米比が南シナ海要衝で合同演習「サマサマ」を開始 海自哨戒機も参加、中国を牽制 2024/10/7 20:51

2024年10月07日 21時11分23秒 | Weblog

フィリピン軍は7日、ルソン島スービックで米軍との合同演習「サマサマ」を開始した。南シナ海に面した要衝のスービック海軍基地を拠点にして同演習を行うのは初めて。海上自衛隊がP1哨戒機と隊員約30人を派遣し、オーストラリア、カナダ、フランスを含め千人以上が参加。南シナ海で威圧を強める中国を牽制する狙いがある。

演習は18日まで。ルソン島北部沖で各国軍艦が共同航行し、相互運用性を高める。海自は2019年以降、同演習に5回参加し、今回は遭難救助訓練に加わる。英軍もオブザーバー参加する。

水深のある良港のスービックにはかつてアジア最大級の米海軍基地があったが、1992年に撤退。22年にフィリピン海軍が新たな用地を確保し、基地を新設していた。米海兵隊のグレン大佐は「スービックは戦略的に重要。軍拠点はマニラ首都圏だけに置くのではなく、分散化する必要がある」と記者団に語った。

                                   産経新聞

(共同)

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