◎ 『窮すれば通ずる』…必要なら、必死に考え、改善工夫・開発改新してしまう人間たち! 日本人に誇りを持てますね~ \(^o^)/ (⌒▽⌒)
震災で半壊したマンションを新技術で再生!強度も耐震性もアップ!建物が甦る『リファイニング建築』
大震災の被災物件も新築レベルに再生させる新技術!建築家/首都大学東京 特任教授/青木茂さん
TBS「夢の扉+」1月31日放送「震災で半壊したマンションを新技術で再生!」
東日本大震災で半壊した築47年の仙台市のマンション。入居者は全員退去した―。
「亡き父が建てた思い出のマンション…なんとかして残したい」
オーナーは、一人の男を頼った。建築家で首都大学東京・特任教授の青木茂。
青木は、『リファイニング建築』という、“取り壊さない”再生建築技術を独自に生み出し、
市民ホールや裁判所など数多くの大型建造物を甦らせてきた。
リファイニングされた建物は、構造を支える骨組みはそのままで、
新築同等に生まれ変わるのはもちろん、現行の耐震基準もクリアし、長寿命化、
さらに、資産価値も上がるという。リフォームでもリノベーションでもない新技術だ。
『何枚も開ける扉があるほうが、苦労は多いけれど楽しい―』
建てた人、住んでいる人、それぞれの建物への“想い”を大切にする青木が、
リファイニング建築で、被災地にも新たな希望をもたらしていく―。
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名前|Name:青木 茂/Shigeru AOKI
- 生年月日|Birthday:
- 1948年
- 出身地|Hometown:
- 大分県
- 資格|Capacity:
- 一級建築士(第147135)/博士(東京大学工学)
- 役職|Post:
- 首都大学東京 特任教授/株式会社青木茂建築工房 代表取締役/大連理工大学 客員教授
1月31日放送「強度も耐震性もアップ!建物が甦る『リファイニング建築』」を担当したディレクターの前田です。
2年間に渡る取材期間の中で青木茂さんがとてもオシャレだと気がつきました。
その後、オシャレなのは上半身だけ、下半身はいつも綿パンをはいていることに気が付きました。
上半身はオシャレな建築家、下半身は現場好きな職人。
それは若い頃、実家の土木業を手伝っていたこと、建築家となったのは32歳になってから、さらに再生建築を確立したのは50代という、現場からたたきあげできた彼の生き方が服装に現れていました。
リファイニング建築は、ゼロから作り上げる新築に比べると地味に思えるかもしれません。しかし、そこには建物への愛情が溢れています。建築芸術と再生職人が絶妙にブレンドされた男、
青木茂が初めて東日本大震災の被災物件の再生に挑みます。
お見逃しなく。
1月31日放送「震災で半壊したマンションを新技術で再生!」の撮影を担当したカメラマン佐藤です。
今回は、東日本大震災で半壊と認定された築47年の仙台に建つマンションの再生、リファイニング建築です。
オーナーは、建築士の父親が四十数年前に設計し建築したマンションを何とか再生したいと思い苦労の末、今回の主人公の青木茂さんを探し当てました。
撮影の開始は、昨年の三月でした。外観は、壊れた感じはないのですが、震災の影響や建築年数相応の古さもあり、内部には壁や柱にたくさんのクラック(ひび)などがありました。
再生の工事は、壊れた部分を補修し耐震性も増さなければなりませんし、賃貸マンションなので部屋の内部はもちろん、全体に暮らしやすく魅力ある建物にする必要があります。
オーナーは、建物に大変愛情があり、建築士の青木さんもこの建物に愛情を持ち再生していきます。
リファイニング建築の様子をぜひ番組でご覧ください