しむようになったのは、20代の途中くらいですかね。
「ヒデだけ、まだ3点セットかよぉ!」
と、つれから笑われて、最初の頃はガマンしながら、ブラックで飲んだもんです。
あぁ、懐かしい。
(^_^)
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