Even 言い分

風の向くまま、気の向くままに、今日は何を書こうかな~。

交錯する思い

2013年09月15日 | 
待望の新刊です!!

一昨日(13日)、東野圭吾の最新作が発売されたので仕事帰りに書店に立ち寄り購入しました。
「祈りの幕が下りる時」はどこかの雑誌に連載されていたものでなく、完全書き下ろしになります。
発刊前、内容に関しては一切明かされていなかったので、一体どんな内容なのか気になって仕方ありませんでしたよ。

東野圭吾の作品にはシリーズものがいくつかあるのですが、今作は「加賀シリーズ」になります。
つまり阿部寛が主演で人気を博した連続ドラマ「新参者」、SPドラマ「赤い指」、映画「麒麟の翼」と繋がっているわけですわ。
個人的には「麒麟の翼」より「新参者」の方が好きなんですけどね。



皆さんは東野圭吾原作のドラマか映画、ご覧になったことありますか?
湯川教授のガリレオシリーズも人間ドラマがしっかり描かれていますが、加賀シリーズの方が人情味・人間臭さが深く描かれているように僕は思います。
とはいえ、湯川も加賀もとても魅力あるキャラクターです☆

まだ半分ほどしか読んでいないのですが、ここまでのストーリーを簡単に書きますと。。。

東京のとあるアパートで女性の腐乱死体が発見される。
この事件の捜査に加賀の従兄弟・松宮は加わることに。
一方、加賀は亡くなった母が生前、親しくしていた男性を探していた。
捜査が進むにつれ、加賀が探す男性は今回の事件に何らかの関係があることが分かり。。。

今回も読み始めてみると、先が気になってどんどん読めちゃうんですよね~。
これが東野圭吾の持つ執筆力なんでしょうね。
過去の作品に登場した人物や場所が今作に織り込まれているのも心憎い演出ですな。^m^

加賀の母というのが、薄幸な女性でして孤独な最期を遂げているんです。
実在の人物ではありませんが、読んでいて気の毒になってきちゃいましたよ。
ですので、加賀の母に対する思いや母と関係していた男が今後の展開の大きなカギを握っていそうですね。
一体、どんな結末を迎えるのかワクワク・ドキドキ。

季節は夏から秋へ。
秋といえば、食欲の秋に読書の秋!
秋の夜長、皆さんもこの作品を楽しんでみてはいかがですか?

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2 コメント

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Unknown (Miya)
2013-09-16 12:25:28
読書の秋ですね!!

来月、ちょっとしたことで入院するので暇です。
INAMIさんお勧めの本を購入して読みまするー。

私が最近読んだ本でぐっときた本は、大崎 善生の
「ドナウよ、静かに流れよ」です。
基本的に本はブックオフの100円コーナーで買うので古い本ですが、読んでみてくださーい。

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Unknown (Miyaさんへ(INAMI))
2013-09-16 20:37:46
えっ、入院するのですか!?
入院生活っていろいろ制約があるので大変ですよね
どうぞお大事にしてください

「ドナウよ、静かに流れよ」、初めて耳にしました。
僕もブックオフでチェックしてみますね。
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