醜聞の連鎖

なんか、塩崎官房長官の事務所で経費の使い込み＋領収書二重計上が発覚したとか。
・政治とカネ：問われる塩崎氏の甘さ…領収書二重添付（2007年8月20日 MSN-Mainichi INTERACTIVE）
・塩崎氏事務所で領収書二重計上　『政治とカネ』　政権中枢も（2007年8月21日 東京新聞）

東京新聞の記事では、今回の騒動が内閣改造に影響することをこう見ている。

＞（中略）参院選での与党惨敗で傷ついた政権浮揚の目を見いだすには、閣僚に政治資金スキャンダルが噴き出すことは絶対に避けなければならない。
＞現在、官邸サイドでは閣僚候補にスキャンダルがないかどうか「身体検査」を進めているが、今回の件で、より厳格さが求められるようになる。
＞また、自民党内には「自分の政治資金をしっかりと調べ、問題があれば、どんどん訂正すればいい」（幹部）との指摘があり、各議員が自らの政治資金により監督責任を負うことも求められている（略）。

議員自らが自分の政治資金をきちんと監督しきれるかというと、正直怪しいのだが・・・。
問題を本気で解決するなら、政治資金の配布→利用→報告→検証の仕組みをもう一度作る必要があるのかもしれない。
その意味だと、某幹部の発言はちと甘い？

ちなみに、MSN-Mainichi の記事は以下のような文章で〆られている。
＞（略）塩崎氏の問題は、地元事務所職員が使い込みを隠すため、選挙運動費用収支報告書の領収書のうち６２６万円余分を、自民党愛媛１区支部の政治資金収支報告書に二重添付したもの。
＞赤城氏は更迭直前、政治団体と選挙区支部が同一の郵送代の領収書の写しを政治資金収支報告書に添付していたことが発覚した。
＞塩崎氏は赤城氏更迭を受けた今月１日の会見で
＞「閣僚は国民の範たる立場でなければならない。そういう点は特に注意をしなければいけない」と強調していた。


果たして、海外逃亡中海外訪問中の安倍首相はこの騒動をどう受け止めるのだろうか？