タシギ チドリ目シギ科
長い嘴が特徴的なタシギは日本では狩猟鳥に指定されていて狩猟の対象にもなっています。フランス料理では食材としても用いられています。長い嘴を根元まで泥に突き刺して虫などを探します。体の割に長い嘴は田んぼで効率よく捕食するために進化したものだといえます。
ルリビタキ スズメ目ヒタキ科
一般的に生物は青い色素を持っていません。鳥類も例外ではなく青い色は構造色という青い光だけを選択的に反射させる微細な構造によって表現されています。ルリビタキのその青い色は印象的な色合いを感じさせます。
ヤマガラ スズメ目シジュウカラ科
日本のカラ類の中では大柄で公園や森などでは比較的出会う確率の高い野鳥です。今は鳥獣保護法で捕獲は禁止されていますが一昔前までは捕獲してペットとして飼育され人気が有りました。平安時代から飼育されていたという記録が有りただ飼うだけではなく様々な芸を仕込み、お祭りなどでは「おみくじひき」や小さな鐘をつく「鐘撞き」「カルタ取り」「輪抜け」などの技を披露していたそうです。
ツグミ スズメ目ヒタキ科
10月頃シベリアから大群で渡ってくる冬鳥の代表格の鳥です。日本に着くと群れを解き田畑や山地で生息し3月半ばになると再び群れて北へ帰っていきます。
カシラダカ スズメ目ホウジロ科
ホウジロの仲間でユーラシア大陸北部の森林地帯に分布、繁殖していて日本には冬鳥として渡来し農耕地や河原、林縁などに生息します。よく似たホウジロと一緒にいることが多く見られますが見分けかたとしては「腹の白いほう」がカシラダカになります。
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