和傘を制作している人が、今までの色んな苦労話をする中で、自分を謙遜して「無い知恵を絞って」などと言って説明していたら、それを聞いたNHKのレポーターが、「そうですか、無い知恵をねえ!」などと強調して復唱するではないか。私は、これは大変失礼な話だと思った。和傘を制作している人は、「謙遜」して言っているのだ。ここは、「そんなことありません。」などとフォローするべきではないか。謙遜や謙譲などの日本語の特性を知らないとは、最近のNHKはまさに地に落ちたものだ。
今日もATMに行って来た。朝の8時頃なので、とても閑散としている。皆さん通勤時間帯なので忙しいから、ここへ来る人は少ないのは当然だ。ここのATMは朝7時から開いているのは知っているが、昨日の10時頃はひどかった。5台並んで設置されているATMの前には老人たちの行列ができ、「パーテション・テープ」で仕切られているのに、「枠外」に並んで、そのまま割り込む老人までいる。一列に並んで待つというルールを知らないのだ。正規に並んでいる老人も、見ていてそれを許している。彼らは朝7時から開いていることも知らないのだろうなあ。
これほど格好だけのクルマは無いと思う。と、言っても乗る人によるので、そう言い切れないが、普通のクルマとオフロードのクルマで、走行できる道に違いがあるわけではない。本領を発揮するのは「道なき道」なのだが、日本には、そういう道は殆ど無い。あってもクルマが傷むといって行かないだろう。しかし、一度だけ役に立っているのを見たことがある。あれは、パチンコ屋から出てきた負けたであろう一台のオフロード車。信号のある交差点手前で何を思ったか、左のコンビニに急に進路を変更して入って行った。しかし、そこは縁石があり通常は入れないのだが、急に思いついたので、それが見えなかったのだろう。思い切り乗り上げて入って行ったが、オフロード車なので、すごくガタゴトしながらも、無事クルマにキズも付かずに、なんとか行ってしまった。役に立ったのを見たのはこれだけだ。
久しぶりに行った、その大型商業施設は、かつて私を後ろから気付かれないように追いかけていた革製品の店は無くなっていた。手で触れ、ツメが引っかかると皮革が傷むからだと思うが、そのとき私は店員さんに聞きたいことがあったのだが、店員さんは常に私の背後に回り込み、監視体制のスタンスを崩さない(まるでゴルゴ13)なので、私の願いはついに叶わず、あきらめて店をあとにしたことがある。そんな事をしているからだと思うが、その店は無くなっていた。最近は、コロナの影響もあってか、どこでもそうだと思うが、大型商業施設では撤退している店があり、空きスペースが出てきていると思う。とくに専門店的な店は、ネット販売に押され、撤退を余儀なくされているのではないだろうか。難しい時代だ。
県では新しい知事が決まり、そして今朝の新聞を見ると副知事などが決まったという。その副知事の名前を見て思った。こんどの県上層部は、まさに魑魅魍魎だ。そもそも新しい知事は「副知事は女性を選ぶ」と言っていたのに、そうならなかった。そして、この副知事の名前は何と、かつて自分の部下に対して日曜日に自分のマイカー駐車場の確保を命じていたやつだ。健康のために少しくらい歩いたらどうだろうと思うが、逆に歩かない方が不健康になり早死にして結構だと思う。何はともあれ、今度の県の体制は、まさに魑魅魍魎の世界だ。数年後に、この記事を見返すのが楽しみだ。