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死刑工場国家

2007-09-25 20:59:00 | 時事ネタ(国内)
色々あって、安倍政権はきっかり一年で終了した。
で、それの総括なのか何なのか、鳩山 邦夫法務大臣(福田政権でも法務大臣に再任)がカマしてくれた。
・『署名なし死刑執行を』 鳩山法相、辞職後会見で(2007年9月25日 東京新聞)

記事の見出しで、『辞職後会見』というのは多分安倍首相の辞職に伴う内閣総辞職によるものかな・・・。

それはともかく。
なんでも、本来死刑執行を行うには、法務大臣の許可がいるらしい。
鳩山法相は、この許可を行うという仕組みをなくしたいというのだ。
その辺を、東京新聞の記事から一部引用。
---- 引用開始 ----
鳩山法相は「判決確定後六カ月以内に法相が執行を命令しなくてはならないという法律は守られるべきだ。しかし、誰も死刑執行の署名をしたいとは思わず、法相に責任をおっかぶせる形ではない方法がないかと思う」と語った。

 刑の執行は通常、検察官が指揮するが、死刑は「重大性を考慮し特に慎重を期する必要がある」とされているため、法相の命令が必要。
法務省刑事局などが裁判記録を精査したり死刑囚の精神状態を検討したりするなど慎重な手続きを踏んだ上で、法相に署名するよう求めている。

 鳩山法相は会見で「わが国は三審制を採用し、最高裁裁判官の国民審査制度もある」と指摘。
今回の提案は、日本の司法制度に対する信頼が前提にあるとしている。
---- 引用終了 ----

おいおいおいおい。
冗談はよしゆきさん、と言いたくなる発言だわな。
もし、鳩山法相の提案が現実になれば、例え冤罪だろうと死刑が確定すれば半年以内には死刑が執行という事態になるわけだ。
刑務所では、時間が来ればいつものように(?)死刑囚に対し刑が執行される・・・。
これは、死刑工場といったところか。

果たして鳩山法相の発言、日本国内ではどのように受け止められるのやら・・・。


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