先日にレビューした「獣騎士合体ユナイトビースト」に続き、同じ辰巳屋から発売されている甲騎士合体バグナイトを入手したのでレビューします。

発売されたのは、おそらくユナイトビーストと同時期。
ご覧のように、プラスチック製のブロック状ディスプレイケースに入れられており、チープトイなのに高級感漂います。
種類は全四種。

まずは、4種のうちの「ホーンナイト」から。
パッケージも凝っており、ケース内部の商品固定用ブリスターの下にはホログラムの厚紙が入っており、反射光でも高級感を演出しています。

カブトムシを模したバグモード。
ツノは先端部分がとんがった形になっています。
頭部に小さいツノも造形されているのでコーカサスやアトラスオオカブトがモチーフのようです。

外皮部分はダイキャスト製となっており、ずっしりとした重さがあります。
何より、塗装の美しさがチープトイとは思えないレベル。
キレイなキャンディメタリック塗装に、更にうっすらとオーロラっぽいホログラム塗装が施されています。

変形はシンプルで、折り畳まれた脚部を伸ばすだけでロボットモードの完成です。
全体的なバランスも悪くなく、クリアーパーツが効果的に使われており、非常にカッコいいロボットになります。

可動は、肩がボールジョイント接続ですが、肩から肢が出ており、他のパーツと干渉するのであまり大きく動かせません。
下半身は変形ギミック上、腿や膝を大きく動かすことが出来ます。

頭部のアップ。
チープトイにありがちな使いまわし系フェイスじゃなく、ちゃんと造形されています。

パッケージケースの台座は、そのままロボットを飾る台座にする事も出来ます。

もちろん、バグモードでも飾ることが出来ます。
こちらの場合だとカバーもつけられるので保管にも便利ですね。

続いてのレビューは「スパイダーナイト」
昆虫だけかと思いきや、節足動物も入っています。
この辺が大きく「バグ」とまとめている理由なんでしょうね。
また、この玩具、ご想像通りもともとは中国の玩具なので、中国では「地面を這うような小さい生き物」はすべて「虫」と呼びます。
蛇や蛙も虫偏の漢字ですよね。

こちらも外皮のダイキャスト部分の塗装がメチャクチャキレイです。
写真でもホロ塗装の感じが見えますでしょうか?
実物は光の加減や向きで更に複雑な輝きを見せてくれます。

ロボットモード。
変形はホーンナイトと同じく、シンプルに足を延ばすだけです。

可動も同じく、肩はボールジョイントだけど制限アリ、下半身は割と自由に動きます。

こうした虫のロボットだと、先入観としてカブトムシがリーダー格と思いがちですが、どうやらバグナイトではこのスパイダーナイトがリーダーのようです。
頭部もきちんとハンサムフェイスになっています。

もちろん、ケースや台座を利用したディスプレイも可能です。

そして、ホーンナイトとスパイダーナイトの2体は、ビーストユナイトと同じように2体合体させる事が出来ます。

ホーンナイトは上半身を股関節から後ろに倒します。
スパイダーナイトは下半身を後ろに跳ね上げます。

スパイダーナイトが上半身、ホーンナイトが下半身を担当し、上下に合体!!
パワーバグナイトの完成です!
ただ、ダイキャスト製のスパイダーナイトの下半身を背中に背負っているので、バランスが後ろに偏り立たせるのに若干苦労します。
残りの2体、マンティスナイトとスコーピオンナイトは次回にレビューします!