日々是気の向くままに

日々是好日(口実)いろんな分野を気ままに書いていきます。

特別な技法(琉球古典音楽悪戦苦闘の日々185)

2019年08月21日 | 日記
琉球古典音楽の野村流では、工工四に声楽譜が付いている。
つまり、三線の手の押さえる位置と、歌の音程が、並行して同時に別々に書かれている。
ここまでは何の不思議もないが、ある特定の記号については、歌と三線の両方の意味を持っているものがある。
それは「振り上げ」(読み=フイアギ)なのだ。
これは三線の押させる位置を表すわけではないが、「バチを振り上げる」という意味と、それと同じタイミングで「歌を強調する」というような意味がある。
つまり、歌と三線の両方に係っている。
バチをぐるっと振り回しながら発声を強めるような感じ。
こんな珍しい記号は、おそらく世界中探しても他には無いのでは?

なぜこうなった?(琉球古典音楽悪戦苦闘の日々184)

2019年08月15日 | 日記
一番最初に耳に残ったのが、ビギンの曲だったと思う。
そして、沖縄には、何か楽しそうだけど言葉の意味が分からない民謡がたくさんあることを知った。(谷茶前、多幸山、伊計離、等々・・・)
その言葉の意味を知りたくて、いろんな本を取り寄せ、沖縄語辞典や、更には「工工四」なるものまで買って、言葉の意味を調べた。その工工四は民謡だけでなく古典も含まれていた。
そうこうしているうちに、いつの間にか、今は「琉球古典」の教室に通っている。
なぜ、こうなったのか自分でも分からない。

揚作田節(琉球古典音楽悪戦苦闘の日々183)

2019年08月15日 | 日記
この曲は三線の「手」が全て「中位」なので、人差し指を「中」の位置にして、それを中心に演奏します。
そうすると、やたら人差し指に力がかかり、痛くなります。
私の最も不得意な曲の一つです。
では何が得意なのか?と聞かれても、これと言って無いのですが。
まあ、頑張りましょう

親しみやすい曲(琉球古典音楽悪戦苦闘の日々182)

2019年08月12日 | 日記
琉球古典音楽と言うのは、沖縄以外の日本に住んでいては、なかなか聞く機会がない。
そんな激レアな曲を覚えようというのは、何とも無謀なことではないか?
でも、そんな環境にいながら、私は懲りずに日々稽古に励んでいる。
何でこうなったのか?
そこで、何がきっかけだったかを考えてみる。
何段階かのきっかけがあり、そのうちの一つに「よはな徹」さんのCDがある。
それは、今ではなかなか手に入りにくいCDなのだが、「Roots~琉球祝歌」というCD。
このCDに関しては、同じ曲なのに、他の巨匠の独唱のCDとは違い、非常に親しみやすい仕上がりとなっていて、これを聞くと、この曲を覚えてみたいとう衝動にかられる不思議な魅力をもったCDだと思う。

第1回おさらい会に参加して(琉球古典音楽悪戦苦闘の日々181)

2019年08月12日 | 日記
さて、金沢から名古屋へ車で走り、会場に到着。
見ると店は想像していた場所とは少しだけ違っていて、駐車場の右だと思っていたら、左でした。
あらかじめ決めておいた少し離れた駐車場も1台だけ空きがあり、料金の安い所に何とか駐車もできました。
肝心の「おさらい会」は、その場所に居合わせた人全員が同じ曲を一斉に演奏できるわけではないので、聞いているだけの人もいるわけで、人前での演奏に慣れてない私にとっては、例の「あがり」を克服する良い機会になりました。
お陰様で、「あがり」に徐々に慣れてきました。参加して良かったです。
当日は、名古屋に泊まり、翌日朝から車で金沢へ向けて走ります。
ところが、これが少し誤算で、8月11日の日曜日というのは、何と帰省ラッシュの真っただ中。
高速道路は大渋滞。朝7時に出発しましたが、金沢に着いたのは12時でした。
事前にガソリン補充と、トイレは必須ですね。