夜、ごみ出しに外へ出ると、マンションのエントランスいっぱいに、家具やインテリアや段ボール箱が積み上げられていて、引っ越し業者のスタッフが数人、待機していました。
同じマンションに越してきた方の、お荷物のようです。
私の引っ越し経歴
私の引っ越し歴は、家族全員でした経験のみで、独立や結婚で引っ越しをした経験はありません。
引っ越し経験は、合計で3回。
最初の1回は東海道~山陽新幹線の距離くらいを、あとの2回は市内の移動でした。
引っ越し理由は、1度目は父の転勤。
2度目は、賃貸から持ち家への引っ越し。
3度目は、立ち退きによる引っ越しでした。
いずれも、家族のモノがたくさんあった記憶があり、引っ越しのたびに次の家のキャパシティを考慮して、家具やインテリアを買い替えてきました。
私が最初に住んでいた家からずっと使っている家具は、父の手作り棚、リビングテーブル、洋服ダンス、和ダンス、チェスト2台中の1台、食器棚2台中の1台です。
このうち、洋服ダンスと和ダンスは中に何も入っていないので、処分予定です。
引っ越しで失敗だったと思うこと
私は、いずれの引っ越しも、決定権や主導権はありませんでした。
家具の買い替え提案や、自分が必要としている家具家電についての希望は言いましたが、両親は私が想像したモノとは違う家具を、購入していました(苦笑)
しかし、今思い返せば、使える家具があったのだから、そのまま使っていればよかったと思いますし、新しく買い足す必要もなかったと思っています。
なぜなら、家具の数が増えると、どうしても中に入れるモノを増やしてしまう結果につながってしまうから。
そして、その増えたモノを、現在ひたすら捨てているという現実(笑)
自分に決定権や主導権がなかったとはいえ、人生の見通しができていなかった若かりし頃の自分が、腹立たしく思います。
家具がなければ、モノを買っても溢れてしまいますから、定期的に捨てることができたのに。
まあ、親も私も、モノの購入に対しては、判断が愚かだったということです。
最初の引っ越しからずっと持ち続けている家具だけを、ずっと使うように心がけていたら、今頃お金も溜まってるでしょうし、スッキリした暮らしができていたでしょうね。
野次馬心理で家具をチェック
同じマンションに引っ越ししてきた方の荷物、エントランス中にあったため、通り過ぎながらどんな荷物があるのか、見てしまいました。
その場に居たのが引っ越し業者のスタッフだけだったので、少しジロジロと(苦笑)
最近は、収納家具の中身をわざわざ出して段ボールに詰めなくても、運搬してくれるサービスがほとんどだと思います。
今回引っ越ししてこられたご家庭も、段ボール箱はさほどなかったので、収納家具に入れた状態で運搬してもらったようです。
我が家の最後の引っ越し時も、このサービスを利用しましたが、まだノウハウが浸透していなかった時代だったので、タンスの引き出しが飛び出ないように、思いきりガムテープを貼られてしまい、剥がしたら家具の塗装が剥げました。
大した値段の家具ではなかったので、クレームは入れませんでしたが、今だったら絶対にクレーム入れていると思います。
さて、引っ越ししてきた方の荷物のお話に戻ります(笑)
ふと見ると、パイプハンガーに多量の子供服がかかったまま、エントランスに置かれていました。
我が家が引っ越しした際は、パイプハンガーなどの服はすべて段ボールに入れて、パイプハンガーをバラした状態で運搬してもらったのですが、このご家族は服をかけたまま運搬してもらうようにしたのですね。
ただ、ひとつだけ「それは失敗だったと思いますよ」と言ってあげたかったのが、子ども服の何着かは、裾が地面についていたこと。
引っ越しスタッフの方は、男性しか見かけなかったのですが、男性でしかもまだ結婚などしていなさそうなアルバイトスタッフは、そういうところ(服の裾が地面に付くこと)に気が付かない場合が多いのですよね。
お客様のお洋服は、直に地面に付くように置いてはダメですよ~(苦笑)
家具は、かなり大きなモノがいくつかと、ダブルサイズのベッドマットがありました。
ベッドは、そのままだと玄関を通過できない可能性があるので、バラした状態で運んで、再度組み立てるのでしょうね。
ここで、今度は私の勝手な心配事が...
私が住んでいるマンションは、間取りがいくつかあり、平米もいろいろあります。
しかし、決して広々とした間取りとは言えず、一番広い部屋でも家具を置くと途端に狭くなります。
以前も言いましたが、私が住んでいるマンションは昭和に着工して、平成元年に完成・引き渡し開始でした。
ですから、昔建てられたURのような間取りと広さに近いです。
最近になって、よく売却されているので、たまにリフォームの参考にするという名目で、見学させてもらうことがあります。
一番広いタイプの部屋にも入ったことがありますが、私が考えていたより、かなり狭く感じました。
ですから、他の部屋も似たような印象のはずです。
何が言いたいのかというと、ダブルサイズのベッドは、いずれ邪魔になりますよ、ということです。
はい、余計なお世話ですね(苦笑)
わかってはいるのですが、これまで何度もダブルサイズのベッドが、粗大ごみの日に出されている光景を目にしているので、このご家族も、そのうち粗大ごみに出すのだろうな、と勝手に想像してしまいました。
他の収納家具も、まだお子さんが小さいようなので必要ではあると思いますが、今からミニマムに過ごす準備だけはしておいた方がいいよ、と心の中でつぶやいてしまいました。
ベッドと布団はどちらがいいのか
野次馬報告はこれくらいにして、ベッドの存在について考えてみます。
今のマンションへ引っ越してきたときは、私はベッドを処分したのですが、両親はセミダブルサイズのベッドを持ち込みました。
当時は、自分の部屋が狭くなることがわかっていたので、私は布団を上げ下げして寝ることにしていて、20年くらい布団で寝ていました。
しかし、30代に入ったころから腰痛が少しずつ悪化して、ある日、布団から立ち上がることができなくなってしまいました。
一時的な症状ではあったのですが、今後また同じような症状が出たら生活に支障が出ると思い、思い切ってベッドを購入した経緯があります。
今使っているベッドが、そのときに購入したモノです。
両親のセミダブルベッドは、越してきて10年もしないうちにマットレスを置く部分が折れてしまい、粗大ごみへ。
その後は、和室に布団を敷いて寝るようになりました。
ただ、母は昼夜が逆転している人なので、布団で寝ることがほとんどなく、いつの間にかソファで寝起きする習慣が付いてしまいました。
身体に悪いからやめろと言っているのですが、まったく言うことを聞いてくれません。
まあ、いずれ介護をするときになったら、いやでもベッドへ寝てもらいますが。
さて、両親はベッドのない生活になり、私はベッドを使う生活になったわけですが、ミニマリストの多くは、ベッドは不要、布団の方が昼間部屋のスペースを広く使えるから、そっちの方が快適に暮らせる、とおっしゃいます。
私も、部屋のスペースは広く使いたいですし、将来は必要最小限のモノで生活するつもりですが、腰に負担をかけないためには、やはりベッドは必要です。
ベッドがあっても、空間を広く使うことはできます。
私の寝室は、決して広くはありません。
しかも、マンションの構造上、部屋の一角が張り出していて、家具を置く場合にかなりの制限が出てきます。
そういう場合に、ベッドを置いても広く使う方法は、ただ一つ。
“他の家具を減らせ”
すみません、当たり前の方法で(苦笑)
まあ、そもそもモノを持ち過ぎていたので、不要なモノを次々に捨てていって、ある程度モノがなくなってからベッドを購入しましたから、そこまで狭くなることもなく過ごせています。
間もなく、使っていたローチェストも母の部屋へ移動させるので、さらに広く使えるようになる予定です。
しかし、ベッドはない方が部屋を広く使える、というのは事実です。
もしも、布団の上げ下げを面倒に感じず、なおかつ腰痛や下肢に障害がなければ、布団で寝起きすることをお薦めします。
ただ、ミニマリストの方で寝袋へ寝ている方がいらっしゃるのですが、若い方限定にされた方がいいかと思います。
歳を重ねると、自分でも予測しない身体の異常が出てくるときがあります。
そういうとき、寝袋には寝ていられない身体症状が出るかもしれませんから、ある程度の年齢になったら布団で寝ることを検討したほうがいいと思います。
今回は見かけた引っ越しの話と、ベッドの要不要のことを考えてみましたが、ベッドに限らず今使っている家具全般、本当に必要かどうか、今一度見直したいです。
中身をしっかり整理したら、絶対にもう一つか二つ、家具を減らせるはずなのです。
家具を減らすことは、今後の課題ですね。
同じマンションに越してきた方の、お荷物のようです。
私の引っ越し経歴
私の引っ越し歴は、家族全員でした経験のみで、独立や結婚で引っ越しをした経験はありません。
引っ越し経験は、合計で3回。
最初の1回は東海道~山陽新幹線の距離くらいを、あとの2回は市内の移動でした。
引っ越し理由は、1度目は父の転勤。
2度目は、賃貸から持ち家への引っ越し。
3度目は、立ち退きによる引っ越しでした。
いずれも、家族のモノがたくさんあった記憶があり、引っ越しのたびに次の家のキャパシティを考慮して、家具やインテリアを買い替えてきました。
私が最初に住んでいた家からずっと使っている家具は、父の手作り棚、リビングテーブル、洋服ダンス、和ダンス、チェスト2台中の1台、食器棚2台中の1台です。
このうち、洋服ダンスと和ダンスは中に何も入っていないので、処分予定です。
引っ越しで失敗だったと思うこと
私は、いずれの引っ越しも、決定権や主導権はありませんでした。
家具の買い替え提案や、自分が必要としている家具家電についての希望は言いましたが、両親は私が想像したモノとは違う家具を、購入していました(苦笑)
しかし、今思い返せば、使える家具があったのだから、そのまま使っていればよかったと思いますし、新しく買い足す必要もなかったと思っています。
なぜなら、家具の数が増えると、どうしても中に入れるモノを増やしてしまう結果につながってしまうから。
そして、その増えたモノを、現在ひたすら捨てているという現実(笑)
自分に決定権や主導権がなかったとはいえ、人生の見通しができていなかった若かりし頃の自分が、腹立たしく思います。
家具がなければ、モノを買っても溢れてしまいますから、定期的に捨てることができたのに。
まあ、親も私も、モノの購入に対しては、判断が愚かだったということです。
最初の引っ越しからずっと持ち続けている家具だけを、ずっと使うように心がけていたら、今頃お金も溜まってるでしょうし、スッキリした暮らしができていたでしょうね。
野次馬心理で家具をチェック
同じマンションに引っ越ししてきた方の荷物、エントランス中にあったため、通り過ぎながらどんな荷物があるのか、見てしまいました。
その場に居たのが引っ越し業者のスタッフだけだったので、少しジロジロと(苦笑)
最近は、収納家具の中身をわざわざ出して段ボールに詰めなくても、運搬してくれるサービスがほとんどだと思います。
今回引っ越ししてこられたご家庭も、段ボール箱はさほどなかったので、収納家具に入れた状態で運搬してもらったようです。
我が家の最後の引っ越し時も、このサービスを利用しましたが、まだノウハウが浸透していなかった時代だったので、タンスの引き出しが飛び出ないように、思いきりガムテープを貼られてしまい、剥がしたら家具の塗装が剥げました。
大した値段の家具ではなかったので、クレームは入れませんでしたが、今だったら絶対にクレーム入れていると思います。
さて、引っ越ししてきた方の荷物のお話に戻ります(笑)
ふと見ると、パイプハンガーに多量の子供服がかかったまま、エントランスに置かれていました。
我が家が引っ越しした際は、パイプハンガーなどの服はすべて段ボールに入れて、パイプハンガーをバラした状態で運搬してもらったのですが、このご家族は服をかけたまま運搬してもらうようにしたのですね。
ただ、ひとつだけ「それは失敗だったと思いますよ」と言ってあげたかったのが、子ども服の何着かは、裾が地面についていたこと。
引っ越しスタッフの方は、男性しか見かけなかったのですが、男性でしかもまだ結婚などしていなさそうなアルバイトスタッフは、そういうところ(服の裾が地面に付くこと)に気が付かない場合が多いのですよね。
お客様のお洋服は、直に地面に付くように置いてはダメですよ~(苦笑)
家具は、かなり大きなモノがいくつかと、ダブルサイズのベッドマットがありました。
ベッドは、そのままだと玄関を通過できない可能性があるので、バラした状態で運んで、再度組み立てるのでしょうね。
ここで、今度は私の勝手な心配事が...
私が住んでいるマンションは、間取りがいくつかあり、平米もいろいろあります。
しかし、決して広々とした間取りとは言えず、一番広い部屋でも家具を置くと途端に狭くなります。
以前も言いましたが、私が住んでいるマンションは昭和に着工して、平成元年に完成・引き渡し開始でした。
ですから、昔建てられたURのような間取りと広さに近いです。
最近になって、よく売却されているので、たまにリフォームの参考にするという名目で、見学させてもらうことがあります。
一番広いタイプの部屋にも入ったことがありますが、私が考えていたより、かなり狭く感じました。
ですから、他の部屋も似たような印象のはずです。
何が言いたいのかというと、ダブルサイズのベッドは、いずれ邪魔になりますよ、ということです。
はい、余計なお世話ですね(苦笑)
わかってはいるのですが、これまで何度もダブルサイズのベッドが、粗大ごみの日に出されている光景を目にしているので、このご家族も、そのうち粗大ごみに出すのだろうな、と勝手に想像してしまいました。
他の収納家具も、まだお子さんが小さいようなので必要ではあると思いますが、今からミニマムに過ごす準備だけはしておいた方がいいよ、と心の中でつぶやいてしまいました。
ベッドと布団はどちらがいいのか
野次馬報告はこれくらいにして、ベッドの存在について考えてみます。
今のマンションへ引っ越してきたときは、私はベッドを処分したのですが、両親はセミダブルサイズのベッドを持ち込みました。
当時は、自分の部屋が狭くなることがわかっていたので、私は布団を上げ下げして寝ることにしていて、20年くらい布団で寝ていました。
しかし、30代に入ったころから腰痛が少しずつ悪化して、ある日、布団から立ち上がることができなくなってしまいました。
一時的な症状ではあったのですが、今後また同じような症状が出たら生活に支障が出ると思い、思い切ってベッドを購入した経緯があります。
今使っているベッドが、そのときに購入したモノです。
両親のセミダブルベッドは、越してきて10年もしないうちにマットレスを置く部分が折れてしまい、粗大ごみへ。
その後は、和室に布団を敷いて寝るようになりました。
ただ、母は昼夜が逆転している人なので、布団で寝ることがほとんどなく、いつの間にかソファで寝起きする習慣が付いてしまいました。
身体に悪いからやめろと言っているのですが、まったく言うことを聞いてくれません。
まあ、いずれ介護をするときになったら、いやでもベッドへ寝てもらいますが。
さて、両親はベッドのない生活になり、私はベッドを使う生活になったわけですが、ミニマリストの多くは、ベッドは不要、布団の方が昼間部屋のスペースを広く使えるから、そっちの方が快適に暮らせる、とおっしゃいます。
私も、部屋のスペースは広く使いたいですし、将来は必要最小限のモノで生活するつもりですが、腰に負担をかけないためには、やはりベッドは必要です。
ベッドがあっても、空間を広く使うことはできます。
私の寝室は、決して広くはありません。
しかも、マンションの構造上、部屋の一角が張り出していて、家具を置く場合にかなりの制限が出てきます。
そういう場合に、ベッドを置いても広く使う方法は、ただ一つ。
“他の家具を減らせ”
すみません、当たり前の方法で(苦笑)
まあ、そもそもモノを持ち過ぎていたので、不要なモノを次々に捨てていって、ある程度モノがなくなってからベッドを購入しましたから、そこまで狭くなることもなく過ごせています。
間もなく、使っていたローチェストも母の部屋へ移動させるので、さらに広く使えるようになる予定です。
しかし、ベッドはない方が部屋を広く使える、というのは事実です。
もしも、布団の上げ下げを面倒に感じず、なおかつ腰痛や下肢に障害がなければ、布団で寝起きすることをお薦めします。
ただ、ミニマリストの方で寝袋へ寝ている方がいらっしゃるのですが、若い方限定にされた方がいいかと思います。
歳を重ねると、自分でも予測しない身体の異常が出てくるときがあります。
そういうとき、寝袋には寝ていられない身体症状が出るかもしれませんから、ある程度の年齢になったら布団で寝ることを検討したほうがいいと思います。
今回は見かけた引っ越しの話と、ベッドの要不要のことを考えてみましたが、ベッドに限らず今使っている家具全般、本当に必要かどうか、今一度見直したいです。
中身をしっかり整理したら、絶対にもう一つか二つ、家具を減らせるはずなのです。
家具を減らすことは、今後の課題ですね。