fujiyoshiの山旅・花旅

山歩き日記とその時出会った山野草の花日記

兵越峠から朝日山-平森山-白倉山ピストン

2022年05月22日 | 山旅,花旅
 久しぶりで深南部の雰囲気に浸りたくて水窪町の朝日山~平森山~白倉山をピストンで登ってきました。



全工程距離:16Km  累計高低差 ↗1150m ↘1140m




朝日山登山口




水梨山 (P1317.6m)




これは深山の貴婦人。ヤマシャクヤクですでに種ができてますね。来年も咲くといいが・・・。





















ガスってますがだんだんと天気は回復するはず








朝日山の三角点ピーク(P1667.6m)




雰囲気いいとこを歩いて朝日山の最高地点に移動




朝日山最高地点(P1692m)








宮標柱(旧御料局)




天気回復で新緑と青空がまぶしい




と思ったのもつかの間で視界0に近い濃霧・・・




こんな時こそコンパスが大活躍












平森山(P1813.3m)到着
ここにザックをデポして身軽になった状態で白倉山ピストン




ミヤマカタバミの群生








これぞ深南部








中ノ尾根山やドームはガスが掛かってますね




白倉山(P1851m)




ラッキー!!牡鹿の角ゲット・・・。
それどうするのって突っ込まれそうですが、とりあえず嬉しい(笑)












駐車場に無事下りてきました。



朝日山は今回で3回目、ずいぶんと目印が付いて歩きやすい

朝日山や平森山、白倉山は広尾根になっており目印もありますが迷いやすい地形です。
平森山、白倉山は山慣れされた向きです。

アップダウンが多いコースなので結構疲れましたが
久しぶりに誰とも遭遇せず貸し切り山行で満足


いい一日でした。



リーバイス501とニューバランス576CD

2022年05月15日 | 日記
 昨日の土曜日は朝一でホイールの仕上げをやって、その商品をお客さんのところに納品に行きました。
その場所が長野市なので往復で600Kmあまり・・・。こちらの納期管理が1週間間違えてましたので完全にミス!!
せっかく長野まで行くなら1泊でもと思いますが、やることがいっぱいあってそうもいかずとんぼ返り。

 今日は野暮用を片づけたりしてほぼ一日が終わりました。で、タイトルのリーバイスですが裾上げが終わってあるので夕方リフォーム屋さんに取りに行きました。
今日はこのネタを書いてみます。どのように裾上げやったかじゃないですよ(笑)

リーバイス、ニューバランス、イッセイミヤケでピンとくる方はApple創業者の方をよくご存じです。そうスティーブジョブズ氏です。
彼のウエアスタイルはリーバイス501、ニューバランス991/992、イッセイミヤケの濃紺の特注ハイネックでほぼ365日過ごされたようです。合理的の極みなんでしょうかね。

自分もその様なところがあって定番スタイルはリーバイス501とニューバランス576CD(コードバン)
特にこのニューバランス576は20年以上のお付き合いです。2~3年前にとうとう廃盤となりましたのでたぶん今はいているのがが最後の相棒のようです。
冒頭のリーバイス501ですがネットで新品の出物が手に入ったのでポチっと落札(市価の2/3)
手元に来たら水と少量の洗剤で糊落としをやって乾かしてからスニーカーを履いた状態で裾の丈合わせ(チジミ代を考慮)、その後リフォーム屋さんで裾上げ加工

で、今日取りにいたということ



L34になっていますがこんなに足長くないのです。




こだわりのビッグE




ボタンフライ



















赤耳




裾上げはチェーンステッチ(引き受けてくれるリフォーム屋さんが少ない)




愛用のスニーカーでニューバランス576








USA製がなくなりUK製となりとうとう商品群からコードバンが消えました。




このシューズはソールが加水分解でダメになり(よくあること)メーカーで有償で張り替えてもらいました。
ニューバランスはこのようなサービスがあるのもありがたい。




これは576を修理に出している間履くものがないので購入した1500



ほとんど衣類を買わない派なのでこれからもずっとリーバイス501とニューバランス576/1500で生きて行けそうです。


と、今回こだわりな部分の紹介でした。

ついに出会えたキョウマルシャクナゲ

2022年05月08日 | 山旅,花旅
 花の名前の頭に発見された場所や地域が付いた植物名は結構多くあります。
地域名ではスルガジョウロウホトトギス(まだ見たことない)とかエンシュウハグマとか
スポット地名ではキタダケソウ、北岳にしか生えていない希少種

 当地にも京丸山の山塊に生えている「キョウマルシャクナゲ」というシャクナゲがあります。しかもキョウマルシャクナゲの標本木にもなっています。このキョウマルシャクナゲの存在は何度か京丸山に登っていますので耳にしたり、登山道の案内板からも存在は知っていたが、いかんせん情報がなく一般登山道には生えていない。少ない情報をもとにピンポイントで探索しついに写真に収められました。
群生地なのですがその限られた一角のみでそれ以外の場所では生えていません、足元には幼木もたくさんありましたのでこのままそっとしておけば、この場所は地形も安定していますので何十年何百年と種を繋いでいけるでしょう。

もちろんですが
場所の特定につながるようなコース紹介や画像は載せていません




一年で一番爽やかな新緑シーズン




キョウマルシャクナゲの希少性












ウツギ



ガクウツギ




フモトスミレ



ヤマウツボ







シロヤシオ











キョウマルシャクナゲ




葉っぱの裏側



ちょうど満開
















白花の個体もあり




















独特な生え方してる


いい一日で、いまだに高揚してます(笑)


40年ぶりの佐渡島で観光&山旅・花旅(3日目)

2022年05月06日 | 山旅,花旅
 楽しい佐渡滞在も最終日、16:00両津港発のフェリーなので15:00頃には港に到着したい
今日の予定は佐渡島の南部分を周回なのでゆっくりのんびり回っても余裕である。

まず向かったのは長谷寺(ちょうこくじ)



真言宗豊山派とありますので奈良の長谷寺と同じ宗派ですね。
で、このお寺も牡丹が参道に植えられ規模は違えど花の寺です。



仁王門




雰囲気のいい石段が続く




牡丹が咲いていましたので中庭のほうに歩いていくと




吠えられました(笑)




存在感のある高野マキの巨木(推定樹齢500年)
その奥には杉の巨木




こちらは3本あり推定樹齢1000年とか




本殿




五智堂
この後沢崎鼻灯台に移動




灯台に向かう途中の高台から撮影




青空に映える白い灯台




灯台の下は平らな磯場が広がっています。




その平らなところに突起岩が




これも自然の芸術で地元ではタケノコ岩と呼ばれている




タイムスリップした感じの宿根木集落を探索
独特の黒い屋根瓦と赤い屋根が特徴で赤い屋根は蔵だそうです




小路が入り組んでいてコンパクトな集落をなしてる








水路も巡らせてあり昔は洗物もしていたそうです












廻船主の清九朗邸



床板が普通とは違い高級感あり




神棚












宿根木のシンボリック三角屋




たらい船にも観光客が多く来て楽しんでいました。




最後に訪れたのは岩首昇竜棚田
スノーピーク直営店で販売されている棚田米はここで作られています。
モンベルもそうですがメーカーサイドがこのような地方の良い所を発信していくことはいいことだ。












海と空がもっと青かったら絵になるだろうなと・・・。




腹も減ったしもう一度行こうと決めていた「よろこんで」に吸い込まれる
誰にでもよく喋るご主人でその人柄からも人気店のようです。




刺身定食




すべて佐渡産の新鮮な魚介でどれもうまい
どれもおいしいが佐渡サーモンはなかなか食せないのでラッキー




カキフライ単品
このカキは加茂湖(浜名湖と同じ汽水湖)で養殖されたカキでシーズン終盤(5月いっぱい)です
大粒でジューシーで美味い








いよいよフェリーに乗り込む
新潟から乗った時は船尾から、この両津では船首から乗り込みます。




出向のドラが鳴ると離岸していきます。
よく知ったものでカモメやトンビが寄ってきます。




トンビは水上には降りれないのでここではカモメのほうが一枚上手
ただし、空中の餌はトンビのほうがキャッチングは上手




ひと寝入りしたころ新潟港に到着、きれいな夕焼けが旅の終わりを締めくくってくれた。


40年ほど前は高速道路も満足になくて新潟まで一晩以上走ったような記憶ですが(連れられなのでよく覚えていない)
今では中部横断道や長野道などが整備されすべて高速道路で新潟まで行けてしまう。
とはいっても佐渡島は島でさらに時間がかかる所で遠い、何度も行けるところではないけど、行こうと思えば行けるところ海、山、里がぎゅっと詰まった良い所でした。


あ~~~疲れたぁ~


でも、よいGWでした。



40年ぶりの佐渡島で観光&山旅・花旅(2日目)ドンデン山~白雲台縦走

2022年05月05日 | 山旅,花旅
 佐渡の2日目は今回のメインイベントである山歩きです。
佐渡には熊、イノシシ、鹿の害獣がいませんので本土とは比べ物にならないくらい花が咲き誇ります。全工程通してカタクリはそこかしこで咲いているし、ミスミソウも珍しくないほど・・・。本土ではいかに害獣が増えすぎたかですよね。昔は貴重なたんぱく源ということで猟師が獲って生態バランスや生活圏の境界もあったようですが、今では山に入って鹿を見ない日はないぐらい増えてます。
と、歩きながらいろいろと考えさせられた。



今回のコース
ドンデン山をスタートして金北山を経由し白雲台までを縦走
総距離:約13Km  累計高低差:UP:940m   DOWN:960m
GOALでのバス時間が16:30で決まってます。(こういうパターンは焦るんで苦手)




朝は雨が降っていたが、天気予報は晴れ予報!!
しかし、これから登る方向は雲が垂れ込めいる・・・。




集合場所のバスターミナル、青空が出てきましたよ。




ドンデン山に到着




ドンデン山荘




ここから縦走路に入っていきます。



ルートは危険個所もなくアップダウンの繰り返しももちろんあるが、全工程足元の花を見ながら歩けるので楽しい縦走路です。
コースの説明はあっちこっちで掲載されてるので割愛し花中心でUPしましょう。




正面に金北山・・・かなり遠くにみえます。




ザレ場からの金北山・・・ルートが湾曲しているのでなかなか近くにならない(笑)
というか積雪は大丈夫かなと不安になる




ルートはカタクリロード




金北山への最後の登りは雪上の急登




佐渡の最高峰「金北山:1172m」




この辺りは航空自衛隊のレーダー施設が設置され隣国を見張ってます。




登山コースは自衛隊施設内を歩きます。
以前は事前許可制だったようですが、今の時代有事の際には真っ先に狙われそうな施設です。




このゲートの横をすり抜けるようになってる




ゴールの白雲台、佐渡スカイラインの展望地にもなっていてバイクや車の往来も多い







ご褒美の名物ソフトをいただく



出会った花たちのピックアップ




黄色いフキノトウ




チゴユリ




ニリンソウ




エンレイソウ









ネコノメソウ





ザゼンソウ




カタクリ
佐渡のカタクリの葉っぱは本土のようなまだらな模様はない




もし合えたらいいなと思って歩いていたら発見!!
白花カタクリ、しかもピンクのカタクリとの2ショット








ラッキーでした。




ショウジョウバカマ




ショウジョウバカマとカタクリのコラボ




ヒメイチゲ




キクザキイチゲ




紫のキクザキイチゲ



















白とピンクのオオミスミソウ




ピンクのオオミスミソウ
















楽園だ!!




お目当てのシラネアオイ




咲き始め




美しい



おまけ



下山後は春日埼での夕日と北沢浮遊選鉱場のライトアップ



夕日の名所、春日埼の夕日













北沢浮遊選鉱場のライトアップ