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ブラジルが息苦しい痛恨のドロー

2009-03-31 | W杯予選

ブラジルが息苦しい痛恨のドロー

2010年南アフリカW杯南米予選(29日=日本時間30日、キト)
南米予選で王国ブラジルが、エクアドルに1-1の引き分け。
標高2800メートルを超す敵地・首都キトの空気の薄さに苦しめられ、
4位に転落した。
テレビでドゥンガ監督(45)が涙目で支持を訴えていたが、
母国で批判の声はさらに高まりそうだ。

鬼門の地で、カナリア軍団が翼をもがれた。
標高2850メートルと空気の薄い敵地キトで、
ブラジルが1-1と痛恨のドローに終わった。

キトは国際サッカー連盟(FIFA)が国際試合の禁止を通達したこともある
標高2500メートルをはるかに超える。
最近2度のW杯予選で連敗するなどブラジルにとって苦手意識がぬぐえない。
今予選は07年10月にホームで5-0と大勝したこともあり、
磐田の“闘将”として知られたドゥンガ監督は「ジンクスは破られるためにある」
と強気に話していたが、やはり前半から守勢に回った。

FWロナウジーニョ(ACミラン)の動きがまったくさえない。
後半25分に交代で投入したMFジュリオバプチスタ(ローマ)が
2分後に先制ゴールを奪うも、
希薄な空気に苦しむセレソンとは対照的にエクアドルの選手は慣れたもの。
「相手は1分たりとも走るのを止めなかった」と
GKジュリオセザール(インテル・ミラノ)。
高地の影響を避けるため、試合当日に会場入りしたが実らず、
試合終了間際に同点ゴールを許した。

これで予選18試合中11試合を終え、
6度目の引き分けで4位に転落。
上位4チームはW杯に自動的に出場できるが、
王国のファンは試合内容にもうるさい。

試合前、ドゥンガ監督はテレビ番組で「みんな好き勝手なことを言っている。
南米予選は本戦よりきつい」と思わず涙目で支持を訴える一幕もあったが、
批判の声が強まるのは必至だ。次は4月1日に、ペルーとホームで対戦する。


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