goo blog サービス終了のお知らせ 

日々是気の向くままに

日々是好日(口実)いろんな分野を気ままに書いていきます。

しょどん節(琉球古典音楽悪戦苦闘の日々 127)

2019年02月27日 | 日記
しょどん節ですが、「シュドゥンブシ」と読みます。
漢字で書くと「緒鈍」です。地名のようですね。
もともとは「緒鈍長浜・・・」や「緒鈍美童(シュドゥン ミヤラビ)・・・」などの歌詞で始まって、緒鈍節と付いたようですが、中巻で通常歌う歌詞は「枕並べたる 夢のつれなさよ 月や西(イリ)下がて  冬の夜半」となっており、これはもうほとんど日本語です。言葉が琉球でないですね。(西だけが「イリ」という発音で、ここだけ琉球です)
古典で歌う歌詞は「琉歌」といいつつも、こんな感じが多いですね。
さて歌詞の意味は、
「枕を並べたあの頃の事が夢に出てきて  思わず目が覚めました  今ではあの人もなんとつれないことか  外を見ると月も西に傾いている  冬の夜明け前はとても寒く  とても寂しい思いです」

クダミ6(琉球古典音楽悪戦苦闘の日々 126)

2019年02月27日 | 日記
「クダミ」の言葉の意味はとりあえず分かったのですが、「当」(アティ)とよく似たこの技法を、どうやって区別するか。
お手本となるCDを聞くと、「当」の場合は「突き当てる感じ」のアクセント。
一方の「クダミ」の方は「急激な下げ」とあるにも拘わらず実際の音は下がらないので、それを表現するイメージとしては、犬の鳴き声の「キャン」という感じではと思ってます。(あくまでも私個人の感想です)