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マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

ベランダに放置してあるものを処分

2019-10-29 | 日々の暮らし
ベランダに、ついモノを置いてしまうと、どうしても放置状態になってしまいませんか?
その、放置されたモノを処分することに着手しました。

ベランダにあるモノ
我が家のベランダにあるモノを、ざっくりと説明します。

 ・大きめのスクレイパー付きデッキブラシのようなモノ
 ・父が使っていた工具
 ・工具を入れている大きめのボックス
 ・小さな台
 ・収納付きホース
 
以前は棕櫚帚も置いていたのですが、外に放置し風雨にさらされた結果、柄の部分が劣化して握れなくなってしまったので、捨てました。

現在使用中
ベランダにあるモノで、現在使用中は収納付きホースのみ。
これ以外は、使わない、あるいは使いづらいので、以前から処分したいと思っていたのですが、家の中のモノを優先して処分していたため、なかなか処分できずにいました。

収納付きホースは、ベランダの掃除で使用していますが、ホースのヘッド部分を回すと放水状態を替えられるモノです。
ジェット噴射モードにすると、こびりついた汚れ以外は大体きれいになります。
週に数回、使用していますので、壊れるまでは処分しません。

使用中以外はすべて処分予定
父が使っていた工具、小さな台、デッキブラシ的なモノは、すべて処分対象です。
まずは、デッキブラシ的なモノと父の工具の一部を処分することにしました。

デッキブラシ的なモノ、と面倒くさい表記をしている理由は、名前がわからないからです(苦笑)
もともと、風呂場の天井や広めの床、大きな窓や壁などを、ブラシ部分で擦ったりスクレイパー部分で水滴を落とす便利グッズでした。
ところが、我が家では使う場所が限られる、たいして便利でもない便利グッズでした。

このデッキブラシ的なモノは、おそらく戸建てに住んでいたころに親が購入していたモノです。
そのままマンションへ持ってきてしまったようですが、風呂場は狭いため使用できず、床も土足ではないので(日本では当たり前ですが)使用できません。
使える場所があるとしたら、ベランダに面した窓とベランダの床。
そう思って、ベランダに置いて何度か掃除してみたのですが、ブラシ部分が大きすぎてめちゃくちゃ使いづらく、最終的には放置状態になってしまったので、捨てることにしました。

DIYが好きだった父の工具は、とにかくマニアックなモノが多い(笑)
私が生活していて、しょっちゅう使う工具と言えば、ドライバー各種くらい。
数年に一度くらいは、のこぎりや玄能程度は使いますが、あとはまず使いません。
もし、どこかが壊れたら、プロにお願いしたほうが手っ取り早いので、工具は不要です。

ただ、工具は一つ一つが重たいので、一度に捨てるとすごい重量になってしまい、私も運ぶのが大変だし、ごみ収集をする職員にも大変な思いをさせてしまいます。
少量ずつなら、お互いに負担にならない重さなので、とにかく少しずつ捨てることにしました。

一番最後に捨てるモノは、工具が入っているボックスです。
工具を捨てたら、不要になりますからね。

まずはデッキブラシと工具を少し捨てた
ここ最近、台風や大雨の日が多かったですが、ベランダにモノを置いておくと、強風が吹いたときに飛ばされてしまう可能性があります。
以前、台風の翌日に我が家のベランダによそ様のごみ袋がごみの入った状態で飛んできていました。
我が家は、ベランダにごみを絶対に置きませんから、明らかによそ様のモノ。
ベランダにごみ袋を置く習慣がある方の家から、飛んできたのでしょうね。
どこから飛んできたのかわからないので、結構不愉快でしたが代わりに捨ててあげましたよ。
マンションにお住まいの方は、ごみをベランダに置く場合は固定できるごみ箱へ入れるか、室内に置いておいてほしいものですね。

今年発生した台風19号は、伊勢湾台風に匹敵するほどの、過去最大級の勢力と被害をもたらしました。
福岡は被害は少なかったものの、強風が常に吹いていたので、軽いものであれば簡単に吹き飛んでいたはずです。
もし直撃していたら、ベランダに置いていたモノはどこかに吹き飛ばされていた可能性が高いです。

デッキブラシ的なモノも強化プラスチック製でしたので、ある程度の重さはあるものの、吹き飛ばされる可能性が十分にありました。
もしもの場合を考えたとき、ベランダにモノを置くことは賢い方法ではないので、吹き飛ばされると大変危険なデッキブラシ的なモノを、最初に捨てることにしました。

工具は、まだたくさん残っていますので、家庭ごみの日ごとに少しづつ捨てます。
小さい台も木製で、吹き飛ばされる可能性がありますから、次の家庭ごみ収集日に捨てます。

備える難しさ
モノを減らしたくても、備えはある程度必要ですが、心配性の方は、あれもこれも必要だと思えてきて、たくさんのモノを備えてしまいますよね。
私も、考えすぎてしまっているときに、モノを捨てられなくなります。
もしも、地震や台風で避難した場合に、あった方がいいかもしれないモノを集めていると、海外旅行へ持っていくレベルの大きいスーツケースが必要になります。
しかし、それは備えというよりは“念のため”という気持ちが強いので、本当に必要なモノを見極められていない状態です。

避難用品一式をまとめたバックパックが販売されていますが、中身を確認すると結構な量です。
内容をチェックしていくと、たしかに必要だと思うモノ以外に、普段は絶対に使用しないモノが入っています。
それが、備えに対する気持ちの揺るぎになってしまうのですよね。
これが必要なら、あれも必要にならないかな?と、必要だと思われるモノが増えてしまいます。

父の工具も、実は何かあった場合に必要になるかもしれな、と思ったりします。
それこそ、災害に遭いマンションから外へ出られなくなった場合に、工具が役立つかもしれません。
しかし、逆に一度全部捨ててしまって、改めて必要だと思えるモノだけ買いなおしをしたらいいのではないか、とも思っています。

備えは確かに大切なのですが、備え過ぎてしまう場合は、一度すべてをリセットしてクリアな状態から始めた方がいいのかもしれません。
ちなみに、我が家には飲食品のストックがわずかしかありませんし、全くない状態になるときもあります。
これは、逆に困る結果になりそうです。
いくら、ストックは最小限とはいえ、例えば家に閉じ込められて数日間過ごすことになったら、水、缶詰、常温で食べられるパウチパック食品などは、あった方が断然いいですよね。

備えるための処分
今回処分したモノは、不要だからという理由よりも、ベランダへ置いたら危険かもしれないモノという認識で、処分する気持ちになりました。
備えと言いながら、いろいろなモノを溜め込んでいたら、いざというとき本当に必要なモノがすぐに出せないかもしれません。
自分では、すべて必需品だと思っていても、そのときの状況で全く役に立たないモノもあるかもしれません。

本当に必要なモノは、ありとあらゆるシチュエーションで役立つモノではないかと、最近思うようになりました。
と言っても、何がそれに当たるのかは、モノが多い状態だと判別が難しい。
だから、備えとして溜め込んだり保管しているモノは、定期的にチェックして一度思い切って捨てたらいいのではないかと考えています。
本当の備えのために、一度全部クリアにしてみたら、その時点で

「あれは、捨てるべきではなかった」

と、直感的に思い浮かべることができるような気がします。
そうやって、捨てるべきではなかったと思えるモノだけを、再度集めて保管しておけば、何かがあったときにも対応しやすくなりそうです。

この感覚、考え、普段使っているモノのすべてに当てはまりますよね。
一度すべてクリアにしてしまえば、本当に必要だったモノが見えてくる。
その必要だったモノだけを、再度集めてみたら、必要最小限の生活ができるようになるのかもしれません。

しかし、普段の生活の中ですべてをクリアにすることは、時間的にも環境的にも難しいです。
特に家族と生活している場合には、協力してもらえるように根回ししておく必要も出てきます。
ですから、少しずつ気が付くところから処分を繰り返していくしか、方法がないんですよね。

ただ、それを言い訳にして、いつまでもモノを溜め込んでいては、やはり暮らしにくさが出てくるし、いざというときに手早く行動できません。
ですから、エリアごとでもいいし、アイテムごとでもいいから、定期的に全部出して、なんとなく必要だと思っているモノを思い切って処分してみたら、視覚的にも心理的にも判断がつきやすくなると思います。
その時点で、やはり必要だ、と思ったモノだけを買い足す、あるいは違うモノで代用するようにしたら、いずれは最小限の備えが確立するはずです。
出費が多少嵩んでしまうと思いますが、これからの暮らしが少しでもすっきりと楽になるのであれば、その対価だと思えばいいだけのこと。
今後は、何かを備えるときは、まず全部処分するつもりで出してみて、その中から絶対に必要だと思うモノだけを取り出していくようにしたいと思っています。


少し更新が遅れてしまいましたが、たまにパソコンで作業することがしんどくなるときがあります。
そういうときは、ほぼ一日中何もしたくないと思いながら、過ごしている日です(苦笑)
自分の行動も、もしかしたら余計な行動が多すぎて、しんどい日ができてしまうのかな。
モノを減らすだけではなく、自分の余計な行動も、一度全部出してみて、必要なモノだけピックアップしていけばいいのかもしれません(笑)