他人ごととして読むことができない記事です。
こちらの記事は、まだ連載中らしくて、3回目の記事は10月に公開予定だそうです。
公開済みの1回目と2回目の記事を読みましたが、人に表現を伝えることを仕事としておられたにしおかすみこさんならではの、軽快で少し笑えてしまう文章ながらも、切実で壮絶な光景が目に浮かぶ記事でした。
この記事を読んで、私が真っ先に思い浮かべたのは「私がもし、親と別々に暮らしていたら、あるいは......」ということでした。
私は、たまたま結婚にさほど興味がなく(好奇心はありましたが興味はありませんでした)仕事をバリバリこなす才能もなかったため、低収入を理由にずっと親と同居をしていましたので、弱っていく母を段階を経てフォローすることができていますが、離れて暮らしていたら同じように母の変化に戸惑い慄いていたはずです。
今でも、たまに母の言動にイライラして言い合いになることがありますが、それでも、今後もっとしんどい状態になったときに、自分はどうするべきかを考える時間があるだけ、気持ちに余白があると思っています。
親の介護は、突然襲ってくる場合もあるかもしれませんが、大半は静かに少しずつ、そしていつの間にか担うことになります。
ほんの少しでも、考える時間があったら、救われる人も多いのだろうと思いつつ、それでもやはり親の介護はキツイことが多いので、ほんの少しでもお互いが穏やかでいられる方法と暮らし方を見つけられたらいいな、と思わずにはいられません。
こちらの記事は、まだ連載中らしくて、3回目の記事は10月に公開予定だそうです。
公開済みの1回目と2回目の記事を読みましたが、人に表現を伝えることを仕事としておられたにしおかすみこさんならではの、軽快で少し笑えてしまう文章ながらも、切実で壮絶な光景が目に浮かぶ記事でした。
この記事を読んで、私が真っ先に思い浮かべたのは「私がもし、親と別々に暮らしていたら、あるいは......」ということでした。
私は、たまたま結婚にさほど興味がなく(好奇心はありましたが興味はありませんでした)仕事をバリバリこなす才能もなかったため、低収入を理由にずっと親と同居をしていましたので、弱っていく母を段階を経てフォローすることができていますが、離れて暮らしていたら同じように母の変化に戸惑い慄いていたはずです。
今でも、たまに母の言動にイライラして言い合いになることがありますが、それでも、今後もっとしんどい状態になったときに、自分はどうするべきかを考える時間があるだけ、気持ちに余白があると思っています。
親の介護は、突然襲ってくる場合もあるかもしれませんが、大半は静かに少しずつ、そしていつの間にか担うことになります。
ほんの少しでも、考える時間があったら、救われる人も多いのだろうと思いつつ、それでもやはり親の介護はキツイことが多いので、ほんの少しでもお互いが穏やかでいられる方法と暮らし方を見つけられたらいいな、と思わずにはいられません。