両陛下の ご希望

2014年03月02日 06時02分55秒 | Weblog

 

 両陛下の“ご希望”、ようやく実現 

           伊豆大島で被災者お見舞い 島内ではマイクロバスでご移動

 

土石流被害を受けた元町神達地区で一礼される天皇、皇后両陛下=2月28日、東京都大島町

土石流被害を受けた元町神達地区で一礼される天皇、皇后両陛下=2月28日、東京都大島町

 天皇、皇后両陛下は2月28日、昨年10月の台風26号で土石流被害を受けた伊豆大島(東京都大島町)を日帰りで見舞われた。元町神達地区を中心に36人が死亡し、いまなお3人が行方不明のまま。両陛下は被災者を見舞い、復興に尽くした人々をねぎらわれた。住宅が流され荒れ地のように変わった同地区では、静かに祈りをささげられた。

 仮設住宅で皇后さまは、夫を亡くした柳瀬光海さん(28)を「本当に残念でしたね。大丈夫? ご自身をどうぞお大事にね」と温かくなぐさめ、災害後に生まれたという男児を見て「健やかで大きくなりますように」とほほ笑まれた。陛下も高齢者らに「大変でしたでしょう」「お元気でね」といたわられた。

 両陛下は黒塗りの御料車ではなく、マイクロバスで移動された。同島ご訪問は昭和55年以来34年ぶりでもあり、沿道では至る所で人々が歓迎。両陛下は座席から立ち上がり、手を振って応えられた。

 側近によると、両陛下は、災害直後に熊本県訪問から空路で帰京途上、窓から島の様子を確かめられるなど、「できるだけ早くお見舞いしたいとの気持ちをお持ちだった」(側近)。だが、インドご訪問など公務が続いたことや、仮設住宅入居の時期を避けたため、ようやくこの時期の実現となったという。

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