まだまだ人生これから

現在50歳まだまだ諦めたくない、あんなことやこんなことを書いてます。

ケトジェニックとは

2021-11-16 08:49:00 | ダイエット
今回はケトジェニックのお話
ケトジェニックとは
高タンパク、高脂質、超低炭水化物食」をし脂肪を減らしていくダイエットのことです。
身体をケトーシス状態へもっていくことで効果的に脂肪を減らしていく方法です。
日常生活をしていく上で人間は自然と代謝が行われています。
代謝は大きく分けて4種類に分別され、各代謝で使用される三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)は異なります。
①成長代謝⇒成長をしていく上での代謝
②新陳代謝⇒細胞が入れ替わる際の代謝
必要とされる3大栄養素はタンパク質・脂質
③活動代謝⇒日常生活活動での代謝
必要とされる3大栄養素は中性脂肪・炭水化物
④運動代謝⇒運動や筋トレ時の代謝
必要とされる3大栄養素は炭水化物
この中で最も多く使用される代謝は、
24時間休みなく行われている
「新陳代謝」になります。
ご紹介した通り、新陳代謝にはタンパク質、脂質が必要となるので、食事は「タンパク、脂質」中心になります。
次に多く使用される代謝は、日常生活の活動をしていく上での「活動代謝」。
活動代謝には中性脂肪・炭水化物が必要となりますが、人間の身体はエネルギーを使用していく上で炭水化物(糖)が優先的に使用されます。
なぜかというと、炭水化物⇒エネルギーに変換させる回路の方が早いからです。
中性脂肪⇒エネルギーに変換させる回路は少し複雑で遅くなるため優先されません。
ダイエットしている人にとっては中性脂肪が優先的に減って欲しいですよね。
そこで、炭水化物の摂取量を限りなく少なくすることで、中性脂肪を優先的に使用するモードに変換させてあげることが出来ます
タンパク質・脂質を新陳代謝に使っていこう!!
中性脂肪を活動代謝にを使っていこう!!
これがケトジェニックダイエットで痩せていくメカニズムです
体内のグルコース(いわゆる糖)供給が減少すると、血糖値を維持するために肝臓に蓄えられているグリコーゲンがグルコースに分解され利用されます。
しかし、肝臓のグリコーゲンは18〜24時間程で無くなる為、次に筋肉(タンパク質)や脂肪細胞に蓄えられている脂肪をエネルギー源として利用します。この現象を「糖新生」と呼びます。
筋肉が減るのは嫌ですよね
そこで脂肪をエネルギーとして活用する上でカギを握っているのが「ケトン体」です。

ケトン体とは?

グルコース(糖質)の代わりに脂肪をエネルギー源として使用するのが「ケトン体」です。ケトン体をエネルギー源にすることで、筋肉の分解を抑えることが出来ます。
※ケトン体は脂肪の合成や分解における代謝産物であるため、通常、血液中にはほぼ存在しません。

脂肪からケトンになっていく流れ

①中性脂肪はそのままの形ではエネルギーとして利用できないため、中性脂肪から脂肪酸が切り離されて血液中のアルブミンと結合し、肝臓に運ばれる。
②肝細胞に脂肪酸が取り込まれると、ミトコンドリア内に入りアセチルCoAにまで分解される(β酸化)。
③アセチルCoAからケトン体であるアセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸が作られ、
肝臓⇒血流の流れで筋肉や脳のエネルギーとして利用される。
こうして無事ケトン体が作られ、糖に代わるエネルギーになっていくことで、
脂肪燃焼を加速させることが出来るのです。
ここまで長々と説明してまいりましたが、早い話し…
「糖質を極限まで控えて質の良い脂質をドン引きするくらい摂る」
ということです
知れば知るほど面白いケトン体
やればあなたも どハマりするかもしれません
次回はケトジェニック中に使える、安く美味い主食をご紹介しますね