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Mugabe 大統領が主演・演出・脚本の喜劇 15

2008-06-27 20:32:54 | 時事ネタ(海外)
今日は一応ジンバブェで大統領選挙再投票の日。
でも、Tsvangirai 氏が数日前に選挙戦を撤退表明をしてるため勝負が決まった感ありありのこの選挙。
その一方で、ジンバブェ政府謹製 The Herald は連日外野からの抗議に対する批判に躍起。
ついには、アフリカ各国のジンバブェ情勢認識に関して非難を繰り出してきたのだが・・・。
・Source of information questionable(2008年6月27日 The Herald;web魚拓)

この論説では、アフリカ諸国がジンバブェに関する情報の入手方法について散々こき下ろしているって奴。
以下、この論説の訳文をでっち上げてみる。
例によって、訳文の正確性は一切保証しな(略
---- 以下訳文 ----
怪しい情報源

編集者:グローバル化された国際社会に向かい合えるだけの、アフリカの独立した本質と立場とは?

アフリカの指導者たちはそれらを聞き、尊重し、守っているのか?
何が彼らのジンバブェに関する情報源なんだ?

Mugabe 大統領が、アフリカにいる反対勢力が土地問題について自分達の意見や、ジンバブェが土地改革政策を実行した理由を問うのに特使を派遣した際、1対1の話し合いをやらざるを得ない場面を見てきた俺としてはこうした質問を投げかけたい。

その場において、Mugabe 大統領はジンバブェの歴史を教える:植民地主義、土地収奪、ジンバブェが土地変更計画を実施した理由・・・。

UN の事務総長ですらジンバブェの問題を解決したいという姿勢をあけすけに示した後で、こうした歴史を学ばなければならなかった。

多くのアフリカ諸国は、ジンバブェに関してやるべき任務がある。

だが、セネガルの Abdoulaye Wade 大統領がジンバブェを始めて訪問した際、彼はジンバブェのことインターネット上で使われてる情報で掴んでるのを確かに認めた。

MDC-T 党首 Morgan Tsvangirai 氏に同情的な人達が(ジンバブェの)兵士達が家に押し入り拘束すると Tsvangirai 氏に教えたことで Tsvangirai 氏が逃亡する以外の道が無くなった、という Wade 大統領の発言が水曜日に伝えられていた。

なるほど、賢明な Wade 大統領なら、これを信じてたとは俺達に言わないよな?

間際になって Tsvangirai 氏を助けに来るのは、このような「善良」な連中だ!
こいつらは、同じことを Johannesburg 国際空港でやってたんだ。
(多分、インタビューを受けることが多いから)

Tsvangirai 氏が個人的に関わってる(正確には米と英によるのだが)不法な経済制裁から、Tsvangirai 氏が人々を救うようにこの連中が伝えないのか?

インターネットを巡回する連中は、Mugabe 大統領と政府について非常に敵対的な断片的で大量の情報をよ~く知っている。

もしこうだとすれば、ジンバブェに対する世論と政治判断を決めるのに、こいつらがどこでその情報を手に入れたか?

MDC-T・・・特に Morgan Tsvaigirai 氏について「悪くない所を見ろ、悪くないところを聞け、悪くないと話せ」と、この殺人者と一緒にインターネットが煽るのか?
これこそアフリカにとって災厄だ。

Rosemary Magaya

Harare
---- 訳文以上 ----

・・・ジンバブェ政府が、他のアフリカ諸国に関する情報をどうやって掴んでるのか教えて欲しいわな。
これだけ高らかに、ジンバブェに関するインターネット上の情報の使い方云々を批判するんだったら、相当ジンバブェ政府は(国外の事情に関する)情報収集力と入手手段のレベルが高いんだろうな。
それこそ、SIS(英国の情報機関)も真っ青の実力じゃないかと・・・。
こりゃ、日本政府もジンバブェ政府の方々から情報収集力と入手方法を教わらないと駄目かもな。







って、んな訳ねぇか。


それにしても。
ジンバブェの笑えない状況にもかかわらず、ジンバブェで事業を続けると表明してる企業もいるんだよな。
しかも、英国の企業が・・・。
・Anglo American statement on Zimbabwe(2008年6月25日 AngloAmerican)

ま、日本の旅行業界の方々が視察に行ったりしてるくらいだし・・・。
なんつーか、こういう方々にとっては自分達の商売の方が大事なんだろうな。


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