FUJISUZUKO

藤鈴呼

五年靴下

2017-01-13 20:49:15 | Weblog







靴下の膨らみ方で心を灯す
中身はザラザラとした砂時計

零れ落ちて行く良識と両親と良心に掛けて
床の間に飾られた文字を眺めている

底には何と描かれているのか
作り手の名前など知らない筈なのに
何故だか懐かしいような気がしてならない

全くの別人格
昔の手書き文字を見つめて
確かに私の心で或る筈なのに

その想いが重すぎて
何処に捨てたら良いのか
判断がつかなかった



ワイヤーに吊るされた網目
形は動物

ウサギなのか猫なのか熊なのか
見る者によって変わる物

命が吹き込まれた瞳が
くるりくるりと動く様に見えるのは
風の所為

ネクタイをはめて
生首は出さないで

締め付けられる襟元から
解放してあげて



マスクをした
目元だけが光っている

表情を読むための口角も
広角なのか鋭角なのかは解らないけれど

眉毛の位置だけは 決まっている

額の下側
鼻の上側でしょう

普通はそうでしょう
きっと そうなのでしょう



足先が徐々に冷たくなった
私は冷え性とは無縁だった

仏の道はサンドイッチ
杖と坊主とツチノコに挟まれてピンチ

もがいている
モズクのようなぬめりけを浴びながら
モグラのように土の中で
温たまりかけている



何が欠けているのかと
考えてみよう

其処には 懐かしい イルミネーション
クリスマスは 終わった筈なのに
ジングルベルの曲が流れ始める

耳を澄ます
もう 何も聞こえない筈の陸橋の上

キーン
耳をつんざくような
何かが響く

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

戯言ノートの貼付作業を怠って数年
印刷した用紙はシュレッダー処理をし

完成したノートは
デジタル保存に移行しつつある昨今

今回の写真は
ラスト3ページ

ノート37より抜粋
手書きの時代ですね

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

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とりどしだから・・・

2017-01-13 20:11:28 | Weblog







鳥年 ではなくて
酉年 ですよね

この間違いは
頻繁に犯します

賀状作成の際に
いつだったかな

未 と するべきところを
羊 に してしまったことも
ありました

さて 今回の 大分土産として
職場に手持ちしたのは 二箱

片方は 煎餅系で
片方は 甘い系

これだと 最高のチョイス!
だと 思われるんですが

今回は とり天せんべい &
とりから揚げ風味のおかき・・・と

若干 重複間 半端ない仕上がりに
(どないな表現じゃい)

まあ・・・誰かに 伝わったら 嬉しいな
「とりどしだから・・・」のチョイスを
したのです

ほんならCMなんかでは
「とり肉→29年」の表現も している

上手い! そして お菓子は
旨いっ!

大分駅前には 金の卵を産み落とす鶏サンが
可愛らしく鎮座して おりみやしたんで
パシャリ★

そして 獅子舞の胴体には
お決まり(?)の風呂敷柄

この写真を選んだキッカケとなった投稿を
以下に。

*

泥棒猫/藤鈴呼

「ふくろもんずら」というのは「袋ごと」という意味だと知ったのは
中学生の頃でした

当時 駅ビルで 
こんなアナウンスがあったそうです

若い女性の声
「二階 エレベーター前に
緑色の袋もんずらを お忘れになったお客様が 
いらっしゃいます
見かけたお客様は お声かけください」

お忘れになったのは おばあちゃま

「袋もんずら」の意味が分からないであろう
若い女性に

慌てて
「袋ごと」という意味だ、
と 伝え

訂正されたアナウンスが 
再度 流れたのだとか

その話を聞いて

「大きな袋だから
 何か良いものが入っているのかと思い
盗んだ人でも いるのかねえ」

と想像し

「泥棒猫」のタイトルと なったのでしタ

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

緞帳


今の映画館では
二本立てではないし

途中から入ったら
もう 次の回は 観られないから

観ていない部分は
もう一度 チケットを買わないと
観られないんだヨ

昔みたいに
ずっと 席に座って
転寝しているなんてコト
出来ないんだあ

薄い膜が
白い膜が下りて

体育館の横っちょに
学校名が描かれた

金色の刺繍のされた
真紅の天鵞絨みたいな

美しいドンチョウが

ドン蝶が
ドンバタフライが

舞うことも
もう ないんだなあ

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