風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

エアャPット

2004年09月06日 | チンゲル亭過去日記

この2日間は秋のギアチェンジをしてました。
うつらうつらしながら、母が観音様のように穏やかな姿で現れました。

トレードマークの白い割烹着の蝶結びを二つ、その下に愛用の毛糸のチョッキ、そして真っ黒に染めて長く伸ばした髪の髷をみせて、私を歯医者へ連れて行こうとしています。
母は歯医者と言っているのですが、私は、不思議なことにその言葉を母がいるところと理解しているのです。
私が行こうと一歩を踏み出そうとしたとき夢から覚め、なるほど歯が痛いのです。それも、何とも無いきれいな歯の歯茎の中で痛んでいるのです。
あ、これなら歯医者に行かなくちゃねぇと思ったとたんに今度はほんとに目が醒めました。
歯は、何ともありませんでした。

もう一つ、モンゴルの草原で、女の子が二人オルティンドーを歌っています。
そこに、雄牛がいます。その、雄牛は角と首に綱がぐるぐる巻きにされてその長い、ながーい先を私が持っているのです。
あまりに長いので、その綱はいろんなものに巻きついています。

私は、困って相談に行くのですが、その相談に行った先は、黒光りのする板の間で、囲炉裏のそばに老人が座っていました。
その老人は、父のようでもあり、夫の父のようでもありました。
私 「この綱をはなしたほうがいいですか?」
老人 「その牛のためには、よいでしょう」

私は、綱を握っている手を離しました。
それでも、状況はちっとも変わりません。

私 「首の根元から、綱をきったほうがよいですか?」
老人「その牛のためには、良いでしょう」

そして、私は大きなはさみを持って、牛の首に絡まっている綱を切ろうとしたところで、夢から醒めました。

おもしろい夢でした。

今、苦しいことも辛いことも無いし、何かから逃れたいとも思ってもいないのに、それどころか母のことで頑張ったご褒美をもらっているつもりでいるのに。
夫も、企業戦士でいるときの極度のストレスから開放され,ほんとにやりたい仕事をしているというのに。

この夢は何を言おうとしているのだろうか?

いずれにしても、寒さに向けてのギアチェンジ完了。

今朝は元気いっぱい!
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通訳さんその後

2004年09月03日 | チンゲル亭過去日記

30日に面接をして、契約を済ませた通訳さん。
翌日夕方に電話があって、明日、遅れて行きますとの連絡がありました。
連絡を、前日にしてくるなんて、モンゴルの人にしては珍しいと感心したのですが。。。

仕事を持っているのはわかっていたのですが、通訳としてJICAに登録しているということは融通の利く仕事と判断します。しかも、ちゃんと契約書に、1ヶ月間、月曜から金曜日まで9時から5時と言う内容を明記し、それに彼女はサインをしたのです。

仕事の上司に確認を取るのに、上司が今日は出勤しなかったのです。あす、1日の朝了承を得てから、行きますので、遅れます。
と言うことだったのです。

その後、1日と2日仕事が終わる5時までに何の連絡もありません。
一日も早く仕事を始めたい夫は、それでも、何かの連絡があるだろうからと待っていました。

2日の夜8時になって、やっと連絡があったら、今している仕事が忙しいので、13日からにして欲しいと言う連絡でした。

そばで、聞いている私はえっ!と絶句です。
5日招待されている会合で、調べて話題にしたいこともあって一刻も早く始めたいのは私にもわかっていました。
しかも、5時からだったら都合が良いなどと言っている様子。

はぁー、知人に聞いていたモンゴル人だ。

私の夫をコケにするんじゃない!と思ったのです。

ほかを探し彼女は保留にしました。一件落着のつもりだったのですが、、、

今朝、彼女から電話があって、6日からなら大丈夫とのこと。
もう、他の人に依頼しているので、その結果によって、連絡をします。
と、答えていたようです。

仕事をしたい、日本に結びつくチャンスがあればのがさない強い意思は認めますが、それによって、無理を生じ、遅刻、早退、キャンセルがあるようでは困ります。
彼女がそうとは言いませんが、1週間も予定を繰り上げるのは、上司と話がうまくいったのか、どうしてもこの仕事をしたい意思が強かったのか、わかりません。
いろいろと体験した人の話を聞いていると、そういう状態になっても無理をしていると言う感覚がなく、まして、相手に迷惑をかけていると思ってない節があります。
たぶん一生懸命のあまり、周りが見えてないのです。

モンゴルで上昇志向のある人は、貪欲に為らざるを得ないのでしょう。
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今日から9月

2004年09月02日 | チンゲル亭過去日記

チンゲル亭に9月がやってきました。
庭に枯れ色が増えてきましたが、まだ、花も咲いています。

黄色い花で、日が陰るとしぼむのを見つけました。

今日は、一日カイの散歩と庭の花の写真撮りに終始しました。

24時間一緒にいた夫がいなくなると、それはそれなりに、心穏やかに時間が過ぎていくものです。
一人きりになるという恐浮ノちょっとでもとらわれたのが、おかしいようです。

知人から、お花を習いたいモンゴル人がいるのですが、教えられますかとの問い合わせがありました。
娘なら、教えられるのですが、私は、半年でギブアップした若い頃の苦い思い出があります。
自分のぶきっちょなのを棚に上げて、出会いが悪かったと居直ったりしていたのですが。
そんなわけで、お断りしたのです。

お花を習いたいと言うモンゴルの女性はどんな人なのでしょうか、興味がわきます。
花の種類のすくないUBですが、これから、お客様のもてなしや会社の応接室ロビーなど、造花ではなくて、鉢植えなどを飾っている場所が増えてきています。
投げ入れやアレンジメントの素養のある方が、これからUBで求められていくことでしょう。
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