仏大統領、モンゴル初訪問 「中露間の大国」と関係構築、ウランに注目 2 時間前

2023年05月21日 11時42分52秒 | Weblog

【パリ=三井美奈】フランスのマクロン大統領は21日、広島で開かれている先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)の終了後、モンゴルを初訪問する。仏大統領のモンゴル訪問は初めて。モンゴルが中国とロシアの間に位置しながら民主化を進めていることに加え、ウランなど鉱物資源に富んでいることから、関係構築を重視した。  欧州連合(EU)はロシアのウクライナ侵略を受け、レアアースなど戦略物資の調達先を広げようとしている。フランスは原発の増設を目指しており、ウランの安定供給は重要課題となっている。仏大統領府高官は「モンゴルは発電の9割を石炭に依存する。フランスは脱炭素化に向けて協力できる」としている。  マクロン氏はフレルスフ大統領と会談した後、チンギスハン博物館を訪れる予定。中国によるモンゴルへの「歴史観の押し付け」に対抗し、連携を示す狙いがある。フランスでは2020年、西部ナントで計画されていた「チンギスハンとモンゴル帝国の誕生」展に中国が異議を唱え、開催が棚上げになった。同展はモンゴルの協力で今秋、開催される予定。                                                               産経新聞

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