28日午前4時20分ごろ、茨城県常総市新石下の国道294号で、自転車に乗っていた神奈川県藤沢市亀井野の私立大3年、浅野燿介(ようすけ)さん(24)と同県小田原市久野の私立大4年、森文哉さん(21)に、後ろから来た大型コンテナ車が接触した。浅野さんは頭などを打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。森さんは全身を打ち、重体となっている 産経新聞
28日午前4時20分ごろ、茨城県常総市新石下の国道294号で、自転車に乗ったいずれも神奈川県に住む20代の男子大学生2人に、後ろから来た大型コンテナ車が接触した。2人は全身を打ち、重体となっている。大型コンテナ車は現場から逃走 県警常総署によると、現場は片側2車線の直線道路で、事故当時は暗く、見通しが悪かった。男子大学生は夏季休暇を利用し、3人で東北地方に自転車旅行中だった。遅れて後ろを走っていた仲間の大学生が事故を目撃し、119番通報した 同署が逃げた大型コンテナ車の行方を調べている
北朝鮮「脅威」米朝会談後も変わらず 防衛白書
小野寺五典防衛相は28日の閣議で、2018年版防衛白書を報告した。北朝鮮の核・ミサイル開発について「これまでにない重大かつ差し迫った脅威」と明記した。17年9月の核実験が水爆実験だった可能性に言及し、脅威認識を昨年から上げた。6月の米朝首脳会談後も「脅威についての基本的な認識に変化はない」と指摘 朝鮮に関して、17年版は相次ぐミサイル発射を受け「新たな段階の脅威」と表現した。今回の「これまでにない」は一段強めた言い回しだ。17年9月の核実験は「水爆実験であった可能性も否定できない」と開発の進捗を懸念 6月の米朝首脳会談は「金正恩(キム・ジョンウン)委員長が朝鮮半島の非核化に向けた意思を、改めて文書の形で明確に約束した意義は大きい」と評価した。そのうえで「核・ミサイル廃棄に向けて具体的にどのような行動をとるのかをしっかり見極めていく必要がある」と強調 中国をめぐっては、東シナ海、南シナ海などの海洋進出について「高圧的とも言える対応」と批判し「日本を含む地域・国際社会の安全保障上の強い懸念」と前年と同じ表現で警戒感を示した。「軍近代化の動きは今後ともさらに加速する可能性がある」との文言を追加し懸念 日本経済新聞
日本電産・永守会長 私財32億円で市民会館を新築し寄贈 出身地の京都・向日市へ モーター製造で世界最大手、日本電産(京都市)の創業者、永守重信会長(73)=学校法人京都学園理事長=は27日、京都府向日市に私財約32億円で市民会館を建設し、市に寄付すると発表した 同市は永守氏が生まれ育った地元。老朽化や耐震性の問題で休館中の市民会館を建て替える。2021年度に完成する見通しという 新会館は「永守重信市民会館」。地上3階地下1階建てで、延べ床面積は約3千平方メートル。向日市役所の敷地内に建てられ、演劇やコンサートなどを楽しめる500席の多目的ホールをはじめ、会議室や料理実習室なども併設する。非常時は避難所の役割も果たす 市役所で会見した永守氏は「(日本電産の)本社の土地の3分の1は地元の向日市。長年の思いが具体化し、やるからには立派なものを市民の多くの方々に使っていただきたい」と話した
日本電産の永守重信会長
皇后陛下、草津でピアノご演奏
長野県軽井沢町で静養していた天皇、皇后両陛下は27日、群馬県草津町に移動し、「第39回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル」のコンサートをご鑑賞。バイオリン奏者のウェルナー・ヒンクさんらが演奏するシューベルトのピアノ五重奏曲「ます」に耳を傾けられた これに先立ち、皇后陛下は会場近くで、1時間ほどピアノのレッスンに臨まれた。チェコの若手ホルン奏者とサン=サーンスの「白鳥」を練習し、「きれいなホルンね」と感想を述べられていた。両陛下は29日に帰京される
音楽祭のワークショップで、ホルン奏者カテジナ・ヤブールコワさんとピアノを演奏される皇后陛下=27日午後、群馬県草津町(代表撮影)