こはる日

ウクレレ シンガーソングライター
こはる のブログです

ukulele Co-HaL

ウクレレコンテストを振り返り 1

2013-12-02 | Weblog

ウクレレコンテスト受賞は、自分にとっても意外な結果でした。

講評で審査員のキヨシ小林さんが「みなさん、練習なんてしてる場合じゃ

ないですよ。」とおっしゃっていました。

私がお気楽にポロローンと弾いているように見えたのだと思います。

 

でも実は、めっちゃ練習したんですよ。

 

9月末に、予選通過の通知をいただいた時は、本当に嬉しくて

涙がこぼれてしまいました。

そもそも、なぜ応募したかというとですね。

ソロユニットになってから、産休でブランクもあったし、メインで歌うのも初めてだし、

ライブにはなかなかお客様が来ていただけていなかったのです。

時には、客席にお客様が1人、ということもあったり、

誰もいない三崎港に向かって歌っているステージもあったり・・・

「何のためにやってるんだろう。」

と思うことも。

でも、悩んだ末に出した答えは、「自分が歌いたい、弾きたいから、やる」

ということ。

お客様に「引っ込め~!」と言われるなら、ステージに出ませんが

聴いてくださる方が1人でもいるかぎり、やろうと。

自分が少しでもいい演奏をできるように、進歩できるように。

音楽の神様に音を届けるつもりで。

 

とはいえ、やっぱりもっと多くのお客様に知ってもらいたいという願いは

ずっとありまして。

コンテストに出られれば、本選会場に300人くらいはお客様が来られるし、

その中に、1人や2人くらいは、私のことを気に入ってくれるかもしれない。

そしたらまたライブの機会が広がっていくかなあ、と思ったのです。

 

本選出場が決まって、「今やらないで、いつやるの」と思い

2カ月間、毎日平均2時間は練習したかなあ。多い日は4時間とか。

自分の演奏をipadで撮っては確認、を繰り返しました。

大会前1か月は、体調管理のためと、願掛けとで断酒もしました。

 

ほかの出場者の方々は、すでにプロみたいな方々ばっかりで

かなわないなー、と思っていましたが、自分が目指すのは

自分のベストを出して、自分の歌と演奏をお客様と音楽の神様に

お届けすること、と思っていました。

だから、ほかの人のことを気にするのはやめました。

 

本選の前日までには、やるべきことはやり尽したなあという気持ちに

なっていました。

 

11月22日の夕方、仕事帰りに最後の練習に向かう前、

本当にいい気分で。

その時書いたメモ

********************************

明日は私のBig Day

今までの答えが出る日

金曜の帰り道 コンビニでカフェオレ買って

駐車場の車の中でひとやすみ

 

空はちょうど 濃紺が広がる

すその方に最後のオレンジ

左のビルの上には 星が1つだけ輝いてる

カーステからはイエスタディワンスモア

 

ああこの瞬間の完璧なまでの美しさを

切り取って永遠にできるような歌を歌えたらいいな

 

答えは明日 みんな出る

今が一番の時かもしれない

準備はすべて済ませた

あとは自分のベストを出すだけ

力を尽くしてきたから あとはそのままを出すだけ

 

そんな明日をわくわくして待ってる

今日がきっと一番の時だ

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿