Do you have a dream ?

先週に引き続き、また心に残る本に出会いました。

「最近、本の話題が多いんじゃない？」と思われた方、正解です！（笑）
今、仕事が落ち着いているため、早く帰れる日が多いんですよ。
このため、帰宅後、読書に充てる時間を持つことが出来ているわけ。

で、今日、紹介する本が「１歳から１００歳の夢」でござます。
出版されたのは昨年の４月ですので、すでにご存知の方も多いかもしれませんね。

どういう本かといいますと、タイトルそのまんまの本なんです。
１歳から１００歳の１００人の夢が、その人の写真とともに自身の言葉で綴られています。
但し、１歳～４歳の子供は文章ではなく、その子が書いた「絵」が掲載されていますが。

子供の頃は自分の夢を「普通」に話せていたのに、年を重ねるにつれて自分の夢を話したり、語ることを恥ずかしく思ったり、ためらってしまうことって、誰もが経験しているのではないでしょうか？

僕は中学生～高校生の頃は、特に話したくなかったですね。
自分の夢がなかったわけではありません。
夢を実現できなかった時に、「口先だけだな」とか言われて、恥をかくのが怖かったんです・・・。

この本に詰まっている１００人の夢は、どれもキラキラ輝いてました。
どんなに小さくても、ささやかでも、平凡でも、その人にとっては大切な夢ですからね。
夢の輝きは、夢の大小に必ずしも比例しないんじゃないかな～。
その人の夢に対する思いの強さには、比例すると思うけど。

この本を読んでいると、ほんと色々なことを考えさせられたり、気付かされましたよ。
自分より若い人達が綴った言葉からは、懐かしさや新鮮さを感じるとともに、この純粋さ・真っ直ぐさを自分も見習わないといけないな～と思ってみたり。
自分より年を重ねている人達が綴った言葉からは、温かさや重みを感じるとともに、年を重ねていくのも良いものだな～と思ってみたり。

僕は３０歳の誕生日を迎える時、なんか気が重かったんですよ。
それまでは、年を取る＝成長するという等式が、年を取る＝老いるという等式に変わってしまう感じがして・・・。

でも、この本を読んで自分の間違いに気付きました。
「自分の心・気の持ち方次第で、若くもなるし老いもする。」ということに。
８０歳だろうが９０歳だろうが、夢を持って、毎日を大切に過ごしている方は若いんです。
２０歳でも３０歳でも、夢も持たずに、毎日を無駄に過ごしている人は老けていくんです。

さて、僕の夢は何なのだろうか？
子供の頃から書くことが好きだから、いつの日か自分で書いた本を出版してみることかな。

この本には、素敵な夢や心に残る言葉・フレーズがたくさんあったのですが、最後にその中の１つを紹介したいと思います。

「毎日の中で、一番無駄にすごした日は、笑わなかった日です。」

先週紹介した「ホスピタルクラウン」同様に、僕が自信を持っておススメできる１冊ですので、興味を持たれた方は是非、読んでみて下さい！