前から気になっていたのがボートの重さ。
今はけん引可能ギリギリサイズをけん引しているため,やけに気になる。
問題なのはトレーラーの車両重量+ボートの重さ。
トレーラーに最大積載量が指定されているものの,載せるボートの重さはどこを見ればいいの?って思うはず。
今のトレーラーは車両重量が180キロ。車両総重量が730キロなため,最大積載量は550キロ。
船の重さは船検証に総トン数0.6トンとある。
船検証に総トン数が載っているが,この「総トン数」が単純な重さでないから困る。「総トン数」をよくよく調べてみると...
オレが調べたことを簡単にまとめます(内容はほぼすべて日本小型船舶検査機構のサイトから引用しています)。
「総トン数」とは
「船の大きさ」を表すもので、「船の重さ」を表すものではない。
総トン数の算定
総トン数とは、船舶の大きさを表すために用いられる指標の一つで、容積(立法メートル)を基に算定・決定されます。総トン数は、船舶の囲われた場所(閉囲場所)の容積に規則で定められた係数を乗じて算定します
結局,検査証上の船の重さは実際の重量ではないため,過積載が横行しているのが現状ではないかと。実際に量ってみなけりゃ分からないからね...
やはり,ユーザー車検は船を載せたまま,車両総重量を量らないとダメっすね。
ま,都合が悪けりゃ船を変えていけばいいじゃんって思うけど,トレーラーのセッティングですぐにバレるからね。
ちなみにオレは,今のボートをけん引する際にはバッテリーを全て外し,荷物もほとんど降ろし,軽量化しています。
で,参考までに実際に数値を入れて計算してみることに...
参考図
「総トン数」の算定について
数式は以下のとおり。
閉囲場所の容積=船体の容積+上部構造物の容積
総トン数=閉囲場所の容積×係数(係数は容積により変わります)
ということでまずは,船体の容積を求めます。
船体の容積=0.65×L(船舶の長さ)×B(船舶の幅)×D(船舶の深さ)
※
L:船首材の前面から船尾外板の後面までの水平距離
B:船側外板の外面間の最大の幅(帆船は特例による)
D:Lの中央でキールの下面から船側部の上甲板下面までの垂直距離
実際に数値を入れて計算すると
船体の容積=0.65×4.28×1.93×0.71=5.36926
次に
上部構造物の容積=l(最大の長さ)×b(平均の幅)×h(平均の高さ)
※
l:最大の長さ
b:(平均の幅)最大の長さの中央において、平均の高さの中央における幅
h:(平均の高さ)最大の長さの中央における高さ
実際に数値を入れて計算すると
上部構造物の容積=50×50×50=0.125(適当なサイズにしています...)
5.36926+0.125 5.49426
で,本来はこれに係数を掛けるらしいのだが,調べてもよく分からないので(笑)
総トン数 閉囲場所の容積
4トン未満 25.849 以下
5トン未満 32.159 以下
6トン未満 38.826 以下
10トン未満 67.624 以下
20トン未満 139.975 以下
この表に照らし合わせて
1トン当たり6.46255として,5.49426÷6.46255で0.85?
計算が合わない…???
おそらく,閉囲場所の容積から除外場所の合計容積を引くのかも。。。
ということで,
除く部分(バスボのシートがある運転席の部分のへこみとする。ただし,凹みなどがあり計算が複雑になるので,数値はあくまで計算しやすい数値にしてあります。)0.8(縦)×1.9(横)=1.52
で,5.49426-1.52=3.59426
3.97426÷6.46255で0.6149677
0.6トン!かなり強引(笑)
おそらく計算式も間違っていると思うけど,これを調べただけでも勉強になるということで...
詳しい方,連絡ください
今はけん引可能ギリギリサイズをけん引しているため,やけに気になる。
問題なのはトレーラーの車両重量+ボートの重さ。
トレーラーに最大積載量が指定されているものの,載せるボートの重さはどこを見ればいいの?って思うはず。
今のトレーラーは車両重量が180キロ。車両総重量が730キロなため,最大積載量は550キロ。
船の重さは船検証に総トン数0.6トンとある。
船検証に総トン数が載っているが,この「総トン数」が単純な重さでないから困る。「総トン数」をよくよく調べてみると...
オレが調べたことを簡単にまとめます(内容はほぼすべて日本小型船舶検査機構のサイトから引用しています)。
「総トン数」とは
「船の大きさ」を表すもので、「船の重さ」を表すものではない。
総トン数の算定
総トン数とは、船舶の大きさを表すために用いられる指標の一つで、容積(立法メートル)を基に算定・決定されます。総トン数は、船舶の囲われた場所(閉囲場所)の容積に規則で定められた係数を乗じて算定します
結局,検査証上の船の重さは実際の重量ではないため,過積載が横行しているのが現状ではないかと。実際に量ってみなけりゃ分からないからね...
やはり,ユーザー車検は船を載せたまま,車両総重量を量らないとダメっすね。
ま,都合が悪けりゃ船を変えていけばいいじゃんって思うけど,トレーラーのセッティングですぐにバレるからね。
ちなみにオレは,今のボートをけん引する際にはバッテリーを全て外し,荷物もほとんど降ろし,軽量化しています。
で,参考までに実際に数値を入れて計算してみることに...
参考図
「総トン数」の算定について
数式は以下のとおり。
閉囲場所の容積=船体の容積+上部構造物の容積
総トン数=閉囲場所の容積×係数(係数は容積により変わります)
ということでまずは,船体の容積を求めます。
船体の容積=0.65×L(船舶の長さ)×B(船舶の幅)×D(船舶の深さ)
※
L:船首材の前面から船尾外板の後面までの水平距離
B:船側外板の外面間の最大の幅(帆船は特例による)
D:Lの中央でキールの下面から船側部の上甲板下面までの垂直距離
実際に数値を入れて計算すると
船体の容積=0.65×4.28×1.93×0.71=5.36926
次に
上部構造物の容積=l(最大の長さ)×b(平均の幅)×h(平均の高さ)
※
l:最大の長さ
b:(平均の幅)最大の長さの中央において、平均の高さの中央における幅
h:(平均の高さ)最大の長さの中央における高さ
実際に数値を入れて計算すると
上部構造物の容積=50×50×50=0.125(適当なサイズにしています...)
5.36926+0.125 5.49426
で,本来はこれに係数を掛けるらしいのだが,調べてもよく分からないので(笑)
総トン数 閉囲場所の容積
4トン未満 25.849 以下
5トン未満 32.159 以下
6トン未満 38.826 以下
10トン未満 67.624 以下
20トン未満 139.975 以下
この表に照らし合わせて
1トン当たり6.46255として,5.49426÷6.46255で0.85?
計算が合わない…???
おそらく,閉囲場所の容積から除外場所の合計容積を引くのかも。。。
ということで,
除く部分(バスボのシートがある運転席の部分のへこみとする。ただし,凹みなどがあり計算が複雑になるので,数値はあくまで計算しやすい数値にしてあります。)0.8(縦)×1.9(横)=1.52
で,5.49426-1.52=3.59426
3.97426÷6.46255で0.6149677
0.6トン!かなり強引(笑)
おそらく計算式も間違っていると思うけど,これを調べただけでも勉強になるということで...
詳しい方,連絡ください