おかげさまでコンスタントに製作している特注エンジン部品ですが、会心の完成度のブツが出来たので紹介します。
アメリカのメーカーでは特注製作が一般的で、中には受注数の7割が特注品という所もあるそうです。そういった環境を羨ましがるだけなのは勿体無いと特注を開始したのが早十数年前。特にピストンの場合、図面を内製して形状を指定することでノウハウを蓄積し、なかなかのレベルになっていると思います。
今回のお . . . 本文を読む
こちらで紹介できない仕事が重なり、なかなか更新できず楽しみにしている方々には申し訳ありません。
最近、ようやく大規模プロジェクトが完成間近となったので少しだけ紹介しておきます。
最初に入庫時の様子から。
既に巨大な遠心式のスーパーチャージャーが付いたS2000。いろいろと問題点があり、各部の手直し+大規模改修の為入庫。これが去年の前半w他の人が仕上げた状態なのであまり多くは語らないけど、ごち . . . 本文を読む
ロータスのEvoraやV6Exigeに搭載されているSC付きの2GRですが、一世代前の2ZZと比べるとブーストアップが面倒になっています。
改造対策なのでしょうか、シャフトの固定ナットがSC内部に付いています。その為プーリーだけ取り外す事が出来ません。シャフトだけ加工したり製作するのも手でしょうが、SCのプーリー側を丸ごと対策パーツに交換するのが手っ取り早く、一般的です。
SCのノーズ部分と . . . 本文を読む
RX-7全盛の頃のマツダのレシプロといえば正直、やや残念な印象でした。
そんな中、2010年に発表されたスカイアクティブシリーズのエンジンは衝撃的でした。VVTが普及した中でガソリンで圧縮比14:1は理論的には十分可能なものの、どのメーカーもそこまでの高圧縮での実用化は行っていませんでした。
そして今回、更なる一歩を踏み出したようです。
ガソリンエンジンで圧縮着火とプラグ着火をシームレスにコン . . . 本文を読む