Frifot fan in JAPAN

北欧トラッドの最高峰「フリーフォート」の、メンバー及びオフィシャルサイト公認応援ブログ。管理人はYO-RI

ライブバンド ヴェーセン・・・2005.4.1 ウップサラ

2006-05-10 18:00:00 | 北欧トラッド
ヴェーセンを初めて聴いたのは2005年の2度目の来日公演だった。

そこから遡ること数ヶ月前、友人の影響でスウェディッシュ・トラッドを聴き始め、ヤァラルホーントリアケルのライブに出かけていた。
その流れで彼らのことを知り、CD「キード・アップ」を耳にする。

「生で聴いてみたい気もするけど、どうしようかな・・・」
何度か聴いていくうちに次第に興味が深くなる。
結果、2公演のチケットを手に入れた。

まず武蔵野スイングホールで、ウーロフのニッケルハルパレクチャー付きのコンサート、そして南青山マンダラ。

はっきり言ってこれほどまで印象が違うバンドはなかった。
ライブの迫力に圧倒された。

メンバーは三人
スウェーデンを代表する伝統楽器ニッケルハルパを演奏するウーロフ・ヨハンソン
独自のチューニングを施した12弦ギターで、サウンドの土台を支えるローゲル・タルロート
美しい音色のヴィオラミカエル・マリーン
彼らの曲の多くはスウェーデンの伝統的音楽を元にしたオリジナル、作曲はメンバー全員が手がけているようだ。


さてガラコンサート、ヴェーセンが後半トップで登場。
彼らが現れるなりわれんばかりの拍手と大きな歓声があがる。

滑り出すように始まったのは「Bjorkbergspolskan」
日本のライブでも冒頭に演奏された曲で、CD「ライヴ・イン・ジャパン」にも収録されている。作曲はウーロフ。
たたみかけるように二曲目に突入、観客を圧倒する。

次々と披露される曲はたった三つの楽器だけで演奏しているとは思えないような濃密なアンサンブルと、力強いドライブ感をもつ。

久しぶりに聴く生のヴェーセンはすごい!
ファインダーを覗きながらも自然と体がリズムに乗る。

中盤過ぎ、ダーヴィッシュのメンバー数名を迎え、それぞれの楽器がアドリブを取るセッション風な展開に。
こういうスタイルもなかなか楽しい。

歓声がやまない中、ステージはダーヴィッシュへと続いていく。

※ヴェーセン、3度目の来日公演 詳細はここ