イジュー·ホーロー

ミュージシャン。雑記。喫茶店と映画。古本屋。猫など。flexlife青木里枝

グリム童話『ねずの木』

2014年05月03日 | memo


子供の頃にお話の会というのが、近所の図書館であって

聞きに行くのが大好きでした。


ろうそく一本たてて、部屋を暗くして、語り部の大人を囲んで

夜に子供が集まってきくのです。 (今考えたらちょっとすごい集まり)

ひとつトラウマのように心に引っかかっているお話があるのに、タイトルが分からない。



『継母が子供をいじめて、殺してスープにして、夕飯の食卓に出す…』というお話です。わわわ



近頃のニュースを耳にするとよく思い出すのです。

そして、グリムの昔から、子供というのは ずっといじめられたりして

家の中に居場所がない子が一定数いる…ずっと続いてきた人間の裏の歴史でもあるのだな。

子供の頃の私も家庭に居場所なかったですね。いじめられてはいないけど、めんどうな家庭で。





今日思い立って調べたら、すぐ分かりました。

『ねず の木』というみたいです。

子供の時に聞いた、はっとするショックと どうにも惹かれる物語である事に変わりはなかったけど




今読むと少し感覚が違いますね。じーん。

子供が生きるのは、見落としがちだけど過酷です。



タロットカードの世界観にも近いので、深読み歓迎な所も面白くて

死は再生や、成長とイコールなモチーフで、実はポジティブなメッセージも感じられます。

並のポジティブとはまったく違いますけど。

現代的なメッセージが沢山で、ほりさげたくてたまらない。夕方から頭の中はこればっかり。



納屋から引っ張りだして、読み耽る。

なんじゃそれー。この本の中に ねずの木、収録されてる。。。

記憶っていい加減。大人になってから読んでるね、私。



読めます。↓
http://d.hatena.ne.jp/camin/20070524/1180015487
http://www5b.biglobe.ne.jp/~miki-s/html/katari-29.html

ビョーク主演で映画になってるみたいですね。

映像で見るのは…きっときびしいので、観る事はないでしょう。

グリムは何年か周期で、自分の中で盛り上がります。
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