昨日あたり
この記事話題になっていて
ご覧になった方も
いらっしゃると思いますが
私も読んでみました。
RTしたこれとても良い。ラストの感想文も素晴らしかった。自分が作るものがこんな風に楽しんでもらえたら最高だな。
— 筒井大介(野分編集室) (@dtsutsu11) November 1, 2022
本を読んだことがない32歳が初めて「走れメロス」を読む日 | オモコロブロス! https://t.co/EmjDzoZvHI
本編の 走れメロスより
記事が長いです、の
ただし書きの通りのボリュームで
なのでスマホで読むのは諦めて
PCでおっかけました。
こないだ
ひょんな事から
息子と 走れメロス の話になって
短編だし読んでみたら?
と勧めてみたんです。
書体の読みやすそうな版を
ブックオフでみつくろって。
普段そんなに息子は
本を読むほうではないんですが
以外とさらさら読んでたので
感想聞いたり
走れメロスについて
会話を交わしたばかりで
記事の内容
私にはタイムリーだったし
親近感持ちました。
走れメロス。
息子的には
すごいいい話だけど
友達関係って
こんなにきれいな部分ばっかりじゃ
ないよねと思ったとのこと。
ならばとすすめたのが
走れメロスの
逆張り的な感じが
私は結構好きだったので
太宰治の 駆け込み訴え。
こちらも勧めてみました。
ご存知ない方のために
補足すると
キリストを裏切ったとされる
弟子ユダの視点で
なぜ彼がキリストを見切って
敵方に売るようなまねをしたのか。
という太宰治の短編で
走れメロス と
よく一緒に収録されてる作品です。
ブラックユーモアのようでもありつつ
ユダの切実感
だんだん気持ちが白けていく
理由、感情が独白の形で
綴られていきます。
…勧めちゃったけど
文体古くさくて
読みにくくなかった?など
気になる事をなげつつ
読後の感想を息子に尋ねると
ユダに共感出来る。
嫌なやつとか思わない。
(…考えてみたら
私が怖がっていまだに観てない
ダークナイトとかジョーカーとか観て
いい話だった。とかいってる人なので
メロスよりユダに共感するのは当然かもしれないし。ユダの方が人間として現代的に映るのかも、しれない。)
感想知りたいから
お父さんも読んでみてとのこと。
それじゃ、と
ファミレスに行った待ち時間に
太宰を父は読みふけり。
感想など交わしあう。
同じ本を読んだ体験を
会話しながら
共有するというのは
これは忘れていたけと
とても良いものだなと。
で、そういう事をウェブ上て
不特定多数の人とできている、
という意味で
冒頭の記事
とても良いなーと。
バチバチ日の当たる
大作映画とかTVドラマだと
SNSでの感想の共有も
なんだかんだある気がしますが
同じ本を読んで
体験を共有したり
自分と違う感想だったら面白いとか
時にはそんなはずないと批評したり
それは
とても大切なことですね。
それってあなたの感想ですよね。
ほんとに味気ない寒々しい世界で
会話の断崖絶壁。(と、常々思ってる)
意図的に背を向けたいし
閉塞感が 私には強すぎる。
前にも
ちょっとかきましたが
落語で言うところの
業の肯定とか
そっち方面だと
なんだかんだ落ち着くし
私みたいなのは
親近感も湧くわけだし
なんだかんだ
面白いから好きです。
謝謝
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