実家の母が大切にしていた、庭にある枇杷の「実」が盗まれた。ある日枝にたわわに実った20個以上が忽然と無くなった。しかも丁寧に剪定ハサミで切り取った跡があり、手慣れたものだ。足跡も残してない。そこで私は嫌がる母を尻目に警察に電話した。早速一名の警察官が来たのだが、色々と話をする中で、花の枝も切り取られたと言ったら、「枇杷の事で来たのだから、花はまた別の話しだ。」と言って、理屈っぽいことをいろいろと並べたてた。通常は「枇杷以外に盗まれたものはありますか？」と聞くと思うが、この警察官はおかしいと思った。優秀な警察官もいるが、やはり警察官とはこういうものだと思った。