咲き始めはごく普通のバラだが、開くと椿のような絞りのあるディープカップ咲きになるバラ「アラン・ティッチマーシュ」。花の重みで俯いて咲くのもいかにもである。命名はイギリスの著名な園芸家の名前によるとか。イングリッシュ・ローズらしい一品。
(2019-11 川崎市 生田緑地バラ苑)
アラン ティッチマーシュ Alan Titchmarsh
オールドローズの花形、香りを現代に蘇らせた素晴らしいバラです。
真ん丸の蕾から多くの花弁があらわれるディープカップ咲きはとても美しいです。
また花の重さと、花首の柔らかさから、
うつむいて咲き、それもオールドローズ風。
浅めに剪定すれば長く伸び、弓なりに伸びる枝は低めのアーチやフェンスに向きます。
また、剪定を深めにすれば、木立風のこんもりとしたシュラブになり、花壇の前面にも向きます。
有名な園芸家に捧げられたバラです。
品種名 アラン ティッチマーシュ Alan Titchmarsh
作出 2005年 イギリス David Austin
系統 S シュラブ
交配 実生 × 実生
花色 ディープピンク
花形 ディープカップ咲き
花径 大輪
芳香 強香 ★★★★☆
香質 ダマスク
開花 繰り返し咲き ★★★☆☆
樹高 1.7m