リベンジ目指すチェルシー グラント監督はジェラード褒め殺し？／CL

リベンジ目指すチェルシー　グラント監督はジェラード褒め殺し？／CL

現地時間22日にチャンピオンズリーグ（以下CL）準決勝ファーストレグで
イングランド対決を迎えるリヴァプールとチェルシー。
チェルシーのアヴラム・グラント監督は大一番を前に
リヴァプールの主将を務めるイングランド代表MFスティーヴン・ジェラードに
賛辞を送った。ロイター通信が報じている。

CL準決勝で対戦するのはこの４年で３度目となる両チーム。
チェルシーはジョセ・モウリーニョ監督時代の
2004-05シーズンに２試合合計０対１で、
昨季は２試合合計１対１で迎えたPK戦で、
ともにリヴァプールに敗れて準決勝敗退を喫している。
それだけに、チェルシーとしてはリベンジへの想いは強いはずだが、
リヴァプールホームで行なわれる初戦を前に、
グラント監督は相手の大黒柱を称賛する言葉を残した。

現地紙によれば同監督は、「ジェラードは偉大な選手であり、素晴らしい人物。
チームへの影響力を考えれば、私にとってイングランドの年間最優秀選手で、
欧州全土においてもそうだ。彼と対戦することになるが、
彼を私のチームに連れてきてくれるなら、大変うれしいことだよ」とコメント。
チェルシーが04、05年と獲得間近まで漕ぎ着けながらも実現には至らなかった
イングランド代表MFについての想いを語っている。

CLの舞台で過去６度の両チームの対戦で生まれたゴールは
合わせて３得点のみで、今回も接戦になることが見込まれる。
だが、４年にわたってホーム無敗という「スタンフォード・ブリッジ」で
圧倒的な成績を誇るチェルシーのことを考えれば、
リヴァプールはホームでの初戦で得点を奪うことが求められそうだ。
また、リヴァプールにとっても、
特にCLでのホーム戦の実績は目を見張るものがあるだけに、
なんとしても勝利が欲しい。

なお、リヴァプールではジェラードが首に痛みを抱えているが、
出場を果たす見込み。一方のチェルシーでは、
出場停止のMFエシアンに代わって、
バラックがエシアンのポジションに入ると見られている。

2008年4月22日　15時46分　ＩＳＭ

外国人の少ないリヴァプールに勝ってほしいんだけどな・・・