FUJISUZUKO

藤鈴呼

小さな猫のおはなし

2013-03-10 20:09:26 | Weblog






写真 去年 岩手で見つけた白いにゃんこ
一部 にゃんこ以外が混じっています(笑)

これ、見かけた時にねぇ、「あっ! 羊さんだ!」
って言ったら 旦那が暫くしてから
「・・・ヤギじゃね??」 って。

それから暫し いや もふもふしてたもん!"
と 強情っぱりの私は(?) やんや、やんや。

場所は 龍泉洞から大川渓流ロードへ迷い込んだ辺りと
記憶しています。 時期はGWでした。

沿岸まで足を延ばそうかと思ったけれども
結局 時間切れ & 目的も無く唯だ訪れるのも
微妙な気分になって、この時は止めました。

足を伸ばして食事処をお探しの方は 是非こちらへどうぞ

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

小さな猫のおはなし


誰も足を踏み入れたことのない
小さな島の一角で
白い猫が まどろんでいる

小屋から出て来た女性が
美しいドレスを身にまとっていたので
少し ビビる

猫は ビビることなんて 知らないと
思い込んでいる 少女は
やわらかな胸で
ぎゅっと 猫を 抱きしめる

猫は 化けられぬ
キツネにも なれぬ
たぬきなら 知らぬ

夢現
夢物語
どこからが 夢狩りなのか
分からなくなって
語り部の おばあさんに
助けを 求めようと するけれども
おばあさんは 眠っちゃった

ゆっくりと
しかし 確実に
眠っちゃったの

だからね
物語の 続きが
気になって 仕方ないのに
聞けないのです

そして 仕方の無い 気持ちばかりが
この先 えいえんに
続いて しまいそうで
そっと 目を閉じた

チクチクチク
これが ミシンだったならば
こんなに 痛まぬものを

違うの
痛む記憶も 魅せないで
一気に ガッ と 
縫い上げちゃうの
だからね
ギャッ と 叫ぶ時間も
残されては いないんです

ジグザグでも
凸凹でも
あの 轍のように
タイヤが ゆっくりと
埋め込まれたならば

次のステージへ
進めそうな
気がしているんです

いえ 進め、 と
背中を 押してくれるような
そんな気が するんですよ

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

紙の本は如何ですか
心を言葉に 紙に認め 眺めよう

平成5年3月1日創刊
みゅう20周年 

詩の同人誌 ポエムサークル MEW
随時 メンバー 大募集

見本誌も有りますので
興味ある方は以下よりどうぞ♪

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