中国政府の衝突想定示唆か-グアムなどへのハッキング疑惑 William Turton、Katrina Manson によるストーリー • 1 時間前

2023年05月27日 16時01分46秒 | Weblog

(ブルームバーグ): 中国政府が支援しているとみられるハッカー集団が米国とグアムの標的にサイバー攻撃を仕掛けていたことが判明し、中国政府が何らかの衝突に備えて太平洋の通信を混乱させる準備をしているとの懸念が広がっている。  このハッキング活動は米マイクロソフトが24日に初めて突き止めたもので、すぐに米英およびその同盟国の当局も確認した。  マイクロソフトは攻撃したハッカー集団を「ボルト・タイフーン」と名付け、この集団が米国とグアムの政府機関や通信、製造業、IT関連組織のネットワークに侵入したと指摘した。  ハッキング被害の状況はほとんど分かっていないが、カルロス・デル・トロ米海軍長官は25日、海軍が侵入の影響を受けたとCNBCに語った。どの程度の侵入かは不明で、米海軍報道官は「ネットワークの状況」を巡るコメントを控えた。 一方、米国家安全保障局(NSA)のサイバーセキュリティー担当ディレクター、ロブ・ジョイス氏は25日、中国のハッカーが標的とした米国の機密ネットワークに中国側がまだアクセスできる可能性があるとCNNに対し明らかにした。  同氏は「範囲と規模」において今回の侵入の大胆さが際立っていると述べた。NSAの報道官はコメントを避けた。 NSAは英国とオーストラリア、ニュージーランド、カナダの情報機関とこのハッカー集団に関する詳細な情報を共有。これら5カ国は機密情報共有の枠組み「ファイブアイズ」を構成している。

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