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アクセス制御不在

2007-07-26 22:15:20 | パレスチナかイスラエルか
なんか、イスラエル軍の最高機密情報に対して簡単にアクセスできる状態になってたとか。
といっても、軍が使ってるネットワーク上での話だが・・・。
なお、イスラエル軍では、軍のネットワーク上に最高機密を流すのは処罰の対象とか。
・IDF computer system breach allows access to top secret files(2007年7月26日 Haaretz.com)

予備役の Amos Kahan氏(本職は医者?)によると、事のあらましは以下の感じか。


去年の6月にイスラエル軍のネットワークを使ってたら、最高機密にアクセスできてしまったという。
彼はこの状況と問題点()を、軍の通信部門(?)と情報セキュリティ部門に報告した。
(軍からは)書面で改善を行ったという報告はなかったものの、Kahan 氏には口頭で問題を認識したと伝えた。
これで、Kahan 氏が報告した問題は解決した、はずだった。

しかし、今年になって Kahan 氏が予備役について状況が改善されてるか確認したら、そうでなかったことが発覚。
埒が明かないとふんだのか、Kahan 氏は軍上層部だけでなく Haaretz にもこの一件をぶっちゃけた・・・。
これが、事のあらましに・・・なってるか?


ちなみに、この記事に関してイスラエル軍の広報はこう答えたとか。
>In response, the IDF spokesman said that the army "is not familiar with the complaint from last year."
> However, Kahan's new complaint, submitted last week, was immediately passed on to the relevant parties.
>"The IDF is investing a great deal, both in technological tools and in raising awareness, in order to eliminate this problem," the statement continued.
> "Significant violations are dealt with accordingly.
>  We wish to thank Captain Kahan for his vigilance."

去年のうちに問題を解決しておけば、ここまで大きく書きたてられることもなかったのに・・・。
合掌。


注:Kahan 氏が指摘した問題点は、以下の2点。
・最高機密はネットワーク上に存在しないはずなのに・・・。
・アクセス制御があってないようなもの。


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