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コンフェデレーションズカップ準決勝

2009-06-26 | 海外情報

コンフェデレーションズカップ準決勝

サッカーのコンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)準決勝、
スペイン対米国戦は、戦前の予想を覆し、米国が2-0でスペインを下した。

スペインはDF陣のミスから失点すると、
攻めても米国の堅い壁を破ることができなかった。
この敗戦により、スペインの連勝記録は15でストップした。

グループリーグを3戦全勝で楽々突破したスペインだったが、
この試合は前半から苦しい展開となった。
スペインは、試合開始直後から相手ゴールまで攻め上がるが、
米国の守りの前にリズムを作れず、
2トップのビジャ、フェルナンド・トーレスも
完ぺきに押さえられシュートを打たせてもらえない。
対する米国は、序盤からボールを縦につなぐカウンターで
相手陣内に攻め込むシーンを作り出す。

すると27分、米国はワンチャンスを生かし、
ゴール前でアルティドールがカプデビラに競り勝つと
そのまま豪快にシュートを決め、待望の先制点を挙げる。
その後、両チームとも得点がないまま、前半は終了する。

後半に入ると、スペインはチーム一丸となって猛攻を仕掛ける。
しかし、米国DF陣の組織的な守りとGKハワードの好セーブに阻まれ、
得点を挙げることができない。
そこでスペインは、セスク・ファブレガスに代えてカソルラを投入。
米国の堅い守りを崩しにかかる。

しかし74分、逆にドノバンの右サイドからのクロスを
セルヒオ・ラモスが痛恨のクリアミス。
このボールをデンプシーが冷静に決め、
米国がスペインの一瞬のすきを突いて追加点を奪う。
この失点でスペインは完全に意気消沈。
86分にはブラッドリーがシャビ・アロンソへのファウルにより、
レッドカードを受けて退場するも、
米国は残り時間を10人で守り切り、スペインに快勝した。

この勝利により、米国は28日に行われる決勝に進出することが決まり、
スペインは3位決定戦に挑むことになった。

連覇を目指す南米王者のブラジルが南アフリカに1-0で競り勝ち、
2大会連続4度目の決勝進出を果たした。
ブラジルは28日の決勝で米国と対戦。
南アはスペインとの3位決定戦に回った。
 
ブラジルは動きに切れがなく攻めあぐねたが、
途中出場のアウベスが後半43分に直接FKを決めた。